サークル代表について
まともに自己紹介すらしていなかったような気がします。
他のSNS上ではShunという名前で通っています。
改めてよろしくお願いします。
職業 デザイナー
さて、語る機会ありませんでしたので私の本業について触れたことがありませんでしたが、とある中小規模のゲーム開発会社でスタッフのマネジメントをする傍らゲームのリソースを作る手伝いをしています。
一応デザイナー、昨今ではアーティストとよばれたりしますが、そんな肩書がついています。最近はデザイナーとしての作業をすることはあまり多くはないのですが、経験してきた業務は以下のようなものです。
キャラクターモデリング、モーション、リギング
3DCGを作るソフトウェアの補助ツール、スクリプト制作
Unityの実装業務やスクリプト作成
その他会社運営に関わるあらゆること
肩書を自称するのであれば「ゼネラリスト」とか「テクニカルアーティスト」という名前がしっくりきますね。
代表作
数えきれないほどのタイトルに関わらせていただいていますが、それなりに名の知れたタイトルでは
「超女神信仰 ノワール 激神ブラックハート」
「拡張少女系トライナリー」
といった作品や、最近ではアトリエシリーズに裏方として携わっています。
サークルの歴史は1年に満たないのですが、ゲーム開発に仕事で関わってきた暦で言うと7,8年ほどになります。
個人でゲームを作り始めた理由
仕事でゲームを作っている私がなぜ個人ででもゲームを作り始めたのか。
企画を通すことの難しさ
商業の世界では売れる、利益になりそうな企画。
正確に言えば売れそうだと経営者を納得させられる企画しか通りません。
(遊びでやってるわけじゃないですから当然ですが)
自社の経営者ならまだいいのですが、開発会社の場合は出資元である販売会社の経営者が相手です。当然直接話す機会はありません。
経営者は企画立案者がどういう人物であるかわからないでしょう。
そこで一つの判断基準になるのが実績です。
残念ながら自分が勤めている会社はリソース制作においては多くの実績があったのですが、ゲームの開発では目立った実績がありません。
(もちろん実績だけが指標になるわけではありませんが重要な要素の一つです。)
企画が通らなければゲームが作れない、実績がないと企画が通らない。
そう、ゲーム(実績)を作らないとゲームを作れないのです。
「あれ、今のままのやり方ではゲーム作れないのでは?」
そう強く思ったのが一つ大きな理由です。
言い訳しないでまずは作り始めよう
私はゲームは一人で作れるものではないと思っています。
だからこそ会社を、チームを作り上げていくことがゲームを作るための近道だと思い。自分の為、会社のために働いてきました。
しかし働けども働けどもゲームを開発できる気がしません。
ふと、一人で作れないというのは、逃げ、言い訳なのではないかと。
やってもいないことをできないというのはいかがなものだろうか。
そう考えるに至り、Steamで定価のRPGツクールMVを購入しました。
その後すぐに安くなりました。(Fu*k!)
以上がこれが私が個人でゲーム制作を始めた理由です。
なんでエロゲーなのかとかいうお話はまた今度記事にさせていただきます。
作り始めて思うこと
一人で作るとは言ったものの、実際に一人で作れるものではないと改めて感じます。
イラストに関してはイラストレーターの方々に多大な協力をいただいています。
先人たちが歩んできた知識や技術を公開してくれているおかげで制作をスムーズに進めることができています。
同じように個人でゲーム制作をしている方をみて自分も頑張ろうと思えます。
そしてこの場で自分を見ていただいている方がいるからこそ続けることができています。
少しきれいごとに聞こえるかもしれませんがフォロワーが一人増えるだけでとてもうれしいのです。
少しずつツイッターで進捗に反応してくださいる方も増えてきました。
地道な積み重ねが結果を結んでいるという事実が私を支えてくれています。
いつもありがとうございます。
そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。