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餌屋の雑記#4:人面魚が実在したら肉食の淡水魚で綺麗な湖でしか生きていけない生き物だと思う

日本だけじゃなく世界でも話題になる事がある妖怪(?)『人面魚』

文字通り人の顔をした魚です。昔はシーマンとか流行ったけど、今の子供たちは知らないだろなぁ。

この人面魚、勿論実在は確認できていません。鯉などの額部分のウロコが顔に見える奴がいると言ってちょっと話題になる位でしょう。

だがもし、この人面魚が実在していたとしたらどんな生態を、どんなところに生息しているのだろうか、ちょっと考えてみました。
まず顔が完全に人の形をしていたら、目は正面を向いている事になります。目が正面を向いているという事は、『立体視』が出来るという事です。これは陸上の肉食動物等に見られる特徴で獲物との距離が測りやすくなる(狙いやすくなる)メリットがあります。
つまり、正面の動く物との正確な距離を測る事が出来る姿をしているという事は、その生き物を狙い、そして捕食している生活をしていると考えられるため恐らく肉食でしょう。

次に鼻と口ですが、口、そして歯は人間と似たような感じになるのではないでしょうか。
ただ、鼻に当たる部分は少し違う理由で付いているのではないかと。呼吸のために付いているのではなく、直進して泳ぐ時に水流の抵抗を押さえるために付いているのではないかと思うのです。

ですので、この『鼻』には穴が無く、少しとがっているのではないかと。

呼吸は口から吸ってエラから出すといった普通の魚と同じ感じになると思います。

そして生活環境ですが、これは淡水でかつ他の川などと繋がっていない隔絶され、かつ透明度の高い湖ではないかと考えています。

理由は目にあります。
目が正面に付いているという事は当然、後ろが見えず敵から無防備な状態になります。
そして顔の形からしても水の抵抗を受けやすく、とても早く泳げるような形ではないでしょう。狙われたら簡単に捕食されてしまうのではないかと。したがって生きていくためにはその生態系の中で頂点にいる必要性がかなり高いと考えられます。
そうなって来ると様々な生き物が溢れる海とは考えにくく、そしてこのような明らかに特殊な進化が起きている辺り他に外敵が入ってこない隔絶された環境、つまり湖になるのかなと。

透明度の高さは『立体視』をつかっていると考えられる辺り必要な条件でしょう。そのような進化をしたのなら目への依存度も高いでしょうし。
つまり水が汚れたら獲物が見つけられず絶滅まっしぐら。

進化の流れとしては、
大型の川の一部分が環境の変化によって湖になり、その中で頂点だった肉食魚がもっと獲物を狙いやすいようにと変わった進化をしていった。
といった感じでしょうか?
つまり、人面魚は元からそういう魚がいて一部地域で生き残ったのではなく、環境の変化の後その特殊な環境下でのみ登場した魚と考えられます。

中々に無理やりな部分がありますが、まぁ大目に見てください(笑)
あ、会話は勿論不可能でしょう。水中生物なので。(鳴くことはあるかも)
ただ、もしいたとしたら国…いや世界をあげて保護したいですよね。
1属1種どころか1科1属1種、あるいはそれ以上の生物である可能性すらあるのですから。

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