音声編集のおはなしケロん!
おやすみ前のケロケロトーク!
生まれて初めてバイノーラル音源の編集をしたよ~!
明日は明日の風が吹くガマグチさんケロん!
今夜はボクの備忘録として、みんなが気になる音声編集のアレやコレをお伝えしちゃうケロ〜。音の編集やDTMが趣味な人に何かしらの助けになれば幸いですケロよ〜!
バイノーラル音源の音圧をについて考えたケロ〜。
主音となる声とその空間を気持ちよく作るためには、声自体の音圧を上げる事でより没入感が生じるケロ!みんなが車や家のスピーカーで鳴らす音楽は大きいほど気持ちがいいっていうあの感覚に似てるケロね~。
でもでも…単純に音量を上げようとすると……ホワイトノイズと呼ばれる無音状態での「サー」となる音がどうしても一緒に大きくなってしまうんだケロ〜。
試しにみんなが持ってるスマートフォンとかで動画を録画して…その音量を上げると「サー」っていう音が聞こえるはずケロ~。これはホワイトノイズと呼ばれているケロ!みんなが普段聞く音楽なんかは、この音が鳴らないように編集されているものを聴いているんだケロん。だから車や部屋のスピーカーで音量を大きくしても「キーン」とか「サー」って音が編集した状態では鳴りにくいように調整されているケロ!
ただ、こういうノイズを消す編集作業はとっても難しいんだケロ~。専用の機材があると編集が簡単になるんだケロ、そういう機材はたっくさんあって…5万円以上とかするものもあれば、500円で買えちゃったりするものもあるケロん。
もちろん!いい機材を通せば問題が発生したときに早期解決に結びつくケロ!…でも、必ずしもそれが自分にとって良く聴こえる音になるかはまた別の話だケロ~。音の聴こえ方は味と似ていて、高い料金を払ったから絶対に美味しい味になるってワケじゃないんだケロ~。
そうなると「結局、何を買ったらいいのか…何を使えばいいのかわからないよ~…」ってなっちゃうケロん。ボクもツイッターでもこの手の話は結構目にしていて、みんなのお悩みポイントだな〜って感じではいたんだケロん……
という事で、今回はセール価格5$(512円)で売っていたトランジェットプロセッサーを買ってみたケロん。と…トランジェットなんとかってなに……ケロ…
https://www.g200kg.com/jp/docs/dic/transientprocessor.html
ふむふむ、なるほどな〜〜って感じケロ!
そんなわけで…今回ボクのした編集では、このトランジェットプロセッサーを使用して音源の音圧を大きくする事に重点を置いて編集を開始したケロん!
①コンプレッサーを乗せる
音源が潰れちゃうわないように…優しく薄くかけたケロ。②ノイズゲートを乗せる
ノイズゲートでホワイトノイズは消せても、台詞後の余韻(サスティーン)が消えちゃうからこれも少しだけかけたケロ。③イコライザーを乗せる
音を聴きながら低域(ベース)をカットしたら、また別のイコライザーで中域(ミドル)を少し上げて低域もちょっとだけ残す…何度も聴いて余韻に違和感がないように少しずつかけて試していったケロ。④トランジェットプロセッサーを乗せる
そして最後にトランジェットプロセッサーを用いて音の具合を調整したケロ~。このソフトウェアで音の最終調整をしたら思っていたよりも音の余韻が綺麗に鳴っていたケロ!
こんな感じで音源をいくつも書き出して聴き比べを繰り返し、次にエフェクトをかける順番をまた変えて微調整していったケロ〜。そんなこんなで各種エフェクターとトランジェットプロセッサーでホワイトノイズを切る事に成功したケロ!
ただ、バイノーラルは録音の性質上、常に左右に音を拾っているから…片方のチャンネルに声がある場合で小さなホワイトノイズが発生していたら、逆側の音量を微調整しないといけないかな~~と感じたケロん。この辺はオートメーションを動かして対応できるかな…?まだまだ試行錯誤するつもりケロ〜!
今回は…
●トランジェットプロセッサーを使ってみる
●エフェクトを導入する順番を変えてみる
このふたつが早期解決に繋がるかもっておはなしでしたケロ!
ボクは学生の頃からギターが好きなのでエフェクターを弄る機会があったんだケロも…実は楽器の「エフェクターは絶対にこの並び方じゃなきゃいけない!」という決まりはないんだケロん。だから、これは楽器だけの話じゃなくて…DTMにおける音源や声に対してエフェクトをかける順番にも決まった順番がないって事ケロね!
色んなやり方や編集方法があるから「コレが一番いいよ!」とは言えないけれど…もし困ったときは試してみてほしいケロ~。みんなの音声作品ライフが良くなりますよーに!
ガマグチさんでした〜ケロケロばいばい!