新作発表準備中!+近況報告など
こんにちは、やさにきです。前回の記事投稿から少し間が空きまして、気温の高い日が増えてきましたね。とはいえ朝晩はまだまだひんやりしており、体調を崩さないようにと気を張っております。
こちらは相変わらず慌ただしい日々を過ごしております。何をやっているのかと申しますと、新作の開発を進めています。現在はゲームの素材づくりに勤しんでおりまして、登場するヒロインの立ち絵がすべて完成しました。
では、新作のタイトルお披露目……と行きたいところなのですが、今日はほかにお伝えしておきたいことがありますので、タイトル発表は来週の土曜日までお待ちいただき、雑多なご報告にお付き合いいただけたらと考えております。
Steamの無修正版について
最初は現在準備を進めているSteam版についてです。『おとなり』シリーズと並行して『エルフと暮せば』の翻訳およびストアページの準備もスタートし、作業は今のところ順調に進んでいます。
そんなSteam版に関して1点、国内ユーザーの皆様にお詫びをしなければなりません。以前からSteam版は日本語版および外国語版共に、モザイクを取り除いた無修正版をお届けするとお伝えしていました。
結論を申しますと、前言を撤回させていただき、国内の法律に従って日本語版はモザイク処理の施されたDLsiteと同じものを販売します。英語・中国語版は各国の法律に基づき、無修正にしたものをお届けします。
経緯
この判断に至ったのは、私と同じく海外展開を考えているクリエイターの方々との話し合いがきっかけでした。「海外のパブリッシャーを経由して日本人にも無修正の作品を提供するのはアウトかセーフか」という話題です。
Steamはご存知の通り海外のプラットフォームであり、アメリカ(正確にはワシントン州)の法律が適用されるため、モザイクなしの販売自体は可能です。この情報に関して、記事のコメントで教えていただいたことと、パブリッシャーの見解は一致しています。
しかしながら話し合いの中で実例を紐解いていくと、実写の例にはなりますが無修正の動画を海外サーバー経由で配信していたAV会社が摘発され、経営者だけでなく撮影に参加した女優も逮捕されたという情報が出てきました。
「日本発で、海外のパブリッシャーを経由して、海外サーバーから無修正で販売された」という過程を経たゲームの販売元と開発者が摘発された事例は今のところ見当たりません。しかしながら、ゲームも今後対象になる可能性がないとは言い切れません。
実際のところ、上記の過程を経て無修正で販売されているアダルトゲームがあまり見られないことも、この件がグレーゾーンであることを示唆しているように思えてなりません。
最悪、パブリッシャーが責任を負うとは言ってくれているのですが、これも上記の事例と同様、販売元だけでなく演者──つまりは開発者に司法の手が伸びてくる可能性はあります。
以上のような理由から、繰り返しになりますが日本語版はDLsiteと同じ修正版をリリースし、無修正版は英語・中国語版のみとなります。
Steam版の購入を検討されていた国内ユーザーの皆様におかれましては、期待を裏切る形になってしまい、誠に申し訳ございません。万が一にも私の手が後ろに回ることがないようにするための措置に、何卒ご理解をいただきたく存じます。
近況報告
Steamに関するご報告は以上です。ここからはちょっとだけ私の近況をご報告いたします。興味のない方は遠慮なく読み飛ばしてくださいませ。
体調回復しました
1ヶ月にわたって続いた咳がようやく落ち着きました。病院から処方された大量の薬も飲み切って、ようやく元の生活に戻ることができました。車の運転にも徐々に慣れてきて、息子を保育園に送迎するくらいなら抵抗なくできるようになってきています。
税理士さんとお話ししてきました
本格的に新作の開発を始める前に法人化の準備をせねばと、チャリで10分ほどのところにある税理士さんの事務所にお邪魔して、法人化に関する知識を授けてもらってきました。
そのときのやり取りです。
税「どういうゲーム作ってるんですか? 調べようと思ったんだけど、ハンドルネームとかわからなくて」
私(調べるつもりなのかこの人……そうなるとごまかすのは無理だな)
私「ええと……ちょっと言いづらいんですが、アダルトでして……(苦笑)」
税「あっ(察し)、ああなるほど、わかりました。では、あとでこっそり調べておきますね。一応、活動してるお名前を教えてもらえますか?」
私「え、ええと、そうですね……」(パーテーションの向こうにいる女性事務さんが気になる)
税「あ、じゃあ紙に書いていただいて(苦笑)」
私「あ、はい。すみません」
……エロ稼業はつらいよ。
こんな感じのことがありましたが、税理士さん御本人はとても優しい方で、法人化の基本的なところから丁寧に教えていただき、大変勉強になりました。
あと1本!
▲5/27/18:30時点
処女作となる『おとなりの奥様は今日も独り』がついにあと1本で10000DLというところまで来ました。
2020年12月のリリースからおよそ2年半という時間を経てここまで参りました。まさか素人同然だった当時の拙作をここまで多くの方に遊んでいただけるとは……本当にびっくりです。ありがとうございます。
10000DL達成しましたら、Twitterのほうで記念イラストを上げる予定です。改めて拙作を購入いただいた皆様に御礼を申し上げます。これからも秋穂をよろしくお願いいたします。
新作について
最後に、新作について少しだけお話しします。意味深なサムネの通り、最新作は複数ヒロインになります。『エルフと暮せば』のようにメインヒロインにだけエッチシーンがあるという形式ではありません。メイン3人の扱いは平等であり、全員にエッチシーンが存在します。
イラスト担当はこれまでに引き続き、私です。プロへの外注を期待されていた方は申し訳ありません。なんぼ下手でも自分でやったほうがいろいろ融通が効くのでどうしても……。
初めての本格的な複数ヒロイン採用ということで作業負担も大きくなることが予想されますが、頑張ってまいりますので応援いただけたら幸いです。
各ヒロインの名前、作品のタイトルも確定しまして、立ち絵も表情・衣装差分含めて完成しています。現在は立ち絵をゲームに組み込んで、ステータス画面のUIを作っているところです。次週にはその一部をご覧いただけると思いますので、ご期待くださいませ。
といったところで、今回は以上です。下記の「いいね!」ボタンかツイートボタンのクリック、コメント等で反応いただけますと、励みになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、新作発表までいましばらくお待ちください。