選択によって変動する浮気発覚パターン
前回の記事では多くの温かいコメントを頂き、大変感謝しています。
その期待に甘えることなく、今後も進捗を報告していきますのでよろしくお願いします。
今週はカイラムルートの終盤で発生する浮気Hイベントを作成していました。
サムネにもある通り、あれだけカイラムを嫌っていたはずのアメリアが、
にこやかな笑みを湛えながら自ら腰を動かして奉仕しているシーンです。
何故この関係になるに至ったのかはストーリーの核部分になるので伏せますが、今回の記事では浮気発覚から複数の結末へと繋がる主人公の行動分岐について紹介します。
目覚めると宿屋にアメリアの姿が無く、町を探す主人公
とある任務の途中で心に傷を負った主人公が目覚めると、直前まで看病してくれていたアメリアの姿が消えていた。拠点付近を調べても彼女の手がかりは見当たらない。ここで主人公の選んだ選択肢によって浮気発覚のタイミングが分岐します。
①浮気発覚はせず、次のイベントへ持ち越し
「思いつかない」を選ぶとそれ以上の深入りはせず、宿屋に戻って彼女を信じて待つ事に。疑念は消えないまま、けれど真実と向き合う勇気もない主人公として次のイベントを迎えます。
ただし、疑惑から目を背けてもアメリアと間男との関係が自然と解消されるはずもなく、やがては辛い現実を知ることになります。
②自ら浮気発覚へと至る道へ
今作の主人公はかなりの鈍感者なので、プレイヤーが浮気発覚へと至る選択肢を選んでもすぐには信じませんし、ギリギリまで決断を保留しようとします。
なお、たとえ勇気を出して自分から浮気現場の証拠を掴んで突きつけたとしても、それが二人の幸せに繋がる展開になるという保証はありません。特に浮気発覚後の間男に対して実力行使でアメリアを取り返そうとするような選択をしてしまうと、その場で悲しいエンディングを迎えてしまいます。
以前コメント欄でも質問頂きましたが、今作では"間男に復讐を果たして主人公とアメリアが幸せになるエンディングはありません"のでご注意ください。
じゃあ主人公がヒロインと間男との浮気事情を調べてもバッドエンドにしかならないのか、というとそうではありません。浮気されている事を知り、深く絶望することで「寝取られた事実を受け入れ、負け犬となった主人公」としてヒロインと間男との営みを覗き見る特殊エンディングに入る事も可能です。
After:脳が破壊された主人公の末路
恋人を寝取られ、正常な判断を失ってしまった主人公が唯一悦びを実感する行為…いわゆる泣きシコです。特殊エンドと言いながら殆どの人にとってはバッドエンドですが、寝取らせ属性が開花したと考えるとこれも一種のノーマルエンディングではないかと思い採用しました。完全に作者の性癖ですが一部の同志に刺さってくれる事を祈って実装します。