色々と思う所がありまして・・・音楽制作の原点回帰をするべく、暫くの間は『カシオの安い電子キーボード』一台だけで作曲する事に致しました。
大人になってからは『プロ用の高音質な機材』を色々と買って使ってきましたが・・・学生時代の『限られた環境で、色々と工夫して音楽を作る』という環境をもう一度体験してみたくなったのです。
完全に趣味の世界ですが、そういう変な拘り方も同人作品っぽくて良いかなとも思っています。
■カシオの良さは『安くて高品質』なところです。
プロが使うような本格的なキーボードは20万円~80万円くらいします。(もっと高額な物もありますが使っている人はほぼいないので割愛)
カシオのキーボードは数千円~数万円となります。
今回使うCTK-6250は定価4万円で、生産終了後は1万円台で投げ売りされていました・・・(自分もその投げ売り品を購入!)
一般人が『ちょっとキーボードを使ってみたい』という時・・・やはり『値段が安い事』は大事な要素だと思います。
安く買える事でハードルが下がり『キーボードに挑戦するチャンスが与えられる』という意味では・・・カシオのような企業の存在は有難い事です。
実際、私もカシオが数千円のキーボードを販売してくれていなかったら『音楽をやっていなかったかも知れない』と考えると・・・初心者用で、多少クオリティが低くても『安く買える』というのは凄く意義がある製品展開に感じます。
■音質は『プレイステーション1~2時代の内蔵音源で鳴らしたゲーム音楽』みたいな感じの響きです。
それでいて、プロの作曲家がカシオの音源を使う事はほぼ無いので『波形的な鮮度が高い』というのが、今回カシオのキーボードだけで作曲してみようと思った理由の一つでもあります。
懐かしい雰囲気なのに『古くは無い(2018年まで販売されていたモデル)』という・・・痒い所に手が届く音色なのです。
どんな音が鳴るのかは、下記のYouTube動画でチェックして頂けます。
https://www.youtube.com/watch?v=wclGW7hiPfw
■私が人生で初めて買った電子楽器はカシオのキーボードでした。
小学生の時に、お年玉を握りしめて、デパートの楽器コーナーで一時間以上悩んで購入した時の光景が、今でも走馬灯のように鮮明に蘇ります・・・🦆
一人で買いに行ったので、メチャクチャ大きい箱を自転車で無理やり運ぶのに苦労した記憶があります。
子供の頃に鳴らしていた『カシオの音色』で久々に曲を作っていると・・・不思議と気持ちが若返ってくるのが面白いです。
■電子キーボードでは無いですが・・・カシオの千円くらいで買える『安い腕時計』が、庭で無くして20年後に発見した所『ちゃんと動いていた』という海外のニュースも読んだ事がありました。
RP-MUSICもカシオ製品のように『安くて高品質』を目指して活動していきたいところです❕🦆💨
CTK-6250は安い電子キーボードですが『ジョニー・ライデン専用』っぽいデザインも気に入っています・・・。(音では無くデザインの良さで購入・・・)