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【設定解説】クモとクラゲ

 「てんたくるすうぃっち」に登場する魔物である「氷グモ」と「宝石クラゲ」について解説します。両方とも「最後にして最初のアイドル」ならびに「地球の長い午後」のオマージュとなっています。

氷グモについての解説

 「氷グモ」は世界最大の魔物であり、成虫の全長は1キロメートルを超えます。幼虫は90センチメートル~2メートル程度の大きさで、成長するにつれて徐々に大きくなってゆきます。氷グモの主食は月のかけらであり、空の上へと移動して月のかけらをかじる食事をおこない、それが終わると再び地上へと降りてきます。鳥のように空を飛ぶことはできないので、空の上へと渡るために「氷の糸」を使います。ふつうのクモと同じようにクモの巣を張ることができ、とてつもなく巨大な「氷の糸」でできたクモの巣を世界中の空に張り巡らせています。人間を殺すのが得意であり、人間の死体を確保した後に「宝石クラゲ」へと渡します。成虫は体が重すぎて機動力に欠けるので、狩りは全て幼虫がおこないますい。そのため、人間にとって「氷グモ」の成虫は脅威ではなく、幼虫のみが警戒すべき対象ということになります。氷属性の魔物なので氷の魔法を自由自在に操ることができますが、魔粒子の消耗が激しい上に、自力で魔粒子を集めることが苦手であるという欠陥があります。そのため、魔法を発動するために必要な魔粒子は自力で集めることはせず、「宝石クラゲ」から魔粒子を分けてもらいます。「氷グモ」は「宝石クラゲ」から魔粒子を提供してもらい、その見返りとして「氷グモ」は「宝石クラゲ」に人間の死体を届ける、という共生関係にあります。弱点は雷属性や火属性なので、雷属性の魔物である「電気スズメバチ」を天敵とします。

宝石クラゲについての解説

 「宝石クラゲ」は巨大なクラゲですが、ふつうのクラゲと異なり全身のあちこちがダイヤモンドで覆われています。また、生息する場所は水中ではなく地上であり、風船のようにふわふわと空中に魔法の力で漂っています。もちろん、その気になればふつうのクラゲと同じように水中で生活することも可能です。「宝石クラゲ」の主食は死んだ人間の肉ですが、移動速度が非常に遅く、機動力にも欠けるので狩りは苦手とします。そこで、強○関係にある「氷グモ」に狩りをおこなってもらい、人間の死体を届けてもらいます。光属性の魔物であり、電光魔粒子砲やレーザービームなどを発射することができます。全身の表面が魔力によってコーティングされているため、感電や高熱に対して高い耐性があります。また、ダイヤモンドの固い皮膚のおかげで、剣や槍、弓矢などといった人間の使う武器が全く通じません。弱点は固定ダメージです。

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