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一般まぐろプランの記事 (55)

荒神大助 2022/11/11 23:30

創作活動15周年の思い出話

今日で創作活動を始めて15周年でした。
時の経つのは早いものですね。

例の如く仕事だなんだで何も用意できていない・・・というか、
無理して体調を崩してしばらく何も出来なかったこととか、
金銭的にボロボロになってまで作品を作っても
まったく鳴かず飛ばずだったこととか・・・

そういう負の経験が心のどっかで尾を引いていて
以前のようなペースで打ち込めてないところが
どこかにあるのも事実。

しばらくの間、創作に関わらない仕事と兼業でやっていたり、
それこそ創作でも依頼だなんだでやっただけ報酬があったり、
確実性があればまだいいんですが、
5年も新刊を出せていないと、
経験から来る不確実性ばかりが腰を重くしてしまうというか。

どうにかして切り替えていきたいところではあるんですけどね。

私の創作活動は個人のWEBページを作ったところから始まりました。

当時の私はまだ学生で、スーパーロボット大戦の二次創作とか、
オリジナルのロボット小説とか、そんなのを載せていたのですが、
当時進学しないで遠方の結構過酷な職場に就職していた友達から、
日々の暇つぶしになるような小説か何かを書いてくれ、と言われたのが
長編を書き始めるきっかけになったと思います。

そうしてWEBページを更新していくうち、
学校の同級生から音ゲーサイトのオリジナルキャラを描いてくれだとか、
その繋がりでインディーズのバンドのロゴを描いたりだとか依頼されて、
拙いながら色々とやりましたね、楽しかったです。

ゲームを作り始めたのは、学生時代にRPGツクールで
ゲームを作っていたのもそうなのですが、
自分の好きな作品に吉里吉里というソフトが
使われていることを知りまして。

自分もそれを使って何か作りたいと勉強していたときに、
たまたま学校の授業でmixiのアカウントを作ることになって、
せっかくだからイラストでも投稿してみようか、
ゲーム制作の日記も書いてみよう、と活動していたところに、
最初に所属したサークル「北通り稲荷堂」さんのメンバーに
お声がけいただいたところが始まりでした。

サークルのメンバーには、家族と揉めて筆を折ったとき、
遠方に就職して働き始めたとき、
病気で入院して心が折れていたとき、
そういう節目で色々と支えていただきまして、
拠点のある秋田県に足を向けて眠れないな、とまで思います。

さて、最後になりますが、
ここから先は来年の11月まで15周年イヤーです。

様々な場所に住み、様々な人と出会い、様々な仕事をし、
様々な経験をしてきました。

正直な話、吸収の時間は一旦終わったというか、
リスクがどうとか小難しいことを考えないで、
一発やってみるターンなんじゃないかと思っています。

そういったものを活かした作品づくり、
まずは直近の「語る剣のヴァイスター」、
そしてビジュアルノベルにとどまらず
もともとRPG作りで始めたゲーム制作ですし、
多様な作品を作っていくことも視野にいれています。

また、長らく支援サイトなのに0円プランしか
用意していなかったのですが、
こちらは作品を出さないのに支援を受けるとは何事だという
個人的な信条みたいなものによるものでして、
第一弾を出せたら有料プランを作ることも考えています。

時系列が現在から過去から未来にいって、
なんだか取り留めのない話になってしまいましたが、
今後とも荒神大助、ならびにサークルのびんながを
応援していただけたら幸いです。

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荒神大助 2022/10/31 20:48

掌編企画「語る剣のヴァイスター」進捗その2

10月中には次のお知らせを、ということで末日です。

良い知らせを伝えられたら良い」とか、
ライター的にちょっと「良い」が続いて気持ち悪い文章で
前回の記事を締めてしまい、モヤモヤしてたところもあったのですが、
ちゃんと良い知らせを持ってきました、というわけで・・・

体験版の範囲までシナリオの執筆が完了しました!!

とは言っても、シナリオはシナリオなので、
これです!ばばーん!!って見せられないのが残念です。

体験版の範囲で約1万4千字なので読み終わるまで約30分
おそらくフルだと1時間くらいになりそうですね。

ただシナリオ書けました、だけだと寂しい感じもするので、
シナリオに関してどんなテーマで書いているかという話をすると、
今回は「」というものをメインとして扱っています。

天空、空の青さ、みたいなものより、空っぽというか、
最近二次元ラッパーでもお馴染み、仏教用語で「空劫」、
中国のオープンワールドゲームや、
古戦場のゲームのボスでお馴染みの「アーカーシャ」、
ないし「虚空」のような「虚しさ」をテーマにしています。

個人的に「どうでもいいことはどうでもいいのか
という気持ちがありまして、
長大な作品になると、後から作者が味付けをして、
過去のどうでもいいことに意味がもたらされる
なんてこともあるでしょうが、
じゃあ、最初から短い物語の中で意味を全てに持たせて
ギュッと凝縮してみてはどうかな、と。

でも意味を持たせたからといって、読み手側が気づくとは限らない。
気づかない人にも楽しい体験をしてもらえるような作りにもしたい。

そういう頑張りの「虚しさ」の肯定と否定というか、
もちろん作品の内容自体もそうなんですが、
主軸以外の部分にも今回はそこそこ気を遣って書いています。

また、UWSシリーズの大系としてはエピソード0
タイトルは「ONCE」という部分にあたるお話になります。

「何がONCEやねん」という話ではありますが、
ひとつの意味としては「この物語はここで終わりだよ
という意味での「ONCE」でありながらも、
「ONCE」なので他にも色々な意味を包括しています。

奇しくも、再び創作を始める、
まさに「ONCE」、もう一度みたいなタイミングになっているのは
何となく不思議な感じもしてしまいますけどね。

そんなわけでこの半年を振り返っても、
年中30℃超えの環境で力仕事をしたり、
作ってるゲームの主人公じゃないですが職を失ったり、
子供の頃に世話になった親戚が亡くなったりしまして、
肉体的にも精神的にもしんどい感じだったんですが、
遅々としながらも何とか続けてここまで漕ぎ着けた感じです。

・・・最後に愚痴じゃないですが。

こうやってヒイヒイ言いながら書いた3万文字程度の文章が、
1時間程度でサッと終わってしまうって考えると、
ちょっと複雑な感情を抱いてしまったりもしますね。

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荒神大助 2022/10/24 00:45

掌編企画「語る剣のヴァイスター」進捗その1

お久し振りです。
語る剣のヴァイスター」、本業の合間に頑張って作業しています。

掌編ということでキャラクターを少なく、
小さい規模に物語の内容を凝縮することにひたすら専念しています。
筆が乗ってくると不用意に風呂敷を広げがちなので・・・

今回はカラーイラストをUIと合わせ、モックアップを作成して
掲載しようと思っていたのですが、間に合わなさそうなので
SNSで紹介したもの+αの情報を載せていきます。

なお、「語る剣のヴァイスター」は
変身ヒーロー掌編ビジュアルノベルです。

主人公の巽カタルが、ヒロインの剣咲カナデと協力しつつ、
ヴァイスターへと相転(変身)して悪と戦う流れになります。

【ストーリー】

季節外れの雪が降り積もる四月のある日。
巽カタルは職場から解雇され、
不可抗力から山で遭難しかけていた。

陽は落ち、携帯電話は使えず、自動車も動かない。
万策尽きたと思われたとき、彼の目の前に一人の女性が現れる。

彼女の名前は剣咲カナデ。
黒衣に身を包んだ、季節外れの雪女とでも言わんばかりの、
怪しげな女性であった。

運命の日は唐突にやって来る。


【キャラクター】

巽カタル(たつみ・かたる)

物語の主人公。 男性、32歳。
真面目で温厚かつ、割とノリの良い性格。

物心ついたときから施設で生活しており、
高校卒業から長年独り暮らしで生計を立てていて、
家事スキルが高く、生きることへの執着も強い。

だが、近頃は同じような日々の繰り返しに
虚しさを感じているところがある。

※右のラフ画は変身後の姿、ヴァイスター
 そのスタイルのうちのひとつ「ブランクホワイト」です。


剣咲カナデ(つるぎざき・かなで)

物語のヒロイン。 女性、24歳。
落ち着きはあるが、行動力があり少し押しが強めの性格。

遭難しかけた主人公と山で出会った際には
まるで魔女のような装束を身にまとっており、
故障した自動車も一瞬で直してしまうなど謎が多い。

資産家なのか山間の大きな屋敷に一人で住んでおり、
主人公と出会ってからは彼女の所有しているアパートで
なし崩し的に二人暮らしをすることになる。


【イメージイラスト】

販促用のイメージイラストのラフです。

そんなわけで、掌編「語る剣のヴァイスター」、
なるべく早く体験版がお届けできるように作業を進めています。

最近また私生活が忙しくてなかなか思うように
作業が進んでいないところはありますが、
10月中に良い知らせを伝えられたら良いと思っていますので、
残り1週間足らずですが、応援よろしくお願いします。

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荒神大助 2022/09/08 01:08

掌編新企画「語る剣のヴァイスター」始動

いつもこちらを読んで下さりありがとうございます、荒神大助です。

今回は新しい企画の発表ということで。
まずは前提からつらつらと。

肉体労働から逃れた荒神大助を待っていたのはまた、地獄だった。
・・・いきなり暗い話題で申し訳ないのですが。

この間、転職する云々という話を記事にしたと思うのですが、
転職先で、経営難で人員削減とのことで、
また仕事を探す羽目になってしまいました。
うーん、しんどい。

作品作りに関しても、中編次元旅紅紀」に代わり、
短編として企画を立ち上げた「次元紀行」が、
伝えたいこと、キャラの関係性のわかりやすさ、
演出や表現にこだわっていく過程で作業量が膨大になっていて、
テンポ感ある作品リリースを目指していたものが
気づけば年の半分やや折り返しており。

こだわりを持って作ることに否定的な人間ではないのですが、
短い作品にこれだけの熱量をかけて大丈夫なのか?
今がこれで次の作品はどうするつもりなんだ?
という不安とかそういった感情はやはりあるものでして。

そんな折、年内に一作でも捻出するため、
新しく小型の企画を立ち上げることにしました。

記事の通り、タイトルは「語る剣のヴァイスター」。
掌編企画となります。

実は、こちらは3年ほど前から
「作品が何作も続いてきた場合、
 大体の雰囲気を初見さんに理解してもらうための作品」
という意図で温めていたものです。

それを初作に持ってくる意図とか云々はあるのですが、
そこはまた機会がありましたら。

作品自体やキャラクターは次元シリーズから分離させ、
設定は旧サークル作品と現サークル作品の中立を担う、
荒神大助スターターキット、びんながコネクト的な、
そんな立ち位置の作品として、今現在すでに着手しています。

掌編ということで、短編「次元紀行」よりももっと短く、
わかりやすく、テンポよく、サクサクしていて、かつ面白い、
過去の素材を使いつつ、荒神大助らしさもそこなわない、
本場の店で食べるあの美味さがウリのカップ麺
のような作品を目指しています。

記事ひとつとってもこんな長文を書く男が、
果たして掌編とか言ってるけど大丈夫なのか、
また長くなるんじゃないのか、と思われるでしょうが、
たぶん長くはなるでしょう。

作品の内容に関しての詳細はまた後日。

とりあえず次元紀行に代わって今年リリースを目指す、
出来たら次元紀行も完成させる、
そういう段取りで行こうと考えています。

本場のラーメンも伸びて冷めてしまえば美味しくないですからね。

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荒神大助 2022/08/19 22:34

冬コミC101には申し込まないことにしました

C101、冬コミには申し込まないことにしました。
期待してくれていた方々、申し訳ありません

こちらでは特に「冬コミに出展するよ!」とは
一言も書いていなかった
のですが、Twitterの方で
「出るとしたら媒体どうしようか」とやんわり話をしていたので、
いざそのときが来て「申し込んでないよ」となったら、
それは流石に不誠実だよな、と思った次第。

以前、機材トラブルで頒布物を3本ほどしか用意できず、
他県からわざわざ来てくれた方にお渡しできなかったことがあったので・・・

理由については色々ですが、
ディスク媒体が読めないPCが増えてきていること、
物理媒体で欲しい層がどれくらいいるか読めてないこと、
少し前に書いた通り転職等あって生活が上手いこと行ってないこと、
7月に出す予定の先行体験版が遅れに遅れていること、
それに付随して公開予定だったその他もろもろが出せずにいること、
グッズ頒布を考えているが色々手が回っていない状況にあること、
主だったのはこんな感じでしょうか。

ざっくり書くと、久々に出るならちゃんと準備して
しっかりした出展をしたいので、
今年の冬はちょっと出るタイミングじゃないのかなと、
そういう考えが根底にあります。

この辺はふわっとは先を読めていたにも関わらず、
春~夏に地盤を固められなかった、
ここぞというところに攻めの姿勢でいれなかった自分の落ち度だと思います。

冬コミに出ないということになりましたが、
イベントに出る気がまったくなくなったわけではなく、
当然ながらゲーム制作の方も引き続き行っています

現在はシナリオの再構成というか、
伏線の張り方とか、台詞の前後を組みなおす作業をしていて、
その関係で序盤にバトルシーンをひとつ追加することになったため、
ちょっと作業量が増えています。

実際に触ってみると「これがなかったらどう説明してたんだ」というシーンに
なっているのではないかと思うので、
その機会がきたら意識して見てみるのもいいかもしれません。

近いうちに久々のキャラクター設定画公開もやろうと思っていますので、
そちらについてもお楽しみに。

また、背景を自分で用意することになった関係でUIの制作作業が遅れていて、
ゲーム画面を出すという一番大事な部分が押してしまっているのですが、
そちらの方は気長に待っていただけると幸いです。

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