色々（アイサガ、STEAM、次回作）
こんばんは！
最新作「IslandSAGA-アイランドサーガ-」（以下アイサガ）も発売から一ヶ月弱で累計5000本間近と言う事で、ご購入頂きましたユーザー様お一人おひとりに御礼申し上げます。
また、ご購入頂きましたユーザー様の中には数々の不具合によりご迷惑をおかけ致しました事、深くお詫び申し上げます。
アイサガの反省点
アイサガは「ツクールの限界に挑戦する」と言う目標の元制作しておりましたが、リリース後にユーザーの皆様や商品レビュー等で頂戴致しました内容を熟読する度に、ゲームデザインを行った私の見通しが甘かった事が分かりました。
アイサガは前作「福音のアパスル」（以下アパスル）同様、RPGツクールMVで制作しております。
両作品に共通する部分の一つに、マップをタイルセットと言うツクールデフォルトの機能を使用せずに一枚絵で表示する、所謂ParallaxMappingと言う手法を採用しております。
このParallaxMappingはマップのクオリティを何十倍にも上げる反面、PCの負荷がかかります。
出来る限りPCの負荷を軽減するため、また挙動を軽くするためにMVのデフォルトの起動ファイルを最新バージョンにしておりますが、この起動ファイルを最新バージョンにする際にWindowsの６４ビット専用にするか、３２ビットも起動出来る様にするか選択する事が出来ます。
アイサガのリリース前にここはかなり悩んだ部分ではありますが、未だに３２ビットのPCをお使いのユーザー様もいらっしゃると言う事で３２ビットも起動出来る様に致しました。
ここがアイサガの評価が最大に別れる一番のターニングポイントだったかなと思います。
アイサガのエロシーンは全て動画形式で再生されます。
この動画の再生に関して、ツクールMVでは動画再生機能自体のヒエラルキーが低く、デフォルトではただ再生するだけの仕様です。
これではバックに動画を再生しながら、様々なイベントを行う事が出来ません。
ここで、アイサガでも技術協力を頂きましたトリアコンタン様始め、数々のプラグイン作者の方々のご協力も経て、動画を用いたエロシーンを作り上げる事が出来ました。
また、アイサガではバトル時全ての敵が動きます。
これはDragonBonesと言うソフトを使用していますが、これも中々の曲者でした。
と言う、ParallaxMapping、動画再生、敵の動き等を用いた結果、ある程度のスペックが必要になってしまいました。
タラレバになってしまいますが、もし６４ビット専用にしていればここまでユーザー様のご迷惑にならなかったのではないかとリリース後も自責の念に駆られています。
ただ、5000人近くの方にプレイして頂き高評価も得ている事は次回作への自信にも繋がりましたし、気を引き締める絶好の機会にもなりました。
全てにおいてお礼申し上げます。
STEAMのリリースに関しまして
STEAMのアクティブユーザーの７割近くが６４ビットのPCを使用している事や、STEAMユーザーのPC環境を調査した結果、STEAM版のアイサガは６４ビット専用となります。
リリース日はまだ確定しておりませんが、日本語版、英語版、中国語版の３言語にてリリース予定となります。
次回作に関しまして
ある程度アイサガの不具合修正も終わり、しばらくの間休息を取ろうとマカマカと話し合っていたのですが、次回作の構想をずっと考えてしまいプロットばっかり作っていました。
とりあえず出来たプロットは
・探偵物
・ディストピア＆ゾンビ＆サバイバル
・６人の美女と同居するイチャイチャおねショタシミュレーション
・家出少女と過ごす一冬の恋物語
・神と悪魔と戦う黙示録的な伝奇ノベル
・軽音部を音楽の大会で優勝させる学園ミュージックシミュレーション
・18世紀のヨーロッパを舞台にしたオーパーツを探す探検アドベンチャー
これだけ作りました。
この中で優先順位を付けていった結果、恐らく探検アドベンチャーになるかと思います。
マカマカには過去最高レベルのキャラデザラフ画を送り続けて貰っています。
また、３作連続でRPGを作ってきて、とりあえずRPGとしてやりたい事は出来たので、次回作はRPG以外のジャンルになる予定です。
そしてRPGツクールで作るのはアイサガで終わりとなり、次回からUnityで制作する事にいたしました。
まだまだ触った段階で、アイサガのキャラクターを配置してノベル形式で会話するまでしか出来ていませんが頑張ります。
新しい技術を習得するのは並大抵の事ではありませんが、楽しいですね。
ホームページがリニューアルしました。
神乳の公式サイトがリニューアルしました。
今までの公式サイトは公式サイトと言うよりかはブログの延長線上になっていたので、ガッツリと公式サイトにしました。
今後、進捗状況等の記事はCi-enにアップしていきます。
それでは今後とも神乳をよろしくお願いいたします。