イノセントリリィ裏話~名前編~
こんばんは、土竜です。
GWはあまり仕事できなかったので久しぶりにがっつりしたらめちゃキツかった。やはり休み過ぎるものではない……。
今回は特に更新することもないので、イノセントリリィについて話そうかなと思います。
このイノセントリリィ、企画自体はいつ出来たかというと、実は一年前から書いてました。だから結構裏話があるんです。
なので、今回は名前にフィーチャーして話していきたいと思います。
名前にもあるリリィ。これが今回のカギになってまして、皆さんご存じの通りリリィこと白百合は清純なイメージがある花ですよね。これが黒くなるというだけでもエロいですが、実は黒百合にはもう一つの特徴があります。それは――
臭い。
そう、めっちゃ臭いのです。
そういう点からインスピレーションを得て、今回の作品を作りました。
清純な花が臭くなるんだから竿役は汚い方がいいよね、ということでスライム男が誕生し、そしてどうせなら汚ギャルにしちまおうという点からギャル化させました。
ただここは難しい点で、匂いがアレ過ぎる描写を入れ過ぎると普通の人は引くよね、と思い汚ギャル要素は必要最低限にして、ギャル要素を前面に出しました。
そして、何となくシスターという設定を思いつき、それを結びつけた結果がこの作品です。
ただ……ここからが本題です。
名前をどうするか。これは永遠の課題です。
カースドリリィという堕ち後の名前はかなり初期……というより、初めて書いたときから決まり、イノセントリリィもまぁそこそこのタイミングで決まりました。
だが、彼女らの総称をどうするか? これが課題でした。
業魔と戦う存在という設定は初期からありました。ただ、結局その時に彼女らの総称を決める必要が出てきて、どうしようか悩みました。
なんかいい感じの名前はないか……色々考えたもののこれといったものは見つからず、結局仮につけていたエクソシストシスターのまま声優さんに提出しました。
そしてその翌日に気づく。
エクソシスターでいいじゃん!
これに気づいた瞬間雷に打たれたような心地にあいました。
普通に「シス」が被ってるのに、そんなことにも気づかなかったのです。こういうのが締め切り後のライターにはよくあります(他の方に失礼)。
そんなことを後悔しながら過ごしてた時、ふとツイッターに流れてたあるツイートが目に入りました。
遊戯王の、エクソシスターに関するツイートが。
あっぶねぇぇぇぇぇっ!
がっつり使われてんじゃん! そりゃ使うよね、うん!
何という幸運。こんなギリギリで被りを回避できるとは。
まあ、こんなゴロのいい言葉が使われてないはずなく、最終的にはうまく回避できたな、よしよしと思いながら過ごしてました。
そして、発売後。
普段はあまりサーチしないのですが、かなり気になってしまったため、「イノセントリリィ」でツイートを検索しました。
見たら気にし過ぎるのであまり反応とか見ないようにしてるのですが、その時に入ってきたツイートで。
モロに「イノセントリリィ」という名前が他作品で使われてることを知りました。
ち、違うんや、これは違うんや……! ホントに知らなかったんや……いやマジで……
これは知らなかったということで見逃して下さい…そして世の名前をかぶらないよう努力する作家たちに心から敬礼させていただきます。
それでは今夜はこのあたりで。では。