新作RPG「アエトス地方の千日(仮)」同行契約更新、野外移動等

センスを吸収したくて注目しているIZ様の今夜の動画がメチャクチャ面白くて最低1週間は散発的思い出し笑い発生確定の不審者、陸前堂の根野堅洲子です。
いつも当サークルをお引き立てくださいまして、誠にありがとうございます。

新しく開発しているRPG「アエトス地方の千日(仮)」、水曜日に迫った父の入院日を心置きなく迎えるべく、前回記事公開後に実装された機能を下記3本の動画にてご報告申し上げます。

ようやくお外へ出られるようになったデバッグルームにて、野外移動、食糧不足、重量オーバー、契約期間終了時の契約更新確認画面、荷馬の売却、荷馬預け＆引き取りが実装されていることをご確認頂けます。

移動時に表示される操作説明画像は、現時点では便宜的にフィギエ村の懲罰官のものを流用していますが、探索はまだ実装されていません。
また、今作では上下矢印キーも活用して野外行動の幅を広げようと企んでおりますので、その際は機能に合わせて操作説明画像も変わる可能性があります。

フィギエ村の懲罰官をお買い上げくださったお客様はお気づきかも知れませんが、移動時に変化する背景の動きが従来とは異なります。
「移動速度」の概念が加わったことで「先へ進む→」「←引き返す」行動時に進める地点が変わりますので、このような演出にしてみました。
現段階の仕様では、移動速度は連れ歩いている中で最も遅い荷馬に依存し、荷馬がいなければ30固定です。
以上のようにお財布や重量と相談しながら移動を含めて腕の試されるゲームとなりますので、ウルジュラ式のルーラ的な移動は廃止とする方針です。
上り坂、下り坂についても、今後世界観構築の中で実装するかもしれません。

最大荷重を上回る荷物や食糧を持った状態では移動ができないので、荷馬を増やすか、荷物を軽くするか、力持ちの同行者を雇うか、何らかの方法で重量オーバーを解消する必要があります。

日数経過により約束した同行日数を過ぎた同行者がいる場合、契約更新確認画面が表示されます。
追加料金を払って引き続き同行してもらうか、契約を打ち切って別れるかが選択できます。

野外行動中に日数が経過すると人数分の備蓄食糧が消費されます。
食糧不足のまま行動を強行するとパーティーメンバー全員が飢えによるダメージを受け、全員が戦闘不能に陥るとゲームオーバーとなります。

前回記事の時点で荷馬に関する機能は購入のみの実装でしたが、新たに売却と預け＆引き取りも実装しました。
売却直後は売った先の馬屋の売り物として陳列されるので、ラインナップが更新されるまでに買い戻すことも可能です。

荷馬を売るのではなく預けることもできるようにしました。
預けている状態では日数経過でも懐きませんが、成長はします。

以上、少しずつではございますが、着実に完成度を高めております。
Ci-enのコメント欄や公式掲示板でも激励やご提案等を頂き、大変感激しております。
誠にありがとうございます。
今後ともお引き立てのほど、宜しくお願い申し上げます。

陸前堂 根野堅洲子 拝

新作RPG「アエトス地方の千日(仮)」同行者雇用と荷馬と最大荷重

日曜夜のお楽しみと言えば、国民的ウェブマンガ「ザザムシさん」、今夜も堪能する陸前堂の根野堅洲子です。
いつも当サークルをお引き立てくださいまして、誠にありがとうございます。

新しく開発しているRPG「アエトス地方の千日(仮)」、確定申告と父の入院が迫り作業時間逼迫に怯えつつ、実装された機能が増えて参りましたので、例のごとく下記の動画にてご報告申し上げます。

とっくに見飽きてしまったであろうデバッグルームにて、同行者との雇用契約、荷馬の購入、荷馬からの収穫物入手が実装されていることがご確認頂けます。

本作では「ラパス列島の千日」同様、拠点となる村などで雇用契約を結んで、探索地へ出発する際にパーティーへ合流します。
「ラパス列島の千日」では無人島への渡航1回で、ナーオス島へ帰還するまでは何日でもついてきてくれますが、本作では1日ごとに要求されるお賃金を前払いする必要があります。
細かいことですが、「ラパス列島の千日」でご要望頂きました出発前のステータス確認と装備変更にも対応済みです。

現時点では、同行者は一緒に戦ってくれるだけの存在ですが、今後移動・探索パートの実装が落ち着いた頃に、解体、調理、後に説明する荷馬からの収穫物入手などの役割を与えて自動でやってもらう機能も実装できればと考えています。

荷車を引いて持ち運べる荷物の最大重量を引き上げてくれる「荷馬」も実装しました。
馬屋から購入するなどして手に入れた荷馬には日齢が設定されていて、若い荷馬は日数経過により成長します。

荷馬の荷重と移動速度は、気温によって変化します。
品種によって気温ごとの耐性が設定され、暑さに強い動物、寒さに強い動物と場所ごとに使い分けることが求められるでしょう。

成体のメスからは1日に1回、このロバからはミルクを入手できます。
爬虫類が実装されたら、タマゴが入手できるかもしれません。
腐らないうちに消費しましょう。

自分の荷馬には、10文字以内で名前を付けられるようにもしてあります。

また、荷「馬」と表記してありますが、現時点で実装しているのはロバですし、今後ゾウやトカゲも「荷馬」として実装する可能性があります。
厳密には輓獣(ばんじゅう)とすべきなのですが、ATOKでさえ普通に変換しても出てこない難読単語のようなので、ウマじゃなくても「荷馬」とすることにしました。
輓獣警察の皆様、ごめんなさい。

荷馬については、売却と預かり所も実装しようと考えています。

持ち運べる荷物の最大重量は、荷馬とパーティーメンバーの「力」に依存します。
つまり、力の強い人物がパーティーに加われば、その分荷物が重くなっても大丈夫になります。
今後、荷車の性能アップによっても最大荷重が増減するようになるかもしれません。

先日予定として挙げた「同行者との日数や報酬の契約」は実装を完了し、「アイテム表示の並び順問題」も解決しました。
「荷車・馬」は上記の通り基本システムがほぼ実装出来ました。
荷馬の売却と預かり所、同行者との計画期間が終了した際の再契約確認処理が実装できましたら、次はいよいよ野外移動と探索にも着手してゆく予定です。
早く物価変動まで片付けてストーリー開発に戻りたいです。

今週からまた両親の通院と父の入院準備のため開発に割ける時間が減りそうですが、作品を早くお届けすべく尽力して参ります。

今後ともお引き立てのほど、宜しくお願い申し上げます。

陸前堂 根野堅洲子 拝

新作RPG「アエトス地方の千日(仮)」武器熟練度と装備のステート

引っ越したことを知っていたのにリストから消し忘れて送ってしまった年賀状が返ってきて悲嘆に暮れるうっかりさん、陸前堂の根野堅洲子です。
いつも当サークルをお引き立てくださいまして、誠にありがとうございます。

新しく開発しているRPG「アエトス地方の千日(仮)」に関する新年最初の報告記事、今回は武器熟練度と装備によるバフ、デバフの付くステート実装についてです。
下記の動画をご覧ください。

ますますカオスになってゆくデバッグルームにて、戦闘後の武器熟練度アップ、および装備品の必要能力値を下回った場合のデバフが実装されていることがご確認頂けます。

まず武器熟練度についてですが、現時点では初心者から達人まで5段階に分かれています。
熟練度が低いと戦闘に不利となるデバフが付き、熟練度が高いと戦闘に有利となるバフが付きます。
武器熟練度は、刀剣、斧、鈍器、長柄、格闘(籠手)、弓、弩(クロスボウ)と武器の種類ごとに分かれていて、装備中の武器に応じて付与されるステートが変わります。
敵を攻撃する、敵の攻撃を受ける、敵の攻撃をかわす、敵に攻撃をかわされる、以上4種類の結果に応じて武器経験値が蓄積され、一定以上の経験値に達すると武器熟練度が上昇します。

動画では極端に獲得経験値の多い敵を倒して一気に武器熟練度を上げていますが、通常は少しずつ経験値が蓄積されることを想定しています。
ポールアックスやグレイブのように複数種類の性質を持つ武器も想定し、複数種類の武器経験値が蓄積できるよう設計しました。
武器熟練度に伴うステート付与は、残念ながら1種類となります。
武器を装備しない場合は、籠手と同様に格闘扱いです。

また、装備する際に要求される能力値として、武器は力と器用さ、防具(装備品)は力が設定できるようにしました。

動画では人類が使いこなせないほど極端な設定にしてありますが、リリースされるバージョンでは多分もっとマイルドな設定になります。
不朽の名作、大航海時代2では女性主人公がフラムベルクやクレイモアや青龍偃月刀といった重い武器を難なく振り回せますが、本作では要求される力や器用さが足りないとデバフが付いて戦闘が不利となります。
要求能力より少し足りないくらいなら軽いデバフで済みますが、そうでない場合は戦いにならないほどキツいデバフとなります。
重い服や鎧についても、力の無い人が装備すると動きづらくなります。

以上の実装は割と細かく時間がかかる割に視覚的な説明が難しいため、報告記事のサムネをどうするかも悩みました。
ここから先は同行者との日数や報酬の契約、アイテム表示の並び順問題、荷車・馬などへ徐々に手を付けてゆく予定です。

本年も引き続きお引き立てのほど、宜しくお願い申し上げます。

陸前堂 根野堅洲子 拝

令和五年元旦のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
旧年中も皆様より格別のお引き立てにあずかりましたこと、
厚く御礼申し上げます。

お陰様をもちまして、陸前堂は開業6年目を迎えます。
当サークルの製品をご愛顧頂くお客様各位をはじめ、
日頃当サークルをお支えくださっている皆様のご厚情に、
改めまして感謝を申し上げます。

当サークル初の大規模なRPG作品「ラパス列島の千日」の成長期版発売が平成30年。
結果的に大規模なRPG作品となりました「フィギエ村の懲罰官」の成長期版発売が令和2年1月30日。
改めて調べてみると、もうそんなに時が経ってしまったのかと驚愕せざるを得ません。
昨年までは過去作のアップデートや追加コンテンツ入りのおまけゲーム、フリーゲーム「シエラ・ファングの最終任務」など小規模作品がリリースの中心となっておりました。

年末にようやく新作RPGの開発を本格化させることができましたので、本年は4年ぶりとなる新作RPGの開発を鋭意進めて参ります。

進捗につきましては年が変わる少し前に投稿した記事を含むいくつかの記事で報告しておりますので、そちらもご参照頂ければと存じます。

今回は「フィギエ村の懲罰官」のときと違い、最初からある程度大規模な作品を開発する前提でシステム設計に力を入れております。
これまでに培ったノウハウとお客様より頂戴致しましたご意見やご要望等貴重な知見を総動員し、よりお楽しみ頂ける作品となるよう丹精込めて開発致します。

本年も変わらぬご愛顧を、宜しくお願い申し上げます。

陸前堂 根野堅洲子 拝