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マジスラ開発秘話の記事 (5)

ルナソフト 2019/02/15 21:00

マジック&スラッシュ開発秘話 その5(最終回)

こんにちは、ルナソフトのem.です。

「マジック&スラッシュ」の開発の裏側をコッソリご紹介する本シリーズ、最終回となる今回は本作のメインヒロインであり主人公でもある「リル」についてお話しようと思います。

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剣と魔法の天才少女


本作の主人公であるリルは、元冒険者である両親から剣と魔法の才能を受け継いだと言う設定の、天才的な才能を持つチート主人公です。


そのため、衣装を着替える事で近接攻撃を得意とするメレーと魔法攻撃を得意とするキャスターにクラスチェンジを行う事ができます。

リルのキャラクターデザインと原画は古川れもん先生にご担当いただいたのですが、古川先生とは今から10年以上前、僕がラグナロクオンラインをプレイしていた頃に同じギルドに所属していた事がきっかけで知り合いまして、その当時からエロゲーの原画や彩色をされていた事は存じ上げていたので、今回「是非ともウチのゲームの原画をお願いできませんか?」と申し出たところ、ご快諾いただき本作のメイン原画としてお力添えをいただきました。


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ルナソフト 2019/02/08 21:00

マジック&スラッシュ開発秘話 その4

こんにちは、ルナソフトのem.です。

「マジック&スラッシュ」の開発の裏側をコッソリご紹介する本シリーズ、4回目の今回は本作のシステムやゲームデザインについてお話しようかと思います。
内容の都合上、文字数が多くゲーム開発に関連する専門的な用語も頻出する上に何とえっちなイラストは一枚もありません、ごめんなさい!
それでもよろしければ、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

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ルナソフトの開発を支えるゲームエンジン「Unity」


「リターニアの精霊使い」以降、ルナソフトの作品はUnityで制作しておりますが、Unityを導入してから開発における自由度は格段に向上しました。
Unityの存在自体はルナソフトがデビューするよりも前から存じ上げていたのですが、その当時はまだまだマイナーなゲームエンジンで、日本国内ではそこまで浸透していなかったため「こういう物もあるんだなー」程度の印象でした。

しかし「ダンジョンズ&ヒロインズ」の開発が始まる少し前辺りからUnityの名前を国内外のインディーゲーム界隈で頻繁に目にするようになり「これはもしかすると凄い物なのでは?」と興味が湧いたので少しずつ調べ始めたのですが、Unityについて知れば知るほど「今まで僕がやりたくてもできなかった事がUnityなら実現できるのではないか」と言う思いが日に日に強くなっていきました。
そして、その「今までやりたくてもできなかった事」の内の一つに「TorchLightやGrimDawnのようなDiabloクローンを作りたい」と言うものがありました。
そのため、本作の構想はダンジョンズ&ヒロインズの開発途中からある程度まで進んでいました。

それと、KISSさんやナインテイルさんのような大手の商業エロゲーメーカー様が既にUnity製の作品をリリースしていたのも、ルナソフトがUnityを導入する後押しとなりました。
いざUnityで作品を完成させた後に、もし「Unityはえっちなゲームには使っちゃダメだよ!」って言われたら大変なことになってしまうので……。

まずは身の丈に合った事から始めよう

「リターニアよりも前にマジック&スラッシュの構想が進んでいたなら、何故先にリターニアを作ったの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、不慣れな技術で新しいジャンルに挑戦し、その上で自分のやりたい事を100%実現すると言うのは簡単なことではありません。
僕の経験上、身の丈に合わない規模の開発に着手するとその先に待っているのはあまり良い結果ではない事が多いように思います。
そこで、僕が過去に開発した経験のあるゲームでなおかつ僕自身の技術的な知見が深い「魔法少女リィ」のシステムを流用したゲームをUnityで開発しようと考えました。
これなら僕の身の丈に合った開発ができるのではと思ったのです。


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ルナソフト 2019/02/01 21:00

マジック&スラッシュ開発秘話 その3

こんにちは、ルナソフトのem.です。
「マジック&スラッシュ」開発の裏側をコッソリご紹介する本シリーズ、3回目となる今回はサブヒロイン「ターニャ」についてお話したいと思います。

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頼れる(?)みんなのお姉ちゃん


本作の主人公リルの師匠でありルイスの姉でもあるターニャは、皆を引っ張り先頭に立って行動するリーダータイプのキャラクターとして生み出されました。
酒乱なところと、自由奔放で周囲を振り回すタイプのキャラクターなのは初期の設定案からほとんど変わっていません。
キャラクターデザインと原画は白家ミカ先生にご担当いただきました。

師匠を超える弟子


リルの師匠であるターニャは、当然ながら冒険者としてはリルよりもずっとベテランなのですが、リルの内に秘められたポテンシャルはターニャを遥かに上回っておりターニャ自身もAct2で語っていた通り「いつかはリルに勝てなくなる時が来る」事をずっと前から悟っていました。
ターニャも一般的な冒険者の中ではかなり優秀な部類に入るのですが、リルの才能はそれとは比べ物にならないほどの規格外で、ゲーム中でリルのレベルがカンストした時点でシナリオの設定的には伝説に語られる勇者や英雄に匹敵するほどの強さになっています。
某ゴブリンをスレイするアニメに例えるなら、ターニャが銀等級でリルは金等級や白金等級と言ったところでしょうか。

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ルナソフト 2019/01/25 20:00

マジック&スラッシュ開発秘話 その2


こんにちは、ルナソフトのem.です。
「マジック&スラッシュ」の開発の裏側をコッソリご紹介する本シリーズ、2回目となる今回はゲーム本編に登場したモンスターのドット絵や陵○Hシーンの原画を制作する際に使用したデザイン画を公開しようかと思います。

本作のモンスターデザインは全て元アリスソフトの桐島千夜様という方にご担当いただいたのですが、どのデザイン画も単なる開発用の資料としてこのまま僕のHDDに眠らせたままにしておくには勿体ないと感じるほどのクオリティでしたので、今回公開させていただく事にしました。
やはりアリスソフトさんのような一流メーカー出身のクリエイター様はレベルが違うなと感じさせられる、本当に素晴らしいデザインばかりです。

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オーク


Act1に登場する亜人種モンスター「オーク」のデザイン画です。


僕はオークを「ファンタジー界の名竿役」だと考えており、今作の陵○Hシーンにオークは絶対に欠かせませんでした。
ゲーム本編でもオークが登場する辺りから敵の強さがワンランク上がり、装備を整えてスキルを上手く活用しないと徐々に勝てなくなってくるため序盤の強敵として活躍してくれました。

クチュー


Act1に登場する触手型モンスター「クチュー」のデザイン画です。


ファンタジーを題材にしたエロゲーにおいて、オークの次に欠かせない竿役は触手ではないかと僕は思っています。
クチューはゲーム中最弱のモンスターなので、キャスターでも通常攻撃で倒せてしまうほどに弱いのですが、Hシーンではしっかりと竿役としての役割を果たしてくれました。
ちなみに「クチュー」と言う名称自体は造語なのですが、デザインのモデルとなったのは「アティアグ」や「ローパー」のような触手の生えたモンスターです。

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えっちなイベントCGもいくつか掲載しておりますので、よろしければ是非是非。

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ルナソフト 2019/01/22 23:00

マジック&スラッシュ開発秘話 その1

こんにちは、ルナソフトのem.です。
折角Ci-enに登録したので、なるべくコンスタントに何かしらの記事を公開していこうかと思います。
三日坊主にならないようなるべく頑張ります……!

と言っても新作についてはまだまだ外部に公開できるような進捗状況ではないので、しばらくの間は「マジック&スラッシュ」の開発時の事でも何回かに分けてお話していこうかと思います。

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ルイスの幼馴染とターニャの親友


さて、第一回目となる今回はサブヒロインの「ソフィ」と「ミミ」についてです。
どちらもキャラクターデザイン、原画、彩色は全て遊月ことな先生にご担当いただきました。

幼馴染のアイテム屋さん


ソフィはエロゲーの王道を征く幼馴染ヒロインですが、本作ではサブヒロイン扱いとなっています。
企画当初から「アイテム屋さんのNPCはサブヒロインにしたい」と考えていたのですが、幼馴染という属性についてはキャラの設定やプロットを練っている時に生まれたアイデアです。
その方がルイスやターニャとも絡ませやすいですしね。

元冒険者のソフィのお祖母ちゃん


ゲーム本編ではアイテムを販売してくれるソフィですが、初期案ではアイテムの修理や鑑定もソフィが担当する予定で「スイートロールショップ」はソフィ一人で切り盛りしているという設定でした。

しかし、アイテムをただ売り買いするだけならともかく、冒険者が扱うような装備品を修理したり鑑定したりするには特別な技能が必要になります。
「平凡な村娘のソフィがそこまで万能なのには何かしらの説明が必要だと思うんですけど、何か良い案ないですか?」とシナリオ担当の堀井さんに相談され、その事について打ち合わせをしている時に「そういえばケイン村って別に冒険者が集まるような村でもないですよね? なのにどうしてポーションとか売ってるんですかね?」と言った事も問題点として上がってきたため、それら全ての矛盾を解決する手段としてソフィのお祖母ちゃんが誕生しました。


ソフィの設定の矛盾を解消する為に生まれたキャラクターですが、結果的に死にかけのターニャを助けたり遺跡の扉を破壊するための爆弾を作ってくれたりと、ゲーム本編でも大活躍してくれました。

ノーマルENDと言う名のソフィEND


クリア済みの方は既にご存知かと思いますが、リルとルイスのHシーンが一定回数以下の場合はエンディングがノーマルEND(通称ソフィEND)になります。
基本的にソフィを除くサブヒロインのHシーンは、特定のクエストをクリアした際に発生するご褒美要素となっており当初はソフィもそういった仕様を想定していたのですが、プレイヤーによってはほとんどリルとルイスのHシーンを見る事なくゲームをクリアする場合もあるのではないかと言う部分が少し僕は引っかかっていました。
と言うのも、そこまで親しくなった描写も無いのにエンディングでいきなり濃厚なHシーンを見せられても「おまえら2人の間に一体何があったんだ?」とプレイヤーが置いてけぼりになってしまわないかと思ったのです。

しかしそこは「まぁそういうゲームだし」と割り切れる部分でもあったので別に気にしなくても良かったのですが、エンディングを分岐させてソフィのHシーンをそっちに回す事で全てのピースが上手くはまる感触がしたので、最終的にリルとそこまで親しくならなかった場合、本作の竿役ルイスくんはソフィとくっつく形になりました。
つまりどっちに転んでも彼は童貞を卒業できるのです、なんてヤツだ!



さて続いてはミミについてですが、ここから先はノーマルプランをフォローしていただいている方限定とさせていただいておりますので、続きが気になる方はフォローしていただけると嬉しいです。

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