イラスト を描いていて、「ちょっとこの構図は描きづらいな」という場合があります。
それは「アオリ」の構図です。
アオリとは、対象を下から見上げるような構図です。
と言っても、全てのアオリ構図が描きづらい訳ではありません。
どんな場合が難しいか、それは「顎の下面を描く構図」です。
具体例はこんな感じです。
リアル系の顔はともかく、いわゆる萌え絵の文法で描かれる顔はこのアングルでは「可愛い顔」を成立させるのが難しいと感じます。
その証拠に、一枚絵で勝負するソシャゲのカードイラストで上記アングルで描かれたものは少ないのではないのでしょうか。
描かないよう指示があるのか、それとも不文律なのかは分かりません。
私自身、過去には以下のように描いていました。
これらのイラストの構図的に顎の下面を描くべき
なのでしょうが、微妙に嘘をついて逃げています。
漫画のように一連の動きを描くものでは流れの中で
描かれる時もありますが、一枚でキャラの魅力を伝える必要がある場合、ほとんどは正面〜横顔の90度内のアングルになります。
このようにアオリの構図はキャラを描くうえで鬼門と
なる訳です。
なぜいきなりこんな話をしたのか、というと
「脳のメモリ解放」のためです。
例えば今日の話題のようなことをぐるぐる考えていると、脳の容量が圧迫されるのです。
そうすると新しい事を考える余地が少なくなってしまいます。
自分が頭の中で考えている事を書き出すなりして吐き出すと、新たなアイデアが張ってくるそうです。
なので日頃考えているもので、ここに書けそうな話題について記事にしていこうと思います。
読んでいただきありがとうございました。
それではまた。