『ちょい不良の先輩に好きがバレたとき』
へー? アンタ、アタシのこと好きなんだって?
そんなに怖がるなよ。
アタシのこと好きなんでしょ?
ひょっとして憧れだけにしたかったタイプ?
アンタ、他に好きな人いる?
いない? アタシ一筋なんだ?
あはは! ならさ、見せてよ。
アタシ一筋で好きって証拠を。
ちなみに脱ぐとか接触するのは禁止だから。
あー、好きって言うのも禁止にしようか。
さあ、アタシに好きを伝えられるかなって……。
え、は、泣いてる……?
ちょっとまだ始まってないっての!?
全く、こんなに繊細な子がなんでアタシなんか好きになるかな?
しょうがないな。これ特別だから。
前髪、ちょっと上げるよ。
チュッ(キス音)
アタシも言い過ぎたから、今はこれで勘弁な。
ま、次泣いたらデコピンだけどな!
アタシのキスは安く無いからな、その分働いてもらうよ!
よし、メロンパン買ってこい!