追加パッチ計画

ご無沙汰しております、芹川沙樹です。
サイトもブログもずっと放置気味で申し訳ございません。

この数週間、アンニュイ天使をリニューアルする企画を進めておりました。
具体的には

・ナッシュ、ユミルデ、テオドラのフルボイス化
・一部テキストの修正と追加
・新キャラ立ち絵の追加
・カットインの追加
・CGの修正、差分追加
・その他演出の変更

といった内容になっております。
以上を追加パッチとして無料配布する予定です。
また、DLsite様とDMM様に卸している分のデータを差し替えることも考えておりますので、ユーザー
登録されている方はそちらからリニューアル版をダウンロードしていただければ確実かと思います。

テキストやCGの追加要素は微々たるものですが、今回のリニューアルで一番大きな要素は、
やはり声優様によるボイス追加ですね。
ナッシュとユミルデは、ハニーデューバニラから引き続き、和泉契様とみる☆くるみ様に担当して
いただきました。
そして、今回初めてボイスがつくテオドラには……！
こちらは次のブログでサンプルボイスとともに発表したいと思います。

ピアジュとイプシロンにもボイスをつけたかった、というのが本音なのですが、ちょっとこの二人は……；
他の3人以上に敷居が高いというか、声優様にお願いするのは申し訳ないかなと思いまして、
残念ですが見送らせていただきました。
でも、いつかは完全フルボイス化を目指したいです。

パッチの完成は3月中旬から下旬頃を目処にしています。
よろしくお願いいたします！

一周年

アンニュイ天使が販売されてから、今日で一周年になります。
「もう一年か…」という気持ちと、「まだ一年しか経ってないのか…」という気持ちが両方あります。
あっという間だった気もするし、ものすごく長かった気もします。どちらにせよ感慨深いですね。

この作品は、私にとって一つの区切りでもあります。
いろんなものをもたらしてくれた大事な作品です。
今見返せば、未熟なところが散見されて恥ずかしい思いもあるのですが、とても大好きな作品であると言えます。
作ってよかった。
そして、この作品をプレイしてくださった皆様に胸いっぱいの感謝をこめて。
本当にありがとうございます！

そんなわけでして、残念ながら一周年には間に合いませんでしたが（笑）、ただいま細々と企画を
進めている最中です。
「悪魔という名の」のプレ的な小作と、アンニュイ天使関連の企画を、今月中に発表できたらと考えて
います。

アーレス・ディザック

「悪魔という名の」の登場人物の一人、アーレス・ディザックの立ち絵です。
アンニュイ天使やSRRにも、名前だけですが何度か登場しています。

アーレスは悪魔軍のトップです。天使からは「ルシファー」と呼ばれ、最も恐れられています（ちなみに
ルシファーとは天使軍側が勝手にアーレスに付けた呼称で、悪魔たちはこの名称を使いません）。

総大将の名に相応しい強大な力とカリスマ性を持つ男で、悪魔からは絶大な信頼を寄せられています。
厳しく、妥協しない完璧主義者で、うかつに近寄れないオーラを発していますが、冷徹そうな外面とは
裏腹に、どんな身分の者でも一人一人真摯に向き合う誠実な一面もあります。
いかなる状況においても冷静に行動し、滅多なことでは取り乱したりしません。
ですが唯一、妻のマリエットに対してのみ穏やかな素顔を見せることがあります。

彼はすべてにおいて最重要人物なので、とても気を使います。
事実、この立ち絵も完成までかつてないほど苦心しました；

天使軍では銀髪ばかり描いていましたが、反対に悪魔軍は黒ばかりで、これはこれで飽きてしまい
ますね……（笑）
その分、キャロルやセイはいろんな色を使うので楽しいです。

イオレンディナ・シュトリ

「悪魔という名の」の登場人物の一人、イオレンディナ・シュトリの立ち絵です。
セイと並んで、メインで描写されるキャラになると思われます。

イオレンディナは悪魔軍に属しているごくごく一般の悪魔ですが、前線で戦った経験はありません。
戦う力がないのではなく、あるトラウマから戦いそのものを忌避しています。
彼女はアーレスに命じられ、負傷したセイの世話をすることになります。

口数が少なく、どこか厭世的で非常にクールです。
セイに対しても、親しくしようなどという気は端から無く、あくまで「アーレスに命じられたから」という態度で接します。
どんなに素っ気無くしても、懲りた様子も見せずに気軽に話しかけてくるセイを鬱陶しく思いつつ、その前向きさに影響されていきます。

黒髪ストレートが描きたくてキャラ作りしたようなものですね（笑）。
ピンクのベースに黒い縁取り、というデザインを一度描いてみたかったのです。
髪飾りは若干和風テイストを意識しています。

イオレンディナは本来「イオレンドラ」という名前だったのですが、これだとテオドラと少々かぶってしまいますので、～レンディナに変更しました。
セイ以上につかみ所の無いキャラ、ということもあり、私自身、彼女には不思議な感覚を抱いています。