投稿記事

RPGの記事 (9)

水ようかんはオーマを救う

こんばんは、シナリオ担当のオーマ@twilightjack000です。

今回から毎週木曜日は私の記事で情報発信を行っていきます。
流石に週三回の更新は多すぎたね……仕方ないね。

さて、制作情報の前にまずは宣伝を。

Ci-enでのサークル支援プランを開始しました。
参加者のみに配信されるHなゲーム(エロ特化)やそのアップデートをリターンとしてご用意しております。
さらにさらに、今後発表する新作作品の設定資料集の配布も検討中です!
その他にも、何か出来ることは無いかを打ち合わせておりますので、もし気になった方は是非、ご一考いただけると嬉しいです。

以上、宣伝でした!

では、本題です。
今回からは、少しブログっぽく私のことなども書いていこうかなと思っています。
勿論、制作ブログですので程ほどにですががが。

■コスプレイヤーズクエストについて

上記の宣伝にも書きましたが、この作品から設定資料集の配布を視野に入れる事になりました。ですので、キャラクターや世界観の設定をもう一歩踏み込んで見直したりしておりました。
そんなわけで、インプット&アウトプットを繰り返して脳みそがまぁまぁ疲れてます。

私は普段、甘い物は食べないのですが久しぶりに食べた水ようかんの美味しさに感動すら覚えました。
きっと、糖分足りてなかったのですね……バチコリ目が覚めた気すら覚えました。
何故、水ようかんかと言うと、アニメ「シロバコ」の矢野さんリスペクトという訳なんですねぇ。
矢野さんの頼れる先輩姿と、一転、弱々しい姿のギャップが凄く人間してて好きです。

おっと、話がそれてしまいました。

今回の作品はある意味「ギャップ」と言うものがテーマな部分もありますので、そういったところがどう描かれているのかを楽しんで貰えたらと思いながらペンを走らせております……ハイ。

■推しキャラについて

ありがたいことに、色々な方とお話する機会を頂いたりします。
そんな中、アニメやマンガの押しキャラは誰ですか? と質問を頂いた事があります。
その時直ぐに、私は推しキャラを答えることが出来なかったのですが、皆さんはどうでしょうか?

勿論、私にも好きなキャラはいます。
シロバコの矢野さんしかり、ハイスコアガールの日高さんとか。
……今気づきましたが、金髪キャラが好きなのかもしれません。特に意識したことは無いのですが。

少し話がそれましたが、「好きなキャラ」と「推しキャラ」この二つの区分は同一視していいのかと考えたのです。
「好き」と言うのは……まぁ、好みだったりだと思うのですが、「推し」と言うのは、熱狂的なイメージを強く感じます。
その辺、皆さんはどうお考えでしょうか? もし良かったら考えを聞かせてください。


とまぁ、後半は私の考えすぎチックな記事となりましたが今回はココまでとします。
ただ、たまには「好き」についてアレコレ考えてもいいのかなと思います。


それでは次回の木曜日にまたお会いしましょう!




↓↓サークル資金繰りスケブ依頼募集中です~↓↓
skeb



ツイッターでも情報発信してます~


クリックで販売ページへ****



★ボイスアップデートしました★ 9/3~9/30まで30%OFFです!!

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

設定変更や追加設定が行われているお話

みなさん今晩は、シナリオ担当のオーマです。
毎週水曜日は、私の記事で情報発信を行っております。

さて、今回のお話は……

追加設定や設定変更についてのお話になります。

……だからと言って詳しことは書けないのですけどね(ネタバレになりますし)

企画の段階で作品のストーリープロットの提出や、世界観の設定などの共有作業があるのですが、制作しているうちに、どうしても矛盾や設定の解釈違いなどが発生してきます。

そこで追加設定や設定変更といった形で調整をとっていくのです。

実はこの調整作業が凄く悩みどころさんなんやなぁ。

今回の作品でどうしても設定に無理を感じる部分があると、ぽてさんに言われここ数日間、様々な打ち合わせを行いストーリーやキャラクターの調整を行ってみました。

それでも彼の中では80%前後の調整具合のようで、上手いこと納まらないと言うのが現状の様です。
結論から言えば、大きく追加設定を取り入れる形にになるのですが、追加設定分のまとめであったり既存のストーリーへの無理のない介入などを試行錯誤している為、毎日が脳みそフルドライブ状態です。

嗚呼、虚無になりたい……。

それはさておき、今回のお話では私個人として試験的に導入したいストーリーラインを構築しております。
それがどう影響してくるのかは制作している私としても実に楽しみな部分ですので、是非気になって貰えれば嬉しく思います。

面白いストーリーにするために、私自身インプット作業を一杯しなければ……知識が、知識が足りない!

という所で、今回のお話は短い記事となりましたがココまでとします。
次回は、金曜日にぽてが更新いたします。

それでは、次回の水曜日にまたお会いしましょう!

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

特別企画! コスプレイヤーズクエスト前日譚!

みなさん今晩は、シナリオ担当のオーマです。

@twilightjack000 ← Twitterもやってます、お気軽に話しかけてくださいね。

毎週水曜日は、私の記事で情報発信を行っています。

さて、今回の記事ですが完全に読み物回となります。
ですので、完全文章オンリーになりますことご容赦ください。

ではどんな内容化と言いますと

コスプレイヤーズクエスト前日譚

となります!
主人公のころもちゃんが、どういった経緯でコスプレに興味を持ったのかを彼女視点で書き起こしました。
ころもちゃんがどんな人物で、どんなこと考えてるのか? 

楽しんでいただければ幸いです!


■私の世界 ~コスプレイヤーズクエスト前日譚


 買い物帰りに見上げた空は、揺らめく夕日の輝きで蘇芳から深く深い群青に染まって行く。暮れていく陽の光が空の境界をぼかすころ、そこかしらの建物を煤で汚れた様に影らせていく。ほんの少し先の風景すらも、よく目を凝らさなければ曖昧にしか見えない。

 私はこの黄昏の時間が、ほんの数十分しか見る事の出来ないこの光景が一番好きだ。

 町中の喧騒も、公園で遊ぶ子供の声も、このほんの一瞬この時間だけはシンッと静まり返る。聞こえてくる音は、虫のリンとした鳴き声と、時代錯誤な豆腐屋さんのラッパの音。ほんの数分の違いだけで、町は大きく表情を変える。この不可思議な雰囲気に、胸が弾むのは私だけなのだろうか?
 
 なぜ胸が弾むのかは良くわからないけれど、意味づけてしまうとするのなら、それはきっと空高く輝く陽の光が私には眩しすぎるからなのかもしれない。

 真っ青に広がる空を見上げるのは好きだし、そこに流れる大きな入道雲を見ては色んな事を思い浮かべたりもする。きっとあの積乱雲の中には、雷鳴轟く嵐に守られた古の天空の城があるんじゃないか? とか。雲の向こうのアステロイドの河には、未確認の文明の跡があったりだとか。
 
 空想に想いを馳せることは多い。
 でもそれは、誰とでも共有できるものじゃない。

 クラスの女の子はコスメやファッションの話に夢中で、どう考えても私とは話が合わないし、男の子の方が私にとっては興味深い話をしている。だからと言って、その輪の中に入る勇気は私にはない。

 みんな各々、眩しく輝いていて……。

 ほんの一歩踏み出す勇気を持てない私は、輝かしい青春を歩んでいるとはとても言い難い。

 私から歩み寄らなければ、何も変わらない事は十分わかってるつもりだ。それでもそれが出来ないのは、拒絶されるのが怖いからだ。傷つくのが怖いからだ。傷つけるのが怖いからだ。

 いつか何かの本に書いてあった。

「出会いとは別れの始まりである」

 私にはとても寂しく、とても悲観的な言葉に思えた。それと同時に、物事の心理的なモノを感じた。
 
 当たり前のことだからこそ深く考えなければならないし、当たり前のことだからこそ大切にしなければならない。

 おじいちゃんも似たようなことを言っていた。

「形あるものはいつか崩れるものだ。だかこそ、道具と言うものは一生物だと思い大切に扱うんだ」

「大切に使えば魂が宿り、磨いてやれば心を宿す。これが大事にすると言う事だ」

 世界の心理と言うものは、案外簡単な言葉で出来ているのかもしれない。

 難しい言葉で自分を取り繕って、言い訳しながら自分の気持ちに目を背けている私は客観的にみて何がしたいのか分からない。そんな半端な気持ちで誰かと関わっても……多分、上手くやっていけない。

 何より、誰と、何を話したらいいの?

 そんな簡単なことですら、無意味に深く考え込んでしまう。

 だってそうだ。

 みんなが他の話題で盛り上がっているのに別の話題で私が唐突に横やりを入れるのは、単に私は空気が読めない痛い子になってしまうだけ。そんな事態は誰もが望んでないだろうし、私も望んでいない。

 だから私は、教室で静かに読書をしているのが正解なんだ。

 そんなだから、この年になっても友達の一人も出来たためしがない。

 昔はもっと、誰かとお話だなんて簡単に出来てたはずなのに……昔の私はどうやって友達と話していたんだろうか?

 そもそも、あの頃の友達は友達と果たして言えるのだろうか? 今となっては、誰一人連絡も取ってないし、何ならその後の消息を知ってる人なんていやしない。

 私の記憶が正しければ、一緒に何か同じ遊びをしていたのかすら怪しいレベルだ。

 ……思い返せば思い返す程、鬱な気分になる。

「はぁ……」

 私は私の曖昧な心の空模様に大きくタメ息をつく。

 同じ曖昧な空模様でも、相反する二色が交じり合う夕闇の空は見とれてしまう程に美しく、儚く、心惹かれるというのに、私の心の空模様はどんよりとした曇天そのものだ。

「よぉ、デカいタメ息ついてどうした?」

 聞き覚えのある野太い声が、私の後ろから聞こえてくる。

 振り返るとそこには、筋骨隆々で黒い短髪をツンツンに逆立てたボディービルダー……ではないと思うけど、それは見事な胸筋をピクピクと動かす笑顔の男性が立っていた。

 彼は「流 紘一(ながれこういち)」

 私の家の近所に住んでいる大学生のお兄さんで、子供のころから良く遊んでもらったりしていた気さくなお兄さんだ。一人っ子の私には本当の兄の様な存在で、マンガやラノベの貸し借りやおススメのゲームの話題で盛り上がれる唯一の人物だ。

 筋トレが趣味でボディービルダーみたいな見た目をしているし、目つきが非常に悪いので色々と勘違いされそうなものだけど、彼の笑顔はその全てを打ち消してしまう程に清々しい。

「流のおにいちゃん」

「何か悩み事か?」

「いや、別にそんなんじゃないけど」

「そうか? まぁ、ネガティブになるくらいなら、取り合えず笑っとけばいいぞ」

「そればっかだね」

「だが事実だ。意外とそれで何とかなるもんだ」

「うーん、それはどうかな?」

 流のお兄ちゃんの持論は多分間違ってないとは思う。この人はこう見えても意外と切れ者だし、理系男子でもある。きっと何か根拠があっての考えだとも思える。

 故に、文系である私には稀に理解できない発想や答えを導き出す。

 ……まぁ多分、それは私だけが感じる事じゃないのかもしれないけど。

 とにかく、良い人である事には変わりがない。実際、友人も多いみたいだし、流のおにいちゃんの家には留学生がホームステイしているみたいだし、一家全員が気さくで面倒見が良いときている。

 見習うべき良い人物なんだと思う。

 ただ、一つ欠点をあげるとしたら……。

 それは、えっちな本を堂々と部屋に散乱させていることだ。

 たまにゲームしに遊びに行くと、目のやり場に非常に困ってしまう。そんな私の反応をニヤニヤしながら「何だ? 興味あるのか? もうそんな年頃か~」と、悪びれるどころかセクハラまがいな発言をしてからかってくる。

 そんな危ない人じゃないのというのは分かっているけど、からかわれるのは未だに馴れない。

 この前貸してくれたマンガも……えっちな描写が多くて正直どう読めば良いか理解に苦しんだ。そんな私を見透かした様に感想を聞いてくるものだから、困った性格をしている。

 おかげさまで、知識だけは備えた耳年魔になってしまった。

 自分としても実に嘆かわしいことだけど、この知識が必要になる事態が訪れる目途は残念なことに立っていないというのも……それはそれで嘆かわしいのかもしれない。

 そんなことを考えると、自然とまたタメ息がこぼれてしまう。

「はぁ……」

「今日はえらくタメ息が出るじゃないか」

「……半分は流のお兄ちゃんのせいでもあります」

「おいおい、俺はまだ何もしてないぞ?」

 少し頬を膨らませて睨みつけてみる。

 そんな私の態度に、流のお兄ちゃんは何吹く風よと笑顔を崩さない。この人のこう言った、変なところ大人な部分は随分と卑怯だ。彼からしたら、遥か年下の女の子に嫌味を言われた所で、それは可愛らしい反抗の様なものだ。

 ……それがもし、同じ立場の人間からだったらどんな反応をするんだろう。どんな反応をすべきなのだろう?

 私にはそんな相手がいないから、良く分からない。

 同年代の、同じ志の、共通の趣味の。

 友達、仲間。

 いつかそんな相手が出来たのなら、少しは大人な考えが身に着くのだろうか? 夢を語って、ケンカして、一つの事に取り組むことが出来たのなら、少しは変わることが出来るのだろうか?

「そうだ、ほらコレ今週の奴」

 ぼんやり考え事をしながら歩く私に、流のお兄ちゃんは雑誌を手渡してきた。

 彼が手渡してきたマンガ雑誌は、今流行っているアニメの原作マンガが掲載されていて、私もそのアニメとマンガのファンであったことから、流のお兄ちゃんは折角ならと毎週読み終えると私に回してくれるのであった。

「あ、ありがとう」

「今週の展開は熱いからな、震えちまうぞ?」

「本当に? 流のおにいちゃん、結構盛るからな~」

「いや、今回はスゲー良い展開だったぞ。伏線回収もあるからな」

「ネタバレはダメだよ」

「おっと、じゃあ楽しみに読めよ」

 いつの間にか自宅の前までたどり着いた私は、「じゃあ」と手を振り背を向ける彼を見送った。

 ふと空を見上げると、夜のしじまを称える様に星々がキラキラと瞬いていた。

 
 部屋に戻った私はベッドに飛び込むと、先ほど流のおにいちゃんに貰った雑誌を手に取る。表紙を眺めるとそこには、マンガのヒロインのコスプレをしたグラビアアイドルが大きく映し出されていた。

「ん? コスプレ?」

「雑誌間違えたのかな?」

 表紙に書かれた名前を読み返す。どうやら雑誌に間違えはないみたいだ。

「この雑誌って、こんな企画もするんだ」

 ページをめくり雑誌を読み始める。

 まず目に飛び込んできたのは、表紙の女の子のグラビア特集であった。

「コスプレかぁ……やってる人は凄いなぁ」

 コスプレというもの自体は流石に知っていた。

 何なら、コスプレイヤーたちが集まるイベント何かもあって、そこではコスプレイヤーさんたちが交流を深めたり、「合わせ」と呼ばれるオフ会を打ち合わせたり主催したりと様々な活動が行われている。

 私に言わせてみれば、とんでもなく華やかな世界だ。

 そんな世界の人たちとは、住む世界が違うなとずっと線を引いて眺めていた。

 そう思っていたはずなのに。

 掲載されているコスプレグラビアを眺める程に、そんな思いが打ち消されて行った。

 自身の着丈に合わせた衣装、細かく作り込まれた装飾品、一切の妥協を見せない作りの武器。

 そのどれもが私の心を釘付けにして行く。

 メイク一つとっても、キャラクターの雰囲気に寄せるために現実ではありえない手法を取り入れ、ポージングや写真映りの角度もしっかり計算し撮影されていて、その写真一枚にかける情熱と手間に思わず見とれてしまった。

 そして最後につづられたインタビューに、私は深く感銘を受けてしまった。

「コスプレは私にとって人生そのものです」

「苦しいことも嫌なことも一杯ありましたが」

「何者でもなかった私を、本当の意味で変身させてくれました」

「この活動で出来た仲間が、思い出が、全て私の宝物なんです」
 
 決して、このレイヤーさんの宝物を羨んだわけじゃない。

 この人に、この人生観に私は憧れてしまった。
 
 
「私にはそんな相手がいないから、良く分からない」

「同年代の、同じ志の、共通の趣味の」

「友達、仲間」

 
 望んだ所で、羨んだ所で、都合よくそんなものは目の前に現れてはくれない。

 自分から何かやってみなければ。

「何者でもなかった私を、本当の意味で変身させてくれました」

 私の心の曇天に、一筋光が差した様にも思えた。

「本当の意味での変身……」

 気づくと私は、スマホを片手にコスプレについての情報を検索していた。

 ざっくり調べてみたイメージではやっぱり色々な意味で敷居は高そうには感じたけれど、私は幸いにも裁縫は得意だったこともあり、まずは一歩、衣装についてはどうにか出来るかもしれない。

 もっと情報と資料を……技術を。

 憧れた人がいる世界、憧れの人が人生と言う世界。

 その世界に踏み出せば、私も変わることが出来るかもしれない。

 私の世界が少しだけ動いたのかもしれない。

 今はまだ曇天なのかもしれないけれど、いつか見た夕暮れの様に陽が落ち、夜のとばりを越え、晴れやかな朝日が昇るかもしれない。

 そのどれもが思い出になる日が来る、本気でそう思えた。

 ほんの少し先の風景は、まだまだ目を凝らさないと曖昧にしか見えないけれど。

 進みたい道は、ハッキリと見えた気がした。
 

 -----------------------------------------------------------------------------------------

如何でしたか?

今回は本編が始まる前のころもちゃんのお話でした。

それでは、今日はこの辺で終わりといたします。

次回更新は、金曜日にぽてが更新します!

では、また次回の水曜日にお会いしましょう。

 

追伸:サムネ用に申し訳程度の使いまわし画像を入れさせてください。
やはり画像がないと寂しいですからね!
 
 

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

教えて! オーマさん!!

こんばんは、この世の虚無を集めた物体、オーマです。

ほんの些細な操作ミスで、書いてた記事の内容が全て消え去ってしまい「嘘だろ」と思わず声をあげてしまいました。

あれだけ保存はマメにと自身に言い聞かせていたのですが、最近のツールは自動保存がデフォルトですので失念していました……悲しいかなぁ。

まぁ、消えてしまったものは仕方ないので取り合えずつらつらと書いていきましょう。

さて今回は、主人公の「ころも」ちゃんの設定を深く掘り下げてみていきましょうと言うお話になります。
主人公の事を深く理解して頂ければ、作品を手に取っていただいた時、よりゲームを楽しんで貰えるのではないか?
そういった狙いがあるわけなんですねぇ。
ですので、既存のイラスト(まだまだ出せないイラストがあるんゴねぇ)や文章が多くなる記事となる事をお詫びさせてください。

それでは早速、彼女の心の中を覗いてみましょう。


■ころものパーソナリティーについて

本当は目次などでカッコいい記事にしようかと思っていたのですが、Ci-enの仕様がイマイチ理解できてないため急ごしらえな記事になっていますがご容赦ください。


さて、上記はころもちゃんの簡単なプロフィールとなります。
この「コスプレイヤーズクエスト」では登場人物は全てハンドルネームを名乗ると言う設定があります。
そんな中、数少ない本名を名乗るキャラクターでもあります。
ストーリー上、名乗るシーンがあるのですがとっさに出たのが本名だった訳ですね。
そのことを踏まえると、「普段名乗る機会が多いのは本名である」「ハンドルネームを名乗る機会が少ない」の二点が見えてきます。

彼女の場合は、単純に「ハンドルネームを名乗る機会が少ない」さらに言えば「ハンドルネームを考えてなかった」と言うのが解ではあります。

では何故、その様な状況であったのかを覗いてみる事にしましょう。

図の様に、彼女は人見知りをするタイプの女の子です。
さらに言えば自分は陰キャと思っている節もあります。

これは彼女の育った環境が大きく影響しており、それを少し拗れた理解の仕方をしているのが原因のなのかもしれません。

ころもは、黒井家の長女としてごく一般的な家庭に生まれました。
兄弟姉妹はおらず俗にいう一人っ子であり、女の子と言う事もあり、それはそれは大切に可愛がられて育ちます。
幼い頃の彼女は、動物のヌイグルミやサ〇リオ、シルバニ〇ファミリーの人形で一人遊びする大人しい女の子でした。
母が良く目にする光景は、人形を使ったオママゴト。

彼女は幼いころから、自分の中に一つの世界観と言うものを持っていたのが伺えます。
それは良く母に読み聞かされた、ピーター〇ビット等に代表されるファンタジー絵本が大きく影響しているのでしょう。

この頃から彼女は、割とインドアな指向を持ち始めています。
彼女の趣味の一つでもある読書の嗜好も、この頃には形成されたのかもしれません。
三つ子の魂、百までとも言いますからね。

ある日のこと、ころもが泣きながら母の元へ現れます。
手に握られていたのは、腕がちぎれ綿が飛び出したカエルのヌイグルミ。
母がどうしたのかと尋ねると、どうやら近所の女の子とヌイグルミの引っ張り合いとなりそれが災いして転んだとのこと。
転んだ痛みで泣いているのかと思った母は、救急箱を取り出しますが、ころもの口からは予想外の言葉が飛び出します。

「私は大丈夫だから、カエルさんにお薬ぬってあげて」

我が子の言葉に母はきっと「……尊い」と思ったことでしょう。私もそう思いました。
母は裁縫箱を取り出すと、破れた部分を丁寧に縫い上げヌイグルミを奇麗に治してあげました。
目を輝かせ喜んだころもの姿に、母の子育ての不安などは吹き飛んだことでしょう。
大丈夫、この子はきっと優しく強く育つ。

上記の出来事から、ころもは独自の世界観をしっかりと持ったロマンチストな部分があり、想像力や豊かな発想を持ち合わせる面が見え隠れしています。
彼女の持つ他者への優しさもこの頃にはしっかりと形成されており、それは絵本の世界にある道徳的なストーリーが深く影響していると思われます。
これらを踏まえた上で彼女自身、周囲の子たちとは少し話が合わないかもと感じ自分から、他者との境界線を知らず知らずの内に引いている部分があります。
それが自身を陰キャと評している、少し拗れた自身への評価につながっているのでしょう。


■価値観や趣味趣向について

ころもは物を大切にする人物であり、それはヌイグルミを治してくれた母や祖父から受け継いだ価値観の様です。
彼女の祖父は、非常に厳格な人物であったようですが、初孫のころもにはそれはもうデレデレだったようです。
そんな祖父は書道の先生であり、道具の扱い、手入れにはこと煩かったようです。

「道具と言うものはね、一生ものなんだ。大事に使えば魂が宿り、磨いてやれば心を宿す。そういうもんだ」

とよく聞かされていたようです。
物を大切に扱う様に育てられた彼女の持ち物は、古びてはいるがキチンと手入れされ、部屋も散らかっておらず、几帳面な様子をうかがう事が出来ます。筆者とは大違いですね。

上記の様に、何でも大切に扱い手入れもするものだから、彼女の手先の器用さは日に日に磨きがかかります。
祖父から直々に書道も習っており字が奇麗で、俗に言う美文字の書き主です。

前項で触れたカエルのヌイグルミの件で、裁縫にも興味を抱き母に習ったり自身で勉強したりと裁縫技術もかなりのものです。
ゲームで登場するある人物からもその技術をほめ倒されるシーンもあるくらいです。

そんな彼女がコスプレに興味を抱いたのは、近所に住む年上のお兄さんが読んでいた雑誌(ころもが好きなマンガが掲載していたので、良く貸してもらっていた)に特集されていた、マンガのヒロインにコスプレしたグラビアを見たのが発端の様です。

大好きなマンガやファンタジーの世界の住人に扮するコスプレという文化があるのは知っていた様ですが、グラビアのレイヤーさんの完成度や、なりきり度に深く感銘を受けた彼女は自分もやってみようと思い始めます。

しかし、衣装は彼女の想定よりも高額なものが多く、一度躓くことになります。
どうしたものかと考えながらネットで関連記事を読み漁っていると、レイヤー衣装は自作する事が多く、服のパターンなども有志がアップロードしていたりと、多少は出費が必要であるがその気になればどうとでもなる事を知ります。

あとはその世界に踏み出す一歩だけ……そんな事を考えることなく、彼女はミシンを走らせます。
とにかく、お試しで一着作ってしまおう。
そもそも裁縫が得意であったこともあり、想定よりもすんなり衣装の基本になる下地を作り終えた彼女は衣装作りに夢中になっていきます。

こうして衣装作りに熱中していく彼女は、とにかくその技術や知識を磨いていくことになります。
しかしこの時、衣装作りに熱中するあまり、彼女は大きな課題が残っていることに気づいてはいませんでした。


■人見知り、自身を持てないことにいついて

衣装作りに熱中するあまり、大切なことを見落としてしまうころも。
それは、「ただ作って満足するだけではなく、批評されなければ次のステップには進めない」と言うもの。
何よりも、自分の作ったものを見てもらいたいというものは、クリエーターとしての当然の欲求であり、それは彼女も例外ではなのです。
そんな自身の気持ちに気づいた彼女は大きく戸惑う事になります。

これまで作った衣装は、全て自身の着丈に合わせたものであり、仮に誰かに着てもらおうと思ってもそれを頼める仲間がいない。

この時こそ、彼女は自身の人見知りを大いに呪ったことでしょう。

誰かに頼れないのなら、いっそトルソーやマネキンに着せてSNSにアップしたらどうか?
など、様々な打開策を検討しますが、それでは抜本的な解決にはならないと悟り、意を決してコスプレイベントの参加に申し込みをしようと考えます。

……が、どうしても申請フォーラムのボタンが押せない。

頭によぎってしまう負の感覚。

自分の作った衣装は不格好で見苦しくないか? メイクはキャラに寄せれてないんじゃないか? そもそも私にこのキャラは不釣り合いじゃないか? キャラの雰囲気ぶち壊しになるんじゃないか? 私みたいな半端な気持ちで参加して何をするのか? 私には参加する理由……ないじゃない? 私が参加しても迷惑になるんじゃ?

真剣に考えるからこそ、負の考えが頭を巡る。
これはどんな人にも言えることだと思います。

真摯に向き合うからこそ、自分に自信が持てない、自分が半端に見えてくる。
そういったモノが彼女にとっての恥を生み、前へ進む事を渋らせます。

この場合の恥と言うものは、マクロ的に見てしまえば自身の中だけの話であり、他者から見たら案外と大したものではない事が多いです。
しかし、そう考えたらいいと言うのは随分と投げやりな話であり、本人からしたら大きな問題なのです。
ころもにとって、この悩みを打ち明けることが出来る人物がいないのも逆風ですね。

何より彼女は、自身に魅力がないとも思っているタイプなので、なお更話がややこしくなります。

客観的にみて、ころもは誰にでも優しく、穏やかで、整った容姿をしているので陰で人気の出るタイプであり、オナペット(表現が古い)にされやすいイメージです。
そういったタイプの女の子に、男でしたら一度や二度と言わず憧れたことがあるでしょう。筆者はいまだに憧れてます。

ただ、彼女からしたら、クラスの中心にいる誰とでも仲良くなれる女の子や、明るくサバサバとした派手目な女の子、フレグランスや化粧品の香りに身を包むイケてる華やかなギャルたちと比べれば、自分は地味だし華やかさもない、なにより話も合わないと思っているようです。

隣の芝は青いとはよく言いますが、こういった悩みは年頃の女の子にとっては酷く重要なことには違いありません。

そういったことから、自信を持てずモヤモヤする時間を過ごす日々が彼女を襲う事になります。


■まとめ

随分と長い記事となってしまいましたが、まとめになります。

・独自の世界観をしっかりと持ったロマンチスト

・物を大切に扱い、彼女の道具は古びてはいるがキチンと手入れされ、部屋も散らかっておらず、几帳面な様子

・コスプレイヤーさんの完成度や、なりきり度に深く感銘を受けた結果、自身もその道を歩むことに

・人見知りで、引っ込み思案なところがあり、あまり自分を前に出したがらない


上記の様なイメージを持つ、かわいらしい女の子が


こんなことや

あんなこと

こんな姿を本作品では披露してくれます。(恍惚)

今回書きました設定から、ころもはこの「コスプレイヤーズクエスト」でどのような道を選択し、どのように成長するのか?
是非とも、ご期待頂ければ嬉しく思います。

それでは、今回はこの辺りで終わりとさせていただきます。
次回金曜日は、ぽての記事となりますのでお楽しみに!

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

今回はオーマさんの提供でお送りいたします

皆さんこんばんは。
知っている人は知っている、知らない人は誰だオメーな存在です。

ぢゅぱり屋本舗の人として記事を書くこと自体がお久しぶりなシナリオ担当の「オーマ」です。覚えて帰ってね!

今回の記事から私もCi-enの投稿を始めちゃおうねということで、ちょいちょい見慣れない文章が現れることになりますが楽しんで貰えれば幸いです。

勿論、「ぽて」の記事も今後つづきますのでご安心を。

前置きが長くなりましたが軽く自己紹介。

基本的には、ぢゅぱり屋本舗でシナリオメインで活動しております。
「九重うめ」名義で気ままに執筆なんかもしています名もなき物書キッズです。

うーん、それくらいしか自分を語る事がない……です。

あ、お酒好きです。
アルコールで脳ミソ溶かしてる時が一番ハッピーですよね。

前回、「私の王子様」ではエロシナリオをメインに参加してました。
なのであんな感じの文章を書くイメージを持っていただければと思います。
今回の「コスプレイヤーズクエスト」では、メインシナリオとメインエロを中心に活動するので頑張ろうと思っています。

しかしながら、私がココに書けるようなネタと言うものは、所謂ネタバレ属性が非常に強くなってしまいます。
そこら辺のバランスを上手く舵取りしながら記事にしないと大変な事になっちゃうので、そう言ったことが起きない様にヨイカヨシ!を徹底しましょうね。

さて、ここまで御託が並んでおりますが、そろそろゲームの情報に触れていかなければ……。

私の記事では、設定や若干のストーリーなんかを発信していこうと思います。
記念すべき第一弾は、主人公とその仲間の簡単な設定を紹介していきます。


■まずは主人公のころもちゃんです。


性格
趣味:コスプレ(宅コス)、衣装作り
好きなモノ:ファンタジー作品、アニメ
嫌いなモノ:人間関係(嫌いというより苦手)グイグイ来る人

引っ込み思案で、少しネガティブな思考を持っている。
自身の中で私なんかが……などとマイナス思考が邪魔をする、典型的な陰キャタイプ。
いつかはコス仲間や、好きなアニメを語り合える友人が欲しいとは思っている為、
人前に出るのが消極的なだけで、他者との交流を拒絶している訳ではない。

■鉄仮面


〇性格
趣味:筋トレ、コスプレ
好きなモノ:ファンタジー作品、鉄仮面、筋肉、MMORPG
嫌いなモノ:イジメ

ころもが転移した世界で初めて出会う人物。
以降は、友人である「ジライヤ」と共に、頼まれてもないのに、ころもの冒険に着いていっては何かと世話を焼く。
面倒見のいいアニキ肌な人物であり、頼れるお兄さん的なイメージです。
ころもとはパーティーを厳密には組んでおらず、彼らが彼女を助ける場合は気分次第の様子。
理由としては、ころもの様な女の子が難関なクエストをクリアするとカッコいいから。
新人の成長を微笑ましく眺めるイメージのナイスガイと言った雰囲気を持っている。
〇個性
MMORPGでは誰もが消したがる鉄仮面をあえて付けている理由は単純にカッコいいから。
かれなりの美学があり、ハンドルネームからもそのこだわりを感じさせる。

■ジライヤ


〇性格
趣味:ゲーム、コスプレ
好きなモノ:FPS、TPSなどのシューターゲーム、EDM
嫌いなモノ:オートミール

鉄仮面の友人である職業「忍者」の男。
本人曰く、「クールでマイティーな忍者」とのこと。
気さくで、誰とでもすぐに打ち解けられる所謂「陽キャ」であり、ころもとは正反対な性格ではあるが、
実は彼自身も随分な陰キャであった過去を持ち、ころもの事を陰ながら気にかけている。
キレると何をするか分からないと鉄仮面に言われている様に、何処から取り出したか分からないショットガンを乱射し、
世界観ぶち壊しなレベルで暴れまわる。
ダブステップが好きで、テンションが上がった時はEDMを聞きながら狂ったように踊り続ける。
堅物を気取ってはいるがとんでもなくスケベで女の子大好きオチンポマンであり、ころものエッチなシーンでは本能むき出しで悦ぶ。
〇個性
語尾に「ござる」とつけたりと、古風な言い回しをする。
MMORPGの経験はないに等しい(FPSやTPSのシューターゲー出身)がファンタジー世界は割と好きな様子。
以前から興味を持っていた忍者のロールプレイを気ままに楽しんでいる。


以上、現段階で公開できる設定でした。
「クセが強い脇役キャラクター」が登場したら、ころもちゃんの地味さが強調出来るかなと思い設定しました。
かたくなに鉄仮面を脱がない胡散臭い男に、エレクトリックなダンスミュージック好きの忍者のコンビはきっと、ころもちゃんの物語を面白おかしく演出してくれるでしょう。

では今回はココまでとします。
次回は、世界観などをお伝えできればと思います。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

« 1 2

月別アーカイブ

記事を検索