DLsiteで売れるイラスト、売れないイラスト3

第一回、第二回と売れないイラスト例を紹介しました。今回は売れるイラストを紹介していきます。

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上記のイラストをご覧ください。

明らかに前回のイラストとは違います。

まずは大きさ。
スマートフォンのような5インチ程度の画面でも十分にアピールできるサイズに修正されています。

次に構図。
人物の位置が異なります。この配置にするとヒトは心理的に注目するよう脳がインプットされているようです。

そのため、知らず知らずのうちにイラストに興味を抱き、タップする流れを作れます。実際、このイラストを使った作品は予告もしていないのに三日で前回のイラストを用いた作品よりお気に入り数も販売数も向上しました。

イラストレーターさんに依頼する際に参考にしてみてください。

なお、東京のとあるApple Storeも同じ方法で建設する場所が決まりました。

DLsiteで売れるイラスト、売れないイラスト2

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さて、上記のイラストは、なぜDLsiteでは売れないイラストになってしまうのでしょうか。

もう一つヒントを挙げてみましょう。

CG集、ゲームにもいくつか共通しますが、ボイスASMRのパッケージイラスト（紹介画像）は560px * 420pxに縮小されてしまいます。

サンプルイラストは縦長、横長のいずれも長辺が2000pxまで許容されます。紹介画像と同じ比率にすると2000px * 1500pxです。

それでは、もう一度、上のイラストを考察してみましょう。

この記事をパソコンやタブレット端末で見ている方はピンと来ないかもしれませんが、スマホで見ると相当程度小さくなります。

もはや顔がよく見えません。ほとんどのユーザー様はスマートフォンで作品を探すので、高性能携帯電話で視認できなければ意味がないのです。

サンプルにどれだけ優れたボイスやイラストを入れてもランキングやおすすめ欄に表示されたときにタップされなければ、日の目を見る機会はありません。

つまり、トップ絵のイラストで衝撃を与えなければ、サンプルすら見てもらえないのです。

もちろん、反論する方もいらっしゃるでしょう。しかし、イラストにそれほどインパクトがなくても売れている作品は、YouTubeや別の作品を多数販売していて知名度をすでに得ている場合があります。

私のような無名サークルが名を上げるには、イラストで相手の心を掴まないといけないのです。

DLsiteで売れるイラスト、売れないイラスト

まず、下のイラストをご覧ください。

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タイトルにある売れるイラスト、売れないイラストでいえば、どちらでしょうか？

正解は売れないイラストです。

絵の上手い下手ではなく、配置と大きさが問題です。
少しここで考えてみましょう。ボイス・ASMR作品のランキングを見たとき、作品の表示される大きさを想像してみてださい。

次に「ヒト」の心理的要素を加味します。

すると上のイラストをどう改善すれば、売れるイラストになるか判明します。

次回は「DLsiteで売れるイラスト、売れないイラスト2」を紹介予定です。お楽しみに！

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