液タブが壊れて、新しくなって帰ってきました
清水ジャンプで購入した液晶タブレット『cintiq21UX(DTK-2100)』。
長年使用していましたが、とうとう先日壊れてしまいました。
画面は映るのですが、ペンに全く反応せず。原因はセンサーコントロールボードの故障という事でした。修理見積もりは約6万円……なのですが、修理部品枯渇の為、修理費と同額で現行モデル『Cintiq22HD(DTK-2200/K1)』に交換ということになりました。
せっかくなので、DTK-2100の感覚を憶えているうちに、両機種の使用感の違いを記しておきます。
・『DTK-2200/K1』は大きい
DTK-2100の外寸「561(幅)×421(高さ)×47.8(奥行き)mm」に対してDTK-2200/K1は「650x55x400mm」です。
自分の狭い机上ではかなりいっぱいいっぱいです!
自分はいまだに左手用デバイスsmart scrollを使用していますが、もうこれ以上の大きさのデバイスを置く余裕はありません。
・『DTK-2200/K1』は軽い
普段は液タブをモニタとして立てて使用し、描くときにはよっこらしょと作業机に持って移動するのですが、約8.7kgのDTK-2100と比べて2kgほど軽量化されているのでかなり軽く感じ、持ち運びが楽になりました。
こういった使い方をしている方はあまりいないとは思いますが……。
・『DTK-2200/K1』は背面が湾曲している
DTK-2100を使用していたときは、自分にとって描きやすい角度になるように、本体の上部左右に台を置いてその上に液タブを乗せていました。DTK-2200/K1は背面が湾曲していてかなり不安定です。DTK-2100の背面も真っ平らではなかったのですが(そもそも 両機種とも中央部分から配線が飛び出ている)。
当然メーカー側は付属のスタンド使用を奨励しているのでしょうけど、スタンド込みで机上に置くと高さがありすぎて私には合いませんでした。そこそこ低い机に置いているつもりなのですが……。
・『DTK-2200/K1』はディスプレイ設定(OSDメニュー)が使いやすい
DTK-2100は設定ボタンが背面にありました。頻繁に使用するものではありませんが、これが使いにくくて……。DTK-2200/K1では普通に正面にあるので操作しやすいです。 画面に表示される設定画面も、しばらく操作しないで放っておいても勝手に消えたりしません。
・あまり広く感じない……
届く前は「横長になって、描画画面が広くなるぞ!」と根拠無く喜んでいたのですが、実際に使用してみたらむしろ狭く感じる……。
それもそのはずDTK-2100は画面比4:3の1600×1200ドット。DTK-2200/K1は画面比16:9の1920×1080ドットで縦が短いです。確かに横は画面に余裕があるのですが、自分には何故か広くなって便利になった印象を受けない……そのうち慣れるのかしら。
・画面に癖があるかも
液晶画面がかなりトゲがあるというか、ギラついている印象です。
特に白部分で顕著です。DTK-2100の時はどうだったかなぁ……。
ただ三日ほど経って、使用初日ほど気にならなくなりました(慣れた)。
・『DTK-2200/K1』は熱くない
これが一番「良くなった!」事じゃあないでしょうか。
DTK-2100はとにかく画面表面が熱くなって、冬は暖房知らず夏は地獄でした(『(DTK-2200/K1)は大きい』画像の左にある卓上扇風機が必須です)。描いている間、右手が汗だくにならない! 素晴らしいです。
ちなみに本体にあるファンクションキーは全て無効にしています。
このキーを廃止して、もう少し小型にしてくれないかなぁ……と以前からずっと思っています。