2021年サークル活動のまとめ
年の瀬いかがお過ごしでしょうか? 私は相変わらず作業に埋もれる日々です。
一番辛いと思われていたクソデカ城下町のマップを終わらせたので心は晴れ晴れとしているのですが、こうして今年のまとめを書いていると少し気分が落ち込んでしまいます。
1月に発表した2021年の目標は以下の3つでした。
1. シナリオを書き終え、声優さんに依頼する
2. 内部データまたはマップを完成させる
3. 生存報告を欠かさない
正直に申し上げますと、かろうじて3の「生存報告を欠かさない」だけ達成したというところです。
これだけ聞くと全然作業していないように聞こえますでしょう。しかし今年だけでも次回作のためだけに200万文字以上書いており、かつ様々な画像やマップを作りシステムを組んでおります。それでもなおこの目標は達成できませんでした。
次の項から言い訳タイムとなります。
風呂敷を広げ過ぎた
これが一番の理由です。
当初はヴァーデンリッテの4倍くらいを想定していたのですが、色々な方との出会いやホームダンジョンの想定外の売り上げによってこれも入れたいあれも入れたいと瞳をキラッキラさせながら作品の規模を広げてしまったのです。
後悔はしていませんが、これによって制作が大きく変わりました。
外注依頼の倍増
当初外注依頼をする方は6人の予定でした。しかし現在は11人とやり取りしております。連絡を取り、要望を伝え、先方の作業効率をできる限り快適にできるよう資料を作っています。これは相当時間を取られました。
プログラム
特にプログラムです。
当初は既存のプラグインを改造してもらおうと考えていました。でもね、つい言ってしまったんです。「これこれこういうシステムって実現できますかね……へへ」って。そしたら「できますよ」って答えられちゃったわけですよ。自制の糸がプッツンしてしまった私はヨダレを撒き散らしながら既存のプラグインでは表現できない理想のシステムの資料を作り始めました。
システムの完成図を描いたり見積もり頂いたり実現可能なシステムに擦り合わせたりと夢のような日々でした。
が、夢中の時間とは風のように流れていくもので、想定の10倍の時間をシステム関連に割いてしまっております。いえすいません怒られるのが怖くて嘘つきました。多分20倍超えています。
イラスト
イラストに関しても大きく増やしました。
まずエッチなイラスト。このままだとゲーム性の部分がデカすぎてまたエロが少ないって言われちゃうなあこれなあと思ってね。まあどんだけ増やしても言われると思うけどね……。
それとキャラクター。Ci-enで頂いたお金で仲間にできるサブキャラを増やしました。時期が来たら一般公開します。
じゃあそれで終わり、ってわけにもいかないんですよね、当然ながら。エッチなイラストにはエッチなテキストが必要だし、サブキャラにはデータが必要ですから。ここを埋めるのに長い時間を費やしました。
マップ
体調に関わるくらい頑張ってもまだ終わらないマップ作業。
今回はイラストソフト使ってマップ作っています。この方法なら莫大な時間を消費して理想のマップに近づけるわけです。
とはいえ所詮素人の作るものなのでそんな美しいマップができるわけじゃありません。素材を改造したものが大半ですし。私が2週間かけて作った街並みをスルーする人の方が多いでしょう。苦労に見合っていないと自分でも思います。
ならどうして頑張ってるのかっていうと、今回は冒険という要素を超強力に意識しているからなんです。
他のゲームにもよくあるような景色じゃなくて、ここにしかない空気、土地の匂いを演出したいのです。この山を越えたらどんな景色が待っているんだろう? この馬車はどんな町へ連れて行ってくれるのだろう? そんな冒険のワクワクを出したいのです。……実際できるかは微妙だけどネ。
結
ということで目標失敗した言い訳でした。
広げた風呂敷の上に物を詰めていく作業に振り回された1年でした。来年もそうでしょう。4月くらいまでには色々決着をつけていたいところです。
ただし皆様の想像以上のゲームになるのは確実です。保証します。あと1年待って頂けたらと存じます。