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2024年 02月の記事 (2)

ふたさこ 2024/02/19 18:02

サブアニメーション制作全体の所感

ふたさこのサクフウです。
ふたなりネーロエとエロトラップダンジョンをアクショゲームにバージョンアップする通称ver.2計画。その過程でシナリオを書き直し、新たに追加されるエロドットアニメ制作完了。
そしてとうとう前回で80以上に及ぶシナリオ演出用のサブアニメーションの制作も終わりました。
今回はそんなサブアニメーション制作の所感を振り返ります。

まずもっとも強い印象を残したのは制作期間がおよそ3ヶ月半かかったことについてです。
これについては私の脳内会議においても激論が巻き起こす結果となりました。

なお私個人の見解としてはやはりちょっと長かかったかなと思います。

ゲーム制作者サクフウの意見

  • いくらなんでも長い。
  • その時間をゲームとしての完成度を高めるのに使えば今頃だいぶ遊べるものになっている。
  • シナリオ表現にしか貢献していないのもネック。しかもゲーム中で一回しか使わないものがほとんど。贅沢すぎる。
  • それならまだエロアニメーションを増やすのに時間をあてた方が筋だろう。

非常に厳しい意見が出ました。
実際のところここ一年はストーリーまわりの素材を作るのに終始しておりゲームそのものについては全く触れることができていません。

ドットアニメーション制作者サクフウの意見

  • 三ヶ月半ほどで80個以上は妥当。むしろ早いほうではないか。
  • エロとキャラに力を入れる方針なのだからなにも間違っていない。
  • ふたさこの主役はドットアニメ。それに注力しないでどうするのか。

  • 埋もれない作品を作るという点でも大量のアニメーションのおかげですでに他にはない個性を獲得している。



確かにこんなにいろんなキャラをちゃんと歩かせてるエロ同人アクションゲーはそうそうないのではないでしょうか?

一方でドットアニメーション側からこのような意見も出ています。

  • 自己満足の部分もあるのは認めるところ。数を揃えることに重きを置けばもっと早く終わった。

結局のところ問題の焦点はそもそも作る数が多すぎることにありそうです。
ver.2計画においてここまでの数が必要だったのでしょうか?

ver.2計画立案者および責任者サクフウの意見

  • 問題なし。
    ver.2計画はゲーム制作に対する威力偵察を主目的としており、今後の新規作品を作っていくうえでの情報収集を行うことが最も大事なことである。
    今回、理想とするストーリー体験を提供するためにここまで手間がかかるということがわかった。その情報こそがver.2計画の重要な成果の一つである。

Q.しかし、それにしてもver.2計画自体時間がかかりすぎではないでしょうか?まずいのでは?

A.まずい。しかしそれもやってみないと分からなかったことだから仕方ない。
我々ふたさこはゲーム制作に対してとことん無知であり、今はいかなる備えもない。

所感

今回のサブアニメーション制作では様々な立場が重なる個人でのゲーム制作の難しさを痛感しました。
最初になにを優先するかしっかり決めてなお、この制作期間のかさみ方を割り切るのは難しくあれこれ考えてしまいます。

一方でドットアニメを作ること自体はめちゃんこ楽しくできました。
特に今回は普段作るエロアニメーションとは違ったものなので新鮮でした。

エロにおいてはなにをしてるのかを伝える動きだけでも充分鑑賞に耐えうることが多いのですが非エロにおいてはそれでは情報量が物足りないです。

そのためただ動かすのではなく活き活きと動かす必要があります。
例えばネーロエをただ歩かせるのではなくネーロエらしく歩かせる。

主体となる動きの表現だけではなく動いてるキャラや感情も一緒に動きで表現したほうが単純に情報量が増えて鑑賞に耐えうるものとなります。

そしてこれが難しい。今回のサブアニメーションも割合としてはただ動いてるもののほうが多いです。

しかしながらその奥深さを意識できただけでも今回は大きな収穫でした。

さらに今回でようやく自分はドットアニメ作るの向いてる方だなと実感しました。
とはいえ野放しにするとあっという間に人生がなくなってしまうのでコントロールすることが今後の課題でしょう。
ドットアニメ作っただけですべてが解決する世界ならよかったのになぁ!

それと今回でエロ同人アクションゲーのストーリーが淡白になりがちな理由も身をもってよくわかりました。
まともにやろうとするとゲームが完成しなくなります。

そこは諦めてゲームとしての体験をしっかり作るほうに力振ってる個人制作者はえらいと思います。
私はなまじストーリーとかの作り方がちょっぴりわかってるだけにえらい目にあっています。

――ならタッグを組めば最強では?

!?

しかし……個人でエロのゲーム作ってるような妙なやつらにチームワークがあるのでしょうか?

――みんなそう思ってるから実現しないだけでやってみれば案外できるのでは?

それは……わからない。
我々はとことん無知であり、知らないものを恐れるのである。

終わりに

ともかくとして今後ふたさこは今回と同じような規模でドットアニメ(特に非エロ)を作ることはないでしょう。時間的コストが削減されない限りは。

というわけで時間的コストを削減する神の力、エターナルゴッドパワーとも呼べるものを手に入れました。19,800円(税込み)で。

次回はver.2計画の現状とこれからを確認する前に息抜きがてらその紹介記事を投稿したいと思います。

よろしくお願いします。

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ふたさこ 2024/02/15 20:00

サブアニメーション詰め合わせその5

ふたさこのサクフウです。
前回に引き続きふたなりネーロエとエロトラップダンジョンver.2で追加されるシナリオ用のアニメーションを作ったのでその紹介記事第5弾です。

いよいよ長かったサブアニメーションシリーズもこれにて終わりです。
その最後を飾るのは主人公ネーロエのサブアニメーション。


(これはサムネ用。後に紹介します)

数が多いのでじゃんじゃん紹介したいと思います。
まずは歩き。


ランタン持ってます。
実際には以下のような感じで使われるでしょう。

お次は火を消す。


先程のとセットで使われます。
実際には以下の感じを想定しています。

さぁ次は警戒歩行。


これは苦労しました。
ゆっくりな動きを表現するにはどうしてもコマ数がかさみます。
そうすると単純に描く枚数が増えて大変です。

またこの基本ポーズにいきつくのも試行錯誤を強いられました。
色々試しては警戒しすぎだったり、ちょっと間抜けに見えたりと困ったものでした。

結局、乳揺れさせてみたところこれでいいんじゃないかとなったのでおっぱいは偉大です。

さて次はしゃがみ顔上げ。

そして次は上体起こし。


今回好きなアニメの1つです。動きのリズムが良い。

ちょっと不気味な感じですがやってきた妹を心配させないため無理して起きてるためこういう動きにしています。本編中では一切触れない裏設定です。

余談ですがもし黒幕であるマフガジモがこの光景を見ると割りと絶望するでしょう。
派手に絶頂したくせにケロリとしてやがる。

さぁ次は立ちシコ。


これも今回好きなアニメーションの1つです。
ギュッと力入れてシコってる感をよく表現できました。

次はネーロエオンステージ


以前作った以下↓のアニメーションの始動アニメーションになります。

さて、今回のこのアニメーションが公になったということはいよいよ説明しておくべきでしょう。
ネーロエの服についてです。

ご覧の通りただの服ではなくネーロエの意思で伸縮自在に変形する優れものです。
ネーロエはこの服をステイサムと名付けています。

この設定自体は5年前リリースしたver.1時点で考えていたのですが作中で触れる機会がありませんでした。
しかしこの度ver.2を制作するにあたってようやく日の目を見ることになりました。感慨深いものがあります。

アニメーション制作にあたっての話としては去年の4月に作ったエロアニメーションのほうと絵をあわせるのが大変でした。
今こうして前のアニメーションを見るとメイドのサラはもっと可愛く描けたよなぁとか思います。

さて、次のアニメーションはネーロエイリュージョン。サムネのやつです。


こちらのほうがネーロエの服ステイサムの特性がわかりやすいかと思います。

さて、去年の4月から始まったエロ含む新規アニメーション制作。その長い戦いの最後に作ったのはなにか?このアニメーションです。

まさにラスボスでした。
まず、すでに作ってあったラフを覆して作り直したのはこのアニメーションが唯一です。
せっかくなのでラフの数々も紹介します。


こちらは最初のもの。本来ならばこれを完成させたものをお見せすることになっていました。動きもちゃんと描いてあって苦労しただろうに。

しかし、どうも味気ないというか、ちょっとネーロエの動きが事務的すぎるのがどうしても気になりました。
プロフェッショナル感があってこれはこれで全然良いのですがこのアニメーションで表現したいネーロエのキャラクター性とは違ったので断腸の思いでボツにしました。

ということで第二案がこちらになります。


ネーロエの動きが元気になりました。
しかし、こう……もっとイリュージョン感が欲しい。
こうして出来たのは第三案です。

よりイリュージョン感が強まっているのではないでしょうか。
ただ消す方を椅子に座らせているためにそれ用のアニメーションも作る必要がありボツとなりました。今にして思えば演出でどうとでも出来た気もします。


こちらのラフはメモのようなものです。
画面を広く使って大きく左右に動かすアニメーション。
かっこよくていいのですがネーロエがやるにはかっこよすぎました。
まぁただの思いつき。
しかし決め手をもたらしたラフでした。

画面を大きく使う……?
そうだ!画面を大きく使おう!布を上に投げるんや!

こうして出来たのがネーロエイリュージョンです。改めてご覧ください。


よく見るとボツにしたラフ達の要素がちょくちょく取り入れられています。
布を投げるまでの動きは案1から。
布を上げるまでの動きは案3の経験からイリュージョン感を出せました。
布を上げたときの元気の良さは案2から。

まさに集大成です。
ラフを何度も考えるのは本当に苦労しましたがネーロエのキャラクター性や服の設定などが一発で伝わる良いアニメーションになってくれました。
これが、ネーロエ。

もしふたなりネーロエシリーズが作品を重ねていき最後に大団円で完全完結したとして、そのスタッフロールの締めでこの元気なネーロエのアニメーションを出されると泣いてしまうかもしれません。
しかも曲がAnnellaのBass Me Babyとかだとほんとに泣くでしょう。

さて、このアニメーションについて長くなっておりますがついでにおまけで別バージョンも作っていますのでご覧ください。


見たか合体、超合金ステイサムだ。

ロボをゆっくりみたい人用に静止画置いておきます。

ここだけ見るともうなんの作品だか……
でも”オタク”が詰まってて良い画だと思います。メイドがいて、ロボがいて、なんかエロい姉ちゃんもいる。

このままポスターにできそうです。

ところでイリュージョンで消えたメイドのサラの行方は?
その答えは次のアニメーションをご覧ください。


ネーロエの服ステイサムのもう一つの特徴を説明するときが来ました。
この特殊な服は6畳ほどの特殊空間に繋がっておりそこにものを出し入れできます。つまりは四次元ポケット。

サラにはついてきて欲しいけどダンジョン探索には邪魔、というわけでサラをステイサム空間に放り込んだ形となります。

さぁ次のアニメーションはエレミア愛撫。


この記事でエレミアには他にもアニメーションがあると言ってましたがそのうちの1つがこれです。
ちょっと無理ある体勢ですが先にエレミアのポーズが決まっちゃってるから仕方なし。

次はエレミア愛撫:サラ呼び出し


ひょっこりサラ。

次はエレミア愛撫:サラ会話


先程のやつをループさせただけです。一応紹介しときました。

次のアニメーションは鏡メスイキ。


このポーズになんだか見覚えがある方もいるかもしれません。
これは現行バージョンのエロアニメの1つを別角度、というか反対側から見た構図となります。

さぁこれが最後のアニメーションです。ネーロエ鉄槌肘。


ナイフを持った相手にすら直接攻撃はしなかったネーロエの唯一の攻撃シーンです。
これほどまでのガチな攻撃はこれまでを通して、そしてこれからにおいてもかなり珍しいシーンとなるでしょう。
なおゲーム中ではこのシーンで一気に雰囲気を引き締め最終ステージ突入します。

ついでにネーロエ単体もどうぞ。


ガチなネーロエは怖くもありますがかっこよくきまってます。
でもやっぱりネーロエにはバカでエロいことしてるのが似合います。

終わりに

終わりました。ver.2で追加される新規アニメーションのすべてが。
ざっくりですがほぼ1年で大小含めて100個近くドットアニメーションを作ったはず。

まさか自分にそこまでの力があるとは思っていませんでした。
どうしてここまで頑張れたのでしょうか?

それはやはりCi-enで応援してくれたり見守ってくれてる方々のおかげによるところが大きいです。
ありがとうございます。おかげでなんかすごい色々たくさん作れました。とても楽しかったです。

さて次回の記事ではサブアニメーション制作全体ことを振り返り、そして次に進みたいと思います。

よろしくお願いします。

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