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鳥居ヨシツナ/鳥居座 2024/05/17 23:44

今描いてる漫画

前回の自我出し記事でしれっと書きましたが、現在COMIC LOで執筆中です。
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鳥居ヨシツナ/鳥居座 2024/05/13 00:30

漫画を描き始めてから4ヶ月で商業デビューが決まった私がやったこと

長年、絵をネットに投げつけるだけのbotになっているのでたまには自我出します。
私が漫画を描き始めたきっかけから商業デビューの経緯、そして現在に至るまで、散文形式でつらつら書き連ねていきます。
エロ漫画家の裏事情が気になる人、エロ漫画家になりたい人、デビューまでのひとつの例として読んでみてください。
クッッッソ長いので、通勤中や昼休憩中など、やることがないときに小分けして読むことをお勧めします。

ちなみに今こんな感じの漫画を描いています。
原稿落とさなければ夏頃にコミック LOに掲載されます。

なんで漫画を描き始めたの?

ひとえに言うと、ちゃんとかわいい女の子を描きたくなったからです。

イラスト自体は10年以上前から描いていましたが、同人活動を始めたのは2022年からでした。
それまでは普通に会社員をやっていて、2021年秋ごろから転職活動を開始。
…するも、数年間きっちり社会人やったんだから、さっさと退職して数ヶ月ぐらいのんびりしてもいいんじゃない?ということで、転職先を見つける前に退職。普通、退職前に転職先決めるよね。

そんな感じで3ヶ月は好き放題しようと決め、それからは散財・旅行・絵も描き放題。
…描き放題?じゃあ折角だし、同人活動でもやってみたら?

CG集を作り始めました

当初は再就職するまでの暇つぶし程度に考えていたので、ちゃっちゃとテーマやシチュ、キャラを決めて制作開始。
処女作は2ヶ月ぐらいで完成・販売開始しました。
するとこれがそれなりに売れちゃった。会社員だった頃の月給を優に超える売り上げ。
制作時間に対する収入としては中々、でも専業になって人生を預けるには頼りがない、それぐらいの金額。
ただ、転職活動を先延ばしにして次の作品を作り始めるきっかけとしては十分だったので、開業届を出してしばらくは同人活動をがんばっていくことに。

なし崩し的に始めた同人活動、順調に作品数も増えて収入もいい感じに、これ年収1千万円もいけるんじゃね?的なことを考え始めた頃…

飽 き た

CG集は描きたいシチュエーションに合わせてキャラクターを作っていたんですが、これってオナホを作ってるのと変わらないんですよね。キャラを作っていると言うよりは、性具を作っている。
そんな順序で作品作りをやっていると、キャラクターに愛着が沸かないんです。
愛着のないキャラのCGを何枚も描いて、作品ができたらまた新しいキャラを作って…。
だからCG集で作ったキャラたちの名前をパッと思い出せないんですよね。愛着がないから。
そんな心持ちで作品を作り続けていても飽きるわけです。私は1年で飽きました。

そういうもんで、単に抜くためのオナホではなくちゃんとかわいい女の子が描きたくなったんですよ。

ちゃんとかわいい女の子ってなんやねん
ここで言うかわいいというのは、ビジュアルだけではなく行動・セリフ・内面・人間関係、そういうものも含めた多面的なかわいさです。
20歳のキャラクターにはちゃんと20年分の歴史があるわけで、作中のキャラクターの言動はその歴史の上に成り立っているはずなんです。
どういう思想や哲学があってそのようなセリフを言うのか、行動を取るのか、そこをエッチする動機に繋げた方が絶対エロい、かわいい。

じゃあ、そのちゃんとしたかわいさをどうやって表現するのか?
漫画しかないでしょ。

まずは練習漫画から

そんなわけで漫画を描くことにした私。手をつけ始めたのは2023年5月からでした。ちょうど1年前ですね。
とりあえず人生初漫画は4ページ漫画から。かわいいキャラがどうとか散々言いましたが、4ページではキャラ付けのしようがないのでほぼエロシーンだけ。
参考用に何冊かエロ漫画を購入、それっぽいキャラを作って、それっぽいコマ割りにして、それっぽいアングルに。
さくっと3日ぐらいで完成。

ええやん。それっぽくまとまってる。モノクロで絵を描いた経験はほとんどなかったけど、悪くはない気がする。
やっぱ10年以上イラストを描き続けてたのはちゃんと意味があったっぽい。

いい感じなので今度は8ページ漫画を。今回は「ちゃんとかわいいキャラ」を作ります。
最初の1ページ目でキャラ付けをしてあとは全てエロシーン。

なんかこれよくない?1ページ目でこの娘がどういうキャラかがすぐわかる。
ただ、完成させるのに2週間かかっちゃいました。8ページに2週間て。
なんでこんな時間かかるの?隔月連載の漫画でももっとペース早いでしょ。
しかし、特別制作に詰まったわけではないし、サボったつもりもない。
何がダメだったのか、pixivで8ページ漫画がいい感じに伸びてるのを眺めながら考えていると、ふと気づく。

私、全然漫画読んでなくね?

そう、私漫画読まないんです。読んでるのはONEPIECE、僕のヒーローアカデミア、呪術廻戦、SAKAMOTO DAYS。それだけ。
昔はもうちょっといろんな漫画を読んでいたけど、ここ2年間はジャンプしか読んでない。BLEACHはめっちゃ大好きだった。我がバイブル。

閑話休題。

小学生みたいなラインナップ。エロ漫画を読んだのも今回参考用に買ったものが初めて。
しかも全然抜けない。作品が合わなかったとかじゃなくて、そもそも2次元で抜いたことがない。よくそんなんで10年もエロイラスト描いてたな。

漫画を読まないから漫画をサラッと描けない。ちゃんと勉強しないと。
ということで、まずは売れてない漫画から読むことにしました。

売れてない漫画は宝

なんでやねん。まずは売れてるのを分析しろや。
いや違うんですよ。2次元で抜けないやつが快楽天やFANZAのランキングに載ってるような漫画を読んでも、なんでそれが売れているのかわからないんですよ。
でも売れてない漫画は参考にできるんです。人間って面白くないと思った物事にはいくらでも理屈をつけられますからね。

というわけで、FANZAで売れてない作品をジャンル問わず買い漁ります。
販売本数が2桁の漫画を30冊ぐらい買いました。
そうすると漫画を描くうえでやってはいけないことが出てくる出てくる。
絵の上手い下手以前に、「商品を作っている自覚」みたいなものが不足しているんです。

・コマ割りやフキダシの配置がめちゃくちゃで読む順番がわからない。
・最初の数ページで世界観、キャラ設定、人間関係をセリフだけで説明してあとはひたすらエロシーン。
・作者しか知らない設定を読者が知っている前提でストーリーを展開している。
・顔や局部のアップばかり。
・背景が白い。あるいはクリスタの3D素材をそのまんま使ってるだけ。
・セリフ回し・ワードチョイスが平成。作者がおっさんであることが丸わかり。
・フォントが漫画に使うようなものではない。
・描き文字(効果音)のとりあえず描きました感。

同人活動に対するスタンスは人それぞれだから、別に商品を作るつもりで執筆しなければならないわけじゃないんですけどね。
ただ、私はちゃんと売れたいからとにかく「売れない理由」は徹底的に排除しようと思いました。

これら売れていない漫画を読んだうえで、今度は売れている漫画を読み始めました。同人・商業・エロ問わず。
そうすると全体のストーリー・構成・設定というマクロレベルから、コマの一つ・フキダシの配置といったミクロレベルに至るまで、すべてに理由があってそのようになっていることがわかりました。
すごいね、プロの漫画家って。
「漫画を描くうえでやってはいけないこと」がわかれば、売れてる漫画が自然体でやっている「漫画を描くうえでやらなきゃいけないこと」がわかってくる。
我がバイブルことBLEACH。正直話の展開はひどいと思うけど、なぜこの漫画が売れたのか、なぜこの漫画が好きになったのか、この時になってわかった気がします。

同人誌を作ろう

練習漫画でなんとなく勘を掴んで、良い漫画、ダメな漫画の違いも理屈で理解した…気がするので、ちゃんとした売り物を作ります。
50ページ以上だとキツイので、32ページで。内容はCG集の延長でミニ系に。

まずはキャラを作るところから。
ビジュアルを描き起こしたら、そのキャラを脳内でひたすら動かします。
いろんな人といろんなシチュエーションで会話させて、あるいは一人で過ごしているところを想像して、とにかく動かしていきます。
友達とどんな話をするのか、家族の前ではどんな振る舞いなのか、どんな姿勢で椅子に座るのか、前を歩いている人が落とし物をしたらどんな反応をするのか、料理をするとき計量するんだろうか…。
そうやって自分が作ったキャラに対する解像度を高めていくと、色々な設定が湧いてきます。
あ、この娘片親なんだ、風俗店で働いてるんだ、客を着てる服のブランドで値踏みするタイプね。

キャラが勝手に動くという言い回しがありますが、まさしくそんな感じ。
キャラがぐいぐい話を引っ張っていって自然と世界観とストーリーが出来上がります。
そんなこんなでできた漫画がこちら。

続きはDLsiteやFANZAで。

DLsite :
FANZA :https://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_284178/

2023年6月に作り始めて7月末に完成、8月に販売開始。結構なスピード感。
やりたいことに画力が追いついてない感はあるけど、中々いいんじゃない?
描けないから描かないじゃ一生描けないままですしね。
これで編集部に持ち込みに行ったら名刺は貰えそう。

どんどん作ろう

1作目を作っている間に2作目のことも考えていました。
今回は雨の中を男女が踊るシーンが先に思い浮かんでいたので、誰が踊っているのか、なんで踊っているのか、そこに焦点を当ててキャラを作っていきます。
そして頭の中でひたすら動かす。すると自然と世界観とストーリが出来上がる。いい循環。

この時点で自覚したんですが、私、ストーリを作るのが上手なんですね。手前味噌ですが。
CG集を作っていたときはシチュエーションに合ったキャラを作るみたいなことをしていましたが、先にキャラを作るようになってからいい感じのストーリーが作れるようになった気がします。
キャラが勝手に動いてくれるから話作りに困ることはないし、ネームも躓くことなく進みます。

できた漫画はこんな感じ。

DLsite :
FANZA :https://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_298404/

正直エロ漫画でやるような演出か?てかこれエロ漫画じゃなくてよくない?という気はしますが、気持ちよく描けたのでヨシ。
…が、やはり画力が追いついていない。10年イラスト描いててこれか。
ただ、この作品も2ヶ月で完成・販売開始したので筆の速さは素晴らしい。

正直完成した当時は、販売初日で1000本ぐらい売れるんじゃね、とか期待していたんですが、実際は1週間で500本もいかなかったと思います。
売れない理由を排除するとか言っておきながら、大した販売本数にはならない。
とはいえ、すでに次の作品のキャラ・話はできていたので、切り替えて3作目に…と思ったら。

編集部から声がかかった

2作目を販売開始したのが2023年9月末、そこから2週間で4社から声がかかりました。
すごい。やるじゃん私。
漫画を描き始めたのが2023年5月で、そこから4ヶ月ですよ。
てか1000本も売れてない作品でも編集者はマークしてるんですね。アンテナの感度すごい。

同人誌を描いて編集部から声がかかって商業デビュー、というのは目標の一つだったんですよね。
Xは凍結、Pixivの閲覧数は頭打ちという状況で自分の作品を売るためには、商業誌で描いて知名度を獲得するのが一番だったわけです。
商業誌で知名度を稼いで画力も磨いて、そして同人誌を出せば初日に1000本、3000本と売れるサークルになる、という計画。
ただ、声がかかるとすれば甘く見積もっても2024年以降、5作出しても声がかからなければ持ち込みなり出張編集部なりに行くつもりでした。
それが2作目で達成できちゃったわけで、もう有頂天です。

各社の編集者さんからは、やはり2作目が良かったとお褒めの言葉を頂きました。
コマ割り、テンポなどエロ漫画的な見せ方・文脈がしっかりしていて、そのうえで漫画として面白いと。
やっぱ商品を作る意識、エロい以前にちゃんと漫画を作るという意識は大事なんですね。

さすがに全社からの依頼をお受けすることはできないので、各社が発行している雑誌・単行本を読んでから判断。
結果、ワニマガジン社さんのコミック ゼロスで描かせていただくことにしました。

3作目でコケる

とはいえ、お仕事の話がまとまった時点で3作目の同人誌を作り始めていたので、ゼロスでの執筆は2023年12月中旬まで待っていただくことに。
例の如くキャラが話を作ってくれるので、これも2ヶ月で描いて12月上旬に販売開始。

DLsite :
FANZA :https://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_316249/

コケました。
いい作品だと思うんだけどなぁ…。

10月にFANZAから営業がありまして、そこで専売の話があったのでものは試しに、ということでFANZA専売で販売したんですが、1週間で300本もいかなかった記憶です。
FANZAで専売すると1ヶ月間は他サイトでの販売を禁止されるので、DLsiteで販売できない分、もろに売り上げが下がりました。
FANZA内で特設バナーを置いてもらったり、色々な計らいはしてもらったのですが、作品力が足りていなかった…。
本当にこんなんで天下のワニマガジンでデビューしていいのか?一抹の不安。

とはいえ、悪いニュースばかりではなく、3作目を販売開始する数日前にコミックLOから執筆依頼を頂きました。
依頼時の文面から察するに、元から編集者さんが個人的にpixivで私のことをマークしていたようで、私が描いてきたジャンルとも方向性が同じ雑誌なので、快諾。
そういうわけで、ゼロスとLO、2誌で執筆することになりました。

担当さんにネタ出し&1作目の執筆開始

3作目の爆死を引き摺りつつ、12月中旬にゼロスの担当さんにネタ出しをすることに。
ネタ自体は3作目の執筆中に考えていたので、それらを資料としてまとめ、これに基づいて打ち合わせ開始。

提案したネタは4つ。漫画家が出したネタを編集者が全ボツにするみたいな話はよく聞くので、ボロカスにされる心の準備をしておきます。

「どれもいいですね。むしろどれが描きたいですか?」

やっぱりストーリー作りは上手い私。
意外なほどすんなりネタが決まり、早速執筆に入りました。
ネーム、下書き、ペン入れと、軽微な修正はありつつあっさり仕上げに。
仕上げの際は「背景が白い」とのことで数ページの修正はありましたが、指摘を頂いた当日中に直して完成。

…拍子抜けするほどスムーズ。
どこかでガッツリ描き直すようなどんでん返しがあるんじゃないか、とか思っていたんですが、担当さんからはポジティブなフィードバックが多め。
自己肯定感爆上がり。ウキウキな私。
しばらくすると、担当さんから実際に掲載される画像データを頂きました。
中身を確認すると…。

思ってもないショック

ファイル名が「158.jpg」以下連番になった20枚余りの画像データ。
…このファイル名って掲載ページのこと?だいぶ後ろの方…。
配信当日、確認してみると案の定掲載順位は下位。下から2番目。

……ぐふぅっ。

頭が熱くなって喉が干上がる感覚。
今更になって気づきました。私が身を投じたのは競争の世界。
同人をやってる分にはFANZAやDLsiteのランキングは他人事でしたが、8つしかない雑誌の掲載枠の中で順位が決まるとなると、途端に競争心が湧きます。
そんなわけで商業での執筆における目標が決まりました。
目指せ1番。

各販売サイト: https://wani-digi.com/wanilink/l/3877
Komiflo : https://komiflo.com/#!/comics/21568

課題が残る2作目

その後、2作目の執筆を開始。
これも滞りなくネタは通り執筆で躓くこともなかったものの、掲載順位は下位。

各販売サイト: https://wani-digi.com/wanilink/l/4067
Komiflo : https://komiflo.com/#!/comics/21992

キャラの個性とか掛け合いはかなり好きなんですけどね。

やはり画力なのか…。改めて過去に描いた同人作品、商業作品を読んでみると、下手ではないけど垢抜けてない感じ。
線の引き方とか背景のクオリティ、描き文字の装飾。漫画家としてのあらゆるステータスが他の作家さんの0.7倍みたいなイメージ。

同人漫画を描いていた時から「描いていけばそのうちに上手くなるでしょ」ぐらいに考えていましたが、そうも悠長なことは言っていられなくなりました。
掲載順位もそうですが、そもそも商品を作ってるわけですからね。原稿料を頂いて、広く流通している雑誌で作品を描くんだから「そのうち」ではいけません。

というわけで、教書を買いました。
クローディア・ナイス著の「ペン&インク」とA.L.グプティル著の「ペンで描く」。
漫画の参考に買うような本ではありませんが、「線」というものに対する理解を矯正しなきゃというか、下書きをなぞるだけではない、きちんと線で表情を付けるということをしなきゃなあと思い、美術的な観点からアプローチしています。

ちょっと前向きになれた3作目

やはりネタはすんなり通り執筆で躓くこともなく、そして掲載順位は下位。
ただ、今回は読者の反応がだいぶ違いました。

各販売サイト: https://wani-digi.com/wanilink/l/4378
Komiflo : https://komiflo.com/#!/comics/22982

ゼロスが先行配信されているKomifloでは、読者が作品に対していいねしたりコメントをすることができるのですが、いいね数は(今のところ)今回の掲載作品の中で一番、コメントでも画力が上がってるとお褒めの言葉を頂いています。
自己肯定感爆上がり。読んでくださった方々、ありがとう。

線を理屈で理解する努力は確かに効果が出ているようです。特に瞳を線で書き込むのをやめたのが良かったらしい。
担当さんからもクオリティが上がっていると褒められました。

コミックLOで執筆開始

いい感じにモチベが上がってきたところで、今に至ります。
今度はLO用の原稿を執筆中です。冒頭のやつです。

ゼロスの時と同様、最初に担当さんにネタ出しをするわけですが、今回も4つ出して、そして「どれもいいですね。むしろどれが描きたいですか?」。
相変わらずネタのウケがいい。

ただ、今回24ページ頂いていたんですが、どのネタも私がやりたいことに対してページ数が足りてないのでは、とのことで編集長さんからページ数増量のご提案がありました。
担当さん曰く、紙媒体で1作家に割り当てられるページ数に限界がある中、このような提案をするのは例外的なことだそうで、いやはや、ありがたい限り。

ネタが決まってネームも通り、現在は下書き中です。
よほどのことがない限り、8月発売の10月号に掲載されます。

なんでこんなにネタとネームの通りがいいの?

私、ファッションが好きなんですよね。毎年車が買えるんじゃないかってくらい服に費やしています。
それから、将棋のニュースを結構追ってたりします。将棋ファンというほどじゃありませんが。
最近はインテリアとかも気にしつつあって、あと社会の仕組みとか宇宙物理学のような世界を動かすシステムにも興味があります。
逆に漫画は大して読まないし、アニメは観ないしゲームもやりません。

そんな人間が漫画を描いてるからすんなりネタやネームが通るんでしょうね。
これが漫画・アニメ・ゲームが好きだから漫画描いてます、みたいな感じだったらボツになりまくってる気がする。

専門外の分野から拾った知識や経験を本業に上手く活かせてるんだと思います。
いわゆるインプットとアウトプット。
模写やデッサンにかけた時間よりも、本業以外のことにどれくらい興味を持てるか、きっとそちらの方が重要なんでしょう。

今後の展望

しばらくの間はゼロスとLOで執筆しつつ、どこかで同人もやりたいなぁと思っています。
一般受けしそうなネタはゼロスで、ミニ系はLOで、ボリュームの大きいネタは同人で。
そんな感じで上手い具合に棲み分けができています、私の中で。
商業の方は、どちらの雑誌でも単行本出せるくらい、あるいはそれ以上描くつもりでいます。

というか商業はいい意味で仕事をしてる感がありますね。
同人だと描いて、販売して、あとは売り上げを眺めるだけ、という感じなので、結構虚無感があるんですよね。
商業だときちんと企画を作って、打ち合わせをして、という具合で社会の一員感があります。

終わり

以上、自我出しの記事でした。だいぶ長くなりましたね。
会社員辞めてからの2年間でそれまでの人生では考えられなかったような経験をたくさんして、モノの考え方もだいぶ変わってきたので、自分の価値観を再確認する意味で発散させていただきました。

だいぶスッキリしました。
今後とも鳥居ヨシツナをよろしくお願いいたします。

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鳥居ヨシツナ/鳥居座 2024/05/12 16:58

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鳥居ヨシツナ/鳥居座 2024/05/11 00:00

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鳥居ヨシツナ/鳥居座 2024/05/10 21:41

【イラスト】ん?終わった?

もう帰ってよか?

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