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ふぉろみー!の記事 (78)

Drop Sohila 2023/08/05 20:30

【毎日投稿】音声作品レビュー&勉強005

はじめに

 記事を開いていただきありがとうございます。
 Drop Sohilaです。
 
 昨日に続き、こちらの作品をレビュー&勉強させていただきます。
 『【ブルーアーカイブ】ヒナASMR~甘えられる優しいひと時~

 時間があまり取れなかったので、内容薄めです。
※これ以降はネタバレを含みます。ネタバレを踏みたくない場合は各自対応をお願いいたします。

本編

05.『ぎこちないシャンプー』.wav
9分3秒

場所:シャーレの洗面台?
状況:トラック4の続き、目を覚ますために洗面台で頭を洗う先生を手伝う

 ↑この書き方はシナリオを制作するときや、台本の冒頭に書いたりするときによく使います。場所は音や何をするかの想像に役に立ちます。音の特徴でリアルタイムな時間を使うことが多いです。なので状況として、表現したいことを明確にして、芯がずれないようにしています。

  • 0:46~0:48
     ここのシーンで先生の頭の位置がずれるとき、SEの音が切り替わっていました。
     細かいところですが、シャワーの強めの音が変化するとよりリアリティが感じられます。この後も、シーンに合わせて変化していたので、楽しめるポイントですね。
     シナリオ的に気になるところは、先生は頭を流しの方に向け、顔がうつむいている状況という点です。態勢的に疲れそう…。ロングヘア先生だと流し台に髪がついて、とても大変だと思います。
     音声作品に関わる者として、なるべく万人向けにしたい思いがあります。しかし、状況がそぐわなくなることは往々にして起こり得るため、難しい所ですね。
     
  • 髪を洗い流す時間
     3:43~3:59にてシャンプーで洗った髪を一度流す、約16秒。
     6:02~6:49にてトリートメントを洗い流す、約47秒。
     8:10~8:45にてコンディショナーを洗い流す、約35秒。
     
     どれも創作的時間の短縮がされた洗い流し時間だと推測します。一方で、一人のファン目線で言えばもう少しゆっくり声をかけながら流して欲しかったですね。
     また、ストーリー中にも語られていましたが、人の髪を洗うことにヒナは慣れていません。なので、ここの声をあまり出さずにジッと集中して髪を流すのも。ヒナのキャラクター性が出ているポイントでしょう。
     
     この洗い流す時間も、髪の長さでかな~り変わるので、この秒数決めは難しいポイントだと思います。私はこのようなことを決めるのが、あまり得意ではないです。決定プロセスなどあれば勉強してみたいですね。

まとめ

  • シャワー音が気持ちいい。
  • ヒナに髪を洗ってもらいたいときに聞くのがオススメ。

 『髪を洗ってもらう』にフォーカスされたトラックでした。
 先生が髪を、生徒であるヒナに洗ってもらう。こんなシチュエーションを、先生が無理やり目を覚ますため、洗面台で髪を洗う、というきっかけから始まったのには驚きでしたね。
 こんな奇怪な行動をとる先生にも、シャンプー、トリートメント、コンディショナーと手間をかけて洗ってくれる。ヒナがいい子すぎる!

 次が、最後のトラック。
 ヒナASMRとしての、結末がどうなるかとても気になります。

記事執筆時間:約1時間

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Drop Sohila 2023/08/04 21:30

【毎日投稿】音声作品レビュー&勉強004【なるべく頑張る】

はじめに

 記事を開いていただきありがとうございます。
 Drop Sohilaです。
 
 昨日に続き、こちらの作品をレビュー&勉強させていただきます。
 『【ブルーアーカイブ】ヒナASMR~甘えられる優しいひと時~

※これ以降はネタバレを含みます。ネタバレを踏みたくない場合は各自対応をお願いいたします。

本編

04.『不慣れなマッサージでも』.wav
10分11秒

場所:シャーレ(執務室)
状況:先生は疲れからか寝ていた。当番のヒナが来て仕事をしていた。
   →ヒナが先生のために、慣れないマッサージをする。

  • 2:59~3:01
     短い受け答えの一つをピックアップしてみると、間が2秒ない程度でした。
     具体的には、

 ヒナの確認を取る言葉
 ↓
 【2秒】先生側の「うん」程度の返事
 ↓
 ヒナの了承の言葉

 このイメージで問題ないはずです。

 画像を見てみると、音声を編集して間を作っている場合、6000Hz以上を示す部分のオレンジが薄くなっています。収録した音をそのまま使っている場合、6000Hz以上の音が存在します。つまり、この約2秒の間は声優の広橋涼様の演技感によるものと推測します。
 聞いた感想は、受け答えのテンポとしてはちょっと早めな印象を受けました。慣れないことで迷惑かけていないか、どこか心配なヒナに対して自然な返事をする先生。それがちょっぴり嬉しかったのか、ちょっと食い気味な了承の言葉はキャラクターの可愛らしさが垣間見えた気がします。

  • 8:05~9:42
     約1分37秒の肩たたきシーン。ヒナの可愛らしい肩をトントンする掛け声とともに、同時に「トン」となっていましす。
     あまりにも掛け声に合っているため、一つ一つ細かくSEを挿入しているのか、同時に収録する方法があるのか、気になりますね。
     少しだけ細かく見てみると、リズムが1秒間隔です。

 キヴォトスの中でも、強いと有名で小柄な体躯からは想像できないほどタフな印象を、私はヒナにもっています。また好き嫌いはあるでしょうが、ミームからキヴォトスの生徒達は先生よりも力が強いイメージもあります。
 そんなヒナが、肩を優しくトントンする。とっても癒やされる、優しい、ぬくもりのある。幸せな時間として、ここだけループして聞きたいくらいです。

まとめ

  • 間の取り方でキャラクターから受ける印象が強くなる。ヒナ可愛い。
  • 音のみでの表現の妙が間に詰まっている。
  • ヒナに肩たたきされたい。癒やしの声と音のリズム。

 最後、次に繋がるような引きの終わりだったので、次のトラックは今回の続きのストーリーだと思います。聞くのがとても楽しみです。

記事執筆時間:約1時間半

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Drop Sohila 2023/08/03 21:30

【毎日投稿】音声作品レビュー&勉強003【なるべく頑張る】

はじめに

 記事を開いていただきありがとうございます。
 Drop Sohilaです。
 
 昨日に続き、こちらの作品をレビュー&勉強させていただきます。
 『【ブルーアーカイブ】ヒナASMR~甘えられる優しいひと時~』
https://www.dlsite.com/home/dlaf/=/t/s/link/work/aid/dropsohila_Cien/id/RJ01078257.html)

 時間があまり取れなかったので、内容薄めです。
※これ以降はネタバレを含みます。ネタバレを踏みたくない場合は各自対応をお願いいたします。

本編

03.『風紀委員会をお手伝い』.wav
15分35秒

 このトラックは、タイトルの通り、ヒナが所属する風紀委員会にて仕事中に先生が来て…という内容になっています。ブルーアーカイブのゲーム中における、私のヒナのイメージは仕事でとても忙しい、です。そんなヒナが、先生が手伝いに来たことで甘えるボイスをじっくりと聞ける。ゲームでは補完しきれなかった、ボイス付きの風紀委員長ヒナの可愛い所をじっくり堪能できる。また、全体的にゆったり目なので、寝るときに聞くのにおすすめのトラックですね。
 
 また、特徴的な所は、12:25~15:35の約3分間寝息パートがある点です。
 全体の1/5が寝息ということで、リラックスや癒やしを強く意識させられます。

 昨日とりあげた、シャーレの環境音(空調音)と、風紀委員の執務室(おそらく)の環境音が異なりました。20000Hzあたりが-80dbと、シャーレの環境音6000Hz以上が-120db以下と数値としてもわかります。

 環境が変われば音も変わることが表現されていて、素晴らしいです。当たり前かもしれない所が、細かに表現されていると嬉しくなります。
 ただ、この環境音の正体がわからないことです。このような音の質感の特徴だと、どういう環境を示しているか、知っている方がいらしたら教えていただけると嬉しいです。また、どうしてシャーレと風紀委員の執務室で、これらの環境音をチョイスしたかもわかるとより、フォーリーサウンドに対して理解が深まりそうです。

まとめ

  • 寝るときやリラックスするときに聞くのがオススメ。
  • 環境音の違いが前のトラックと場所が違うことを示している。
  • どこで収録した、編集した環境音を使っているか気になる!

記事執筆時間:約1時間

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Drop Sohila 2023/08/02 21:30

【毎日投稿】音声作品レビュー&勉強002【なるべく頑張る】

はじめに

 記事を開いていただきありがとうございます。
 Drop Sohilaです。
 
 昨日に続き、こちらの作品をレビュー&勉強させていただきます。
 『【ブルーアーカイブ】ヒナASMR~甘えられる優しいひと時~

※これ以降はネタバレを含みます。ネタバレを踏みたくない場合は各自対応をお願いいたします。

本編

02.『シャーレをお手伝い』.wav
14分53秒

音声編集を中心に、気になった部分を秒数とともに紹介していきます。

  • 0:00、バックグラウンド音が入るまでの時間
     約0.5秒だった。

  • 00:40付近の足音を伴う移動と距離感について
     セリフとセリフの間が4秒。足音6歩分であり、中央から右側へ近寄ってくる演出だとわかる。

 また、07:15付近から、台所へと移動するシーンがあった。こちらは、「ん~」を除くと8秒。シャーレの執務室入り口から、先生の事務を行うであろう机までが4秒の距離感であり、事務机から台所までは8秒と約2倍の距離感が推測しました。
 音の時間間隔で今いる空間について表現できていて、参考にしたいポイントですね。

 先生歴が短いため詳しくないのですが、この推測って当たっていますか?
『ミチルっち「今後のミチルっちを考える!の巻」』を参考に見てみたのですが、流し台を含むような台所?らしい場所がそもそも見当たらず混乱しています。

  • 7:53~8:47、コーヒーを入れるシーン
     7:53からコーヒーを入れ始め、18秒間豆を引いている音、その他を含め8:47で完成。
     ここに注目しました。
     コーヒーに詳しくないので、この時間がリアリティのある長さなのか、創作として短縮した時間なのか気になっています。もし、短縮時間としてであれば、ちょっとしたセリフ混じりの「約1分」という長さでの表現を参考にしたいです。
     ASMRの特徴であるキャラクターの近さを全体から1/15減らして表現する、つまり耳心地の良いコーヒーを入れる音に全体の1/15使う価値がある。トラック全体の構成が素晴らしいです。
     ファンとしては、コーヒーを飲みたくなる愛らしさが溢れたシーンで好みですね。

  • 12:44~12:56、受け答えの間
     先生の受け答えの間は約3.5秒だった。この後も受け答えが数回あるが、大体3秒前後。
     音声作品で、聞き手の受け答えがあるシーンはよくあるシーンなので、3秒を今度から意識に入れたいですね。私的には、ちょっと早いくらいがテンポ良くて好きなので、自サークルでは2秒台の間が多かった気がします。
     

  • 14:00~14:02、頭(髪)を撫でる効果音
     ここはファン目線よりは、創作目線で難しいと一番感じたポイントです。
     髪を撫でる表現の効果音とは?
     漫画では『ぽん、ぽん』や『なで、なで』の言葉自体を、効果音の様に使っているイメージです。
     私は、髪を撫でたことも、髪を撫でられたこともなく、想像するのが容易ではありませんでした。似たもので言えば、散髪のときでしょうか。髪の硬さや、生え方、撫でる方向、個人差が大きそうだと感じます。
     個人的な感想で言えば、自身の創作に活かすため、美容師の方に取材してより追求したいと思いました。

シナリオ的な面を中心に、紹介します。

  • ゲームの他キャラの名前がさらっと出てくる
     この音声作品が、ブルーアーカイブの世界観を表していることを、改めて感じさせてくれました。
     これから「ヒナ」について、キャラクターが公式で掘り下げられる。そんな期待感が心を満たしてくれて好きですね。
     
  • 文具や紙をめくる音を含めたシナリオ
     耳に気持ち良い、心地よい音という、ASMRの言葉が持つパワーを活かしている点。自身の活動フィールドがR18なため、全年齢向けのこのような表現の仕方についての勉強が甘く、参考になりました。
     ブルーアーカイブを知っていれば、書類を書き直したりする日常が容易に想像でき、とてもASMRと合ったシナリオですね。
     
  • 個人的な好み
     「えっと」、「ん~」、などののこぼれ出るような一人ごとの声が可愛い。
     一番好きなのは、7:29~7:34。
     9:42~9:44の声色が優しさをたっぷり声で表現されていて、好き。

最後に、

  • バックグラウンドの音について
     空調音のようなものが、トラック全体を通してバックで流れていた。
    これは、フォーリーサウンドで、リアリティを表現するために、後から加えた音だと推測します。特に、お手伝いという日常感あふれるシーンのトラックなため、全体の音含めて作品を味わって欲しいという気持ちが伝わってきますね。
     また、この空調音は6000Hzから-120db以下であった。表現の仕方があっているか分からないが、高い周波数の音は消されていた。音に雑味が増すため、声とは合わないためなど理由が考えられる。以下で実際に試してみました。

 前回でも使ったEQ matchを用いて、トラック2のバックグラウンドで流れている空調音の質感を調査した。結果が下の図になる。6000Hzから-120db以下であると、青線が消えて示している。
 

 次に、私が個人的に収録した未加工の室内音を図示する。6000Hz以上においても-100dbから-120dbで有ることを示している。10秒程度の未加工の音も同時に参考にしていただきたい。


 これを、ヒナASMRの空調音と似るように、簡単にではあるけれど加工した。6000Hz以上の音をなるべく小さくする。加工後の音も同時に参考にして欲しい。



 
 加工前は、スーという高めの音が耳障りに聞こえた。
 加工後は、先程より音が低くなり、奥行きがあるような音に聞こえた。
 ヒナASMRの空調音の雰囲気に、加工前よりは断然似ていると感じた。

 結論は、バックの空調音において6000Hz以上の音を削ることで、邪魔な音が消すことができた。個人的な感覚にはなるが、声に集中しやすいバック音になったのではないだろうか?

まとめ

  • 足音などSEによって距離感の演出が良い。
  • 耳に心地の良い音を、シナリオに組み込むことで感じられる良さがある。
  • 時間のバランス1分/15分。
  • 受け答えの間、3秒。
  • 紙を隣でめくるヒナ…いい。
  • 7:29~7:34の質感おすすめ。
  • バックグランドの室内音は、6000Hz以上を小さくすると声に合う。

 ヒナに事務仕事を手伝ってもらったり、コーヒーを入れてもらったり、ヒナとの良い距離感が感じ取れるトラックでした。
 ちょっと作業量が増えたので、明日はお休みするかもしれません。

記事執筆時間:約3時間

参考元
『ミチルっち「今後のミチルっちを考える!の巻」』

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Drop Sohila 2023/08/01 21:30

【毎日投稿】音声作品レビュー&勉強001【なるべく頑張る】

はじめに

 記事を開いていただきありがとうございます。同人音声サークルDrop Sohilaです。

 前々からやってみたかった、気になる・好きな音声作品について、アウトプットしていく試みです。R18な音声作品を制作している視点と、ファンとしての視点を合わせて、偉大な作品を研究するのが目的になります。
 特に自サークルの作品発表が最近できず、アウトプット不足を解消したい。より良い音声作品を創りたい。そんな思いを読んでくださる皆様と共有できると嬉しいです。
 ※この先は作品のネタバレを含みます。ネタバレを踏みたくない場合はブラバで対応お願い致します。

紹介作品

 本日勉強させていただく作品はこちらです。
『【ブルーアーカイブ】ヒナASMR~甘えられる優しいひと時~』

概要

  • 大人気ゲーム『ブルーアーカイブ』の登場キャラクター「空崎ヒナ(CV広橋涼様)」を中心にした全年齢向けASMR作品。
  • DLsiteにて、2023年7月24日から8月1日まで、約9日で販売本数36000本以上。
  • DLsiteにて、平均評価4.96、レビュー56個。
  • ジャンルは【萌え、癒し、バイノーラル/ダミヘ、ASMR】
  • 音響効果・録音編集・台本・制作は【株式会社Yostar】
  • 8トラック、合計約110分、タイトルコールを除き1トラックあたり【9分~25分】
    です。

本編

 今回は、全体を聞いてからではなく、一つずつ聞きながら勉強していきます。
 再生環境は、作品をいつも制作している環境と同じです(ヘッドホン+RX9)。

01.『タイトルコール』.wav
 とてもシンプルなタイトルコールですが、ASMRをとても意識させる形でした。
 RX9という音関係を扱うソフトを用いて、まずは音を可視化してみます。

 画像と、聞いたことからわかるのは、
・右→左→右と移動している。
・移動を挟んだときの間が、0.7秒で揃えられている。
・移動の間には、音がほとんど無い。
点になります。

 聞いた感想としては、リズム感が良く程よい間。特に左右に音を分けることで、立体的な音の聞こえ方、距離感の近さの演出。ヒナちゃんのボイスでこれから、ASMRが始まるんだという、次のトラックへのワクワク感がたまりませんね。

 台本制作や音声編集の観点から気になる点は、左右の移動の間が0.7秒なところになります。理由としては、歩いて右から左に移動していたら0.7秒は少し早いからです。ここは私自身、よく悩みます。聞いているときのリズムや流れの良さと、リアリティのバランス。株式会社Yostar様は、間の良さをとっているのではないか、という視点で聞いていくことができそうです。


 次に、先程の画像を一部拡大し、左を本編、右をこちらで少し編集したものを並べてみました。

 矢印が示すのは、口の中の水気によって「ちゅっ」となってしまう音です。おそらくリップノイズと言われている、話していたらどうしても出てしまう音になります。特にASMRのようにマイクが近いと、音を拾いやすいですね。

 このような唾液の音はリアルっぽさがあり私は結構好き派に所属します。画像の右のように、音を削ることも編集で可能ですが、ある程度残すことを私も心がけており、感覚が似ていて嬉しい限りです。

 私は、何度か聞いて、「不快ではない」を基準にしてにいつも編集しています。よく音声作品を聞く方的にはどう思っているのか、気になります。


 最後にRX9という編集ソフトのEQ MatchとLoudness Controlの機能を使って、トラックの情報を見てみます。

 EQ Match(音の質感を整える場合に使うもの)を見てみると、200Hz~300Hzあたりが-40db付近です。低いHzでも、高いHzの部分も-100dbをほとんど下回らず、音を削っていないのがわかります。現在流行の質感を勉強できる点でとても参考になりました。

 Loudness Controlを見てみると、Integratedが-24.9LKFSです。Integratedが示すのは、トラック全体の平均Loudness(人間が感じる音の大きさ)になります。これが、DLsiteの視聴アプリで聞くときの、音の大きさの目安といったイメージです。
 自サークルの作品でも、-27~-22当たりを目安にしていました。ヒナASMRは落ち着いた感じの作品ですので、この傾向の作品では聞きやすい音の大きさとして覚えておきたいです。

まとめ

・1トラック目で左右に音を振り囁かれると、ASMRの期待感がマシマシ。
・間を揃えるとリズムが良い。
・間は、リアリティとリズムのバランス。
・リップノイズは残し気味で、リアル感重視。
・音の質感の妙は、200Hz~300Hzが他よりも高dbにあり?
・ASMRのIntegratedは-25LKFS付近が目安。

 タイトルコールから、とても本編が楽しみなる作品でした!
 明日からは、本編トラックについて内容とともにレビューを予定しています。
 
(記事執筆時間:約2時間)

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