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2021年 03月の記事 (1)

amoroso 2021/03/16 20:00

会社を辞めたいと思った時に読む記事

はじめに

この記事を読んでいるあなたも、一度くらいは「会社辞めてえ~!」と思ったことがあるんじゃないでしょうか?
でも、ネットで記事を探しても、会社を辞めるための退職願の書き方や、上司へ相談するタイミングの話ばかり…

肝心の辞めるタイミングや、辞める前にしておいた方がいいことは教えてくれず、最終的には退職代行会社の紹介で終わり!という経験があると思います。僕はありました。
ということで、この記事はそんな「会社を辞めたい」あなたに向けた記事です。


「私は慈善活動をしているわけではありません。あなたに改善が見られないなら、どこかで見切りをつける必要があるとも感じています。」(原文ママ)


これは僕が退職を決意するきっかけとなった、パワハラ上司からのメールです。
まさしくその通りで、あなたは会社に慈善活動をしているわけではありません
自分の得にならないどころか、辞めたいと思うほど害になる会社は辞めてもいいんです。

あなたを苦しめる会社を脱出して、一緒に第二の人生を楽しみましょう!

長くなりますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです!

自己紹介

で、お前は誰や、という話ですが。
僕はamorosoと言います。サークル名もそのまんま「amoroso」です。

今話題の高専の機械工学科に入学し、学生時代は呪術の才能も無いままフラフラとバイトに明け暮れ、4年次に何を思ったか同人音声製作をスタートし、学校の自習室で台本を書き続ける生活を送っていました。

学校側は何を思ったか、そんな僕をストレートで卒業させ、そのままそこそこ有名な企業に就職しました。そこそこ。

そして工場に配属され、そこで工場排水や、工場内で使用する水の水質管理の仕事を任されました。

仕事も覚え、同人活動もそこそこ軌道に乗り、順調…かと思いきや
2019年秋頃に直属の上司が変更となり、その上司のパワハラを苦に2021年2月末付での退職となりました。
人間辞める時はアッサリですよ。ええ。

というわけでこれが2017年4月~2021年2月まで、わずか3年ちょいの僕の会社員生活でした。
そろそろ本題に入ります。

会社を辞めるべきタイミング

結論から言います。
今すぐ辞めろ!!!!!!!!
以上。

まず、「会社を辞めたい」と思う理由って、給料や仕事の内容に不満がある場合も少なくないのですが、大多数は劣悪な人間関係や、体調不良に繋がるほどの激務だと思います。
なんだかんだこの二つがしっかりしてると仕事続くんですよね。
逆に言えばこの二つが悪いと、どんなに待遇が良くても辞める可能性があります。

僕は直属の上司が変わる直前まで、「ああ、この会社で一生同じ仕事をしながら、一生同人活動を続けていくんだろうな」と思っていました。
でもそれから1年ちょいで仕事辞めてます。この記事を読んでいるあなたも他人事ではないかもしれません。

では、ここから会社を今すぐ辞めるべき理由を説明します。ただし、例外もあります。

今すぐ会社を辞めるべき理由

では、なぜ今すぐ辞めるべきなのかというと

「辞めたい」と思える内しか正常な判断ができないから。

思えば僕はその限界一歩手前まで来ていました。
日に日に「会社を辞めたい」という意欲は消え、「会社に行きたくない」という思いが強くなり、最終的には「どうすれば会社に行かなくていいのか?」ということばかり考えていました。簡単ですね。会社辞めろ。

当然、正常な判断ができなければ就職活動など「その後」の進路にも悪影響があります。
だから今すぐ辞めるべきなんです。タイムリミットは迫り続けていますので、早めのご決断をオススメします。

ただし、上述したように例外もあります。
次の4つの内、1つも当てはまらない方は会社を辞めるべきではありません。

  • 次の就職先が決まっている。またはその見込みがある。
  • フリーランスとして独立できるほどの副収入がある(目安:年収300万円)
  • 1年程度ニートをやらせてくれる実家がある。
  • 年収と同額以上の貯金がある(1年働かなくても生きていける貯金がある)

というのも、これらに当てはまらない人は、辞めた後に後ろ盾が無く、辞めることで収入も打ち切られ、失業保険に頼ってバイトを探すという進退窮まる状況になる可能性が極めて高いためです。
逆に言えば、1つでも当てはまっていれば今すぐ辞めましょう!

会社を辞める前にやっておいた方が良いこと

とはいえ、まだ転職活動などができる元気がある方も多いと思います。
でも、実際にやるとなると、転職サイトに登録したり、面接のため会社を休む必要があってハードルが高い…
というわけで、比較的ハードルが低く、今すぐ始められる2つのことを紹介します。

  • 副業を始める
  • 精神科に通院し、診断書を書いてもらう

?????ハードル高くね!?!?!?
と思ったそこのあなた、大丈夫です。実はハードル低いんです。
1つずつ解説していきますね。

副業を始める

「副業」と聞いてどんな仕事をイメージしますか?
株、投資、マンション経営、Youtuberなどなど…
こうした職をイメージされる方も多いかもしれません。
しかし、これらは初期投資が大きく、相当な量の知識を必要とするため、正直オススメできません。

ではどうするか?身の回りの要らない物をメルカリで売ってください。
意外と何でも売れます。

セカンドストリートで買取拒否された服、売れます。
きったねぇ家電、売れます。
古すぎるし知名度もないクソゲー、売れます。
売ってお金にしてください。それだけ。

は?何言ってんのお前?
そんなもんで金稼げたら苦労しねぇんだよ!

というご意見はごもっともですが…
副業を始める理由は「お金を稼ぐこと」だけじゃないんです!

それは…会社以外に副収入があるという事実を作ること。
「副収入がある」ことの効果は絶大で、精神的な安定感が段違いです。
「俺は副収入がある!いつでも会社を辞められるんだぞ!」という自信も湧きます。
「稼いだ金額」が重要ではなく、「会社を辞めてもお金を稼げる」事実が重要なんです。

というわけで、まずは精神面を安定させ、転職活動や他の副業への足掛かりにするため、メルカリで要らない物を売ってみましょう!

精神科に通院し、診断書を書いてもらう

メルカリで売りました。自信が湧いてきました。さあ転活だ!副業だ!
と言っても、仕事が忙しい方はそんな時間取れませんよね?
じゃあ作ればいいじゃない!ということで精神科で診断書をもらいましょう。

精神科って鬱病の人が行く所でしょ?俺は鬱病じゃないんだけど
という方もいらっしゃると思いますが、ここは騙されたと思って通院してみてください。
そもそも、会社を辞めたいと思うほど追い詰められている方は鬱病一歩手前の可能性が高いです。

さて、精神科に来ました。
ここでは、「自分はこんな仕打ちを受けて、会社へ行くのが辛くなり、会社を辞めたいけど仕事が忙しすぎて辞められない。辞める元気もない。」という話をしてください。
するとお金はかかりますが、何度目かの通院で高確率で診断書を貰えます。
医者が会社に事実確認の電話をすることもなく、会社から医者への連絡もありません。
なので大袈裟なくらい自分の思いをぶちまけちゃってください!
数千円で転活の時間を買えると思えば安いもんです!

診断書を書いてもらったらあと一歩!さあ次の章に進みましょう!

休職しよう

※僕は休職申請はせず、そのままストレートに辞めました。

医者から診断書を入手したら、早速翌日にでも上司に見せましょう。
ここで大事なのは、直属の上司ではなく、課長に見せてください。
というのも、ある程度の人事権を握っていない人間と話しても、話がこじれるだけだからです。課長からパワハラを受けている場合は、その上の部長などでも良いです。

第一声は診断書を見せて「休職させてください」が良いです。
その後、自分がどんな理由で精神的に追い詰められているか、日々どんな気分で過ごしているかを話してください。

ここで、まともな会社であれば、「パワハラ上司に教育する」「残業時間削減のための措置を取る」などを提案してくると思います。
でも、そこでひるまず「限界です。求職させてください。」と強く言ってください。
強く言えないなら、ゲロを吐いたり過呼吸を起こすのも手です。僕はゲロでした(未遂)

というのも、課長に上司のパワハラを報告しても、少なくとも僕の会社では何もしてくれませんでした。
流石に見かねたのか、課長から情報共有された係長がパワハラ上司に厳重注意してくれたようですが、1ヶ月もすればパワハラは元通りでした。

話がそれましたが、これでほぼ確実に休職が取れると思います。
というのも、上の立場のオジサン達は未だに「精神科は鬱病の人間が通う所だ。鬱病はよく分からないが、社会問題にもなってるし危険なんだろう」という考えの人が多いです。
社員を怒らせて労基に駆け込まれると面倒ですし、自殺されたら最悪会社が傾きます。
なので、「休職で済むなら…」と取らせてくれる可能性が高いです。

また、休職の代わりに「部署異動」を提案される場合がありますが、これもオススメしません。
というのも、「一度は休職を申し出た人間」として確実にキャリアに響きますし、そうでなくとも「あの人休職して部署変わってきたらしいよ」とヒソヒソ噂されます。
少なくとも、僕がいた会社ではそうでした。
そのため、自身のキャリアを全く気にしていないか、よほどメンタルが強い人以外は休職してください。

「その後」の進路を考えよう

休職出来たら退職まであと一息!
次は「その後」の進路を考える段階です。
これは大きく分けて次の3つに分けられると思います。

  • 転職する → 就職先が決まったら退職
  • フリーランスとして活動する → 副業が軌道に乗ったら退職
  • 失業保険を貰いつつ実家でのんびり → 親を説得したら退職

自分にあったプランを選んでいただければOKです。
僕はフリーランスとして活動する道を選びました。
この場合、休職しつつこっそり副業を始め、軌道に乗ったら退職しましょう!
時間はたっぷりあるので、株や投資を学ぶのもいいですし、もちろん音声作品を作ってもOKです!
軌道に乗らなくても大丈夫!休職中もお金貰えるので!

フリーランスとして活動するために必要なスキル、アドバイスなどは別の機会に語らせていただければと思います。

さて、ここで注意点なのですが
あくまで休職中なので、転活or副業中の姿や、遊んでいる姿を同僚に見られないようにしてください。
同僚に見られてしまうと非常に厄介なことになり、会社に呼び出されたり、最悪懲戒もあり得ます。
なので、絶対に見られないようにしてくださいね!
会社の近くや繁華街を避けて、平日昼間に行動すれば問題ないはずです!

退職しよう

今後の進路も決まったら、早速退職しましょう。
メールにて課長を会議室に呼び出し、退職の意向を伝えるわけですが、その際に以下の物があれば便利です。

  • 精神科医に書いてもらった診断書
  • 退職願
  • ペン型ボイスレコーダー

「休職したけれど、結局体調は戻らなかったこと」「療養に専念するため退職したいこと」など、何でもいいので理由を付けて退職を申し出てください。
口頭で直接伝えるのが難しい場合、退職願を渡してもOKです。

まともな会社ならあっさり辞めさせてもらえます。辞めさせてもらえない場合は退職代行が良いと思います。(次の会社に嫌がらせの連絡をされるリスクはありますが)

また、退職日は、退職を申し出た日から1~3ヶ月後が一般的なようです。

その後の手続きは会社によって異なりますが、一般的には人事部から退職に必要な書類一式を受け取り、それを提出して退職完了…という流れが多いようです。
勿論、それと並行して業務の引継ぎが必要になります。

退職決定~最終出勤日までの過ごし方

課長に退職を伝えた後、すぐに部署内で退職日が共有されるわけではなく、人事部に退職が承認されるまでの間は普段通り過ごすことになります。
(引継ぎ等の関係から、関係者には先行して退職が伝えられる可能性が高いです。)
この時、こっそりと引継ぎ書類一式を作っておきましょう。

というのも、上司のパワハラ等が原因で退職する場合、パワハラ上司に退職の件が伝わった段階で、ハラスメントが激化する場合があります。僕がそうでした。
しかし、引継ぎが残っている以上辞められないし、最終出勤日まではまだまだ日がある…という状況で八方塞がりになります。

そんな時、最低限の引継ぎ資料を完成させておけば、体調悪化を理由に、欠勤という形で最終出勤日より早く会社を辞められる可能性があります。
また、この方法で辞めれば、パワハラが原因であることをそれとなく周囲にアピールできますし、そういう意味でも一石二鳥ですね!

部署内に退職の旨が共有された後は、机の片付けや書類仕事をして過ごせばOKです。

おわりに

簡単ではありますが、「会社を辞めたいと思った時に読む記事」として、僕が伝えたいことは以上です。
僕自身、退職を考える際、ネットだけでは情報が不足していて、苦労したので、ネットに乗っていない情報や実体験をメインにまとめてみました。
僕がどんなパワハラを受けていたか、などといった話は別の機会にお伝えする予定ですので、またお付き合いいただければ幸いです!

それでは、良い退職ライフを!

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