進捗報告 2021-08-01

皆さま、おつかれさまです！

本格的に暑さが増してきましたね……最近は運動不足解消のために軽いトレーニングを続けていたのですが、ここしばらくは暑さに負けて途切れがちになってしまっています……。

オリンピックで頑張る選手を見ながら、喝を入れて改めて頑張っていきたいところですね……！

余談はさておき、今回の進捗報告に参ります！

現在制作しているサークル4作目となる新作ゲーム「癒らし暮らし ～ReliefDoll～」。

このゲームの世界観設定、ゲームシステムの仕様、ストーリー、イラスト、BGM、効果音、等々……先月の7月中までの制作作業で、ゲームを構成するこれらの素材はほぼ完成させることが出来ました！

「癒らし暮らし ～ReliefDoll～」　タイトル画面

タイトル画面も制作済みです。2021年内の発売はこのペースだと十分に可能だと思いますので、タイトル画面内に記述しております……！

また、細かな修正はあれど基本的に素材はこれで完成なので、これに伴いブログとツイッターのアイコンやバナー等も新しく更新しました。

これらの素材が揃ったことで、現在はこの素材をゲームとして組み合わせていく作業を行っています。

最初に行ったのは、複数枚の画像で構成されているキャラクターの立ち絵や一枚絵の表示切替が上手く行えるか、セーブ画面のスクリーンショットが上手く表示されるか、コンフィグ画面での各種設定がちゃんと機能するか等々、ゲームの基本的な動作の構築です。

これらの基本的な動作のスクリプトは、これまでの進捗報告でも公開していた通り既にある程度仮組を行っていたので、苦戦する箇所も少なくかなりスムーズに構築することが出来ました。

「癒らし暮らし ～ReliefDoll～」　ゲーム画面

ゲーム画面のインターフェースは以前に公開した物から少しだけ変えています。

以前公開した物では、日付や行動回数などを表示したバーを上部に常に表示させて、ボタンのON／OFFで表示と非表示を切替出来るようにしていたのですが、この情報は必要な時にだけ表示させる仕様に変更しました。

また、前作の「痴○の衝動if」ではコンフィグの機能で解決出来ていなかった事柄──効果音の音量変化が一部適応されない──があったのですが、今作ではその点も解決することが出来ました。

ゲームエンジンとして使わせて頂いているティラノスクリプトの効果音の音量変化の仕様は、細かく操作しようとすると少し複雑な仕組みになっているので、ここを完全に解決出来たのは個人的にかなり手応えがありました……！

この基礎部分を構築した次は、テキストのみで仕上げているストーリーに、ヒロインの台詞に合わせてヒロインにどのような表情をさせるか、BGMやSEを鳴らすタイミングはどうするか等を決めて、ゲーム内のシナリオとして組み込んでいきます。

それらをどのような演出にしていくかはある程度決めているのですが、実際にゲームとして仕上げてみるとイメージ通りにいかないことが多々あるので、これらを良い感じになるように都度修正していきます。

現在行っているのはこの作業の中の、ヒロインにどのような表情をさせるか、という部分を作り込んでいる最中ですね。

ヒロインの表情パターンの種類はこれまで作ってきた作品でもそうだったのですが、「笑い」「怒り」「困り」「悲しみ」などのような決められた表情パターンを用意するのではなく、その台詞を話している時の感情に合わせた表情パターンを一つづつ用意するようにしています。

「癒らし暮らし ～ReliefDoll～」　イラスト制作画面

表情のパーツは「眉」「眼」「口」に分けられていて、元々はこの三種類の画像をスクリプトで組み合わせて一つの表情パターンを作っていく予定でした。

しかし、今作では各表情パーツの差分が想定していた以上に大量にあって、この三種類の画像をそれぞれ出力していくと大変な量になってしまったので、イラスト制作ソフト側で各パーツをひとまとめにした表情パターンを一つづつ作っていっています。

台詞一つ一つにそれに対応した表情を付けるので作業量はかなり多くはなるのですが、これがバッチリ決まるとヒロインの感情表現が格段に良くなるので、ここはしっかり丁寧に調整していくべきポイントですね。

余談となりますが、当方の制作環境はPCのモニターを2台用意したデュアルディスプレイにしています。

画面内の作業スペースが2倍になるのが利点として当然なのですが、モニターアームで取り付けていることで、画面を縦に傾けられるようになったのがとても便利です。

上記の画像もモニターを縦にすることでこのような表示が出来ますし、イラスト制作やスクリプト等の技術書を読むのも縦サイズだと一層読みやすくなります。モニターアームを取りつけなくてもデフォルトで縦に傾けられるモニターもあるので、新調する際はこの機能は是非欲しいところですね。

………ついでに、同人漫画作品もモニターを縦にすることで大画面で表示出来るので、いろいろ捗りマスヨ……！

ゲーム制作作業はスクリプト構築に入り、いよいよ終盤となりました。最終コーナーを回って最後の直線に入った、といった感じですね。

せっかく魅力的に揃えた素材も調理次第では台無しになってしまうので、魅力的なゲームとして仕上げられるよう最後まで追い込んでいきます！