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作業環境の記事 (3)

深月ちこ 2023/03/06 18:18

【無料記事】4Kモニター比較

AmazonセールでPCモニターが安いそうです

深月のお絵描き環境ご紹介・第三回目です。
現在、実際に使用しているデバイスはiPadなのですが、絵描きにとってはパソコンのモニターも重要な役割を担ったアイテムと言えます。

ちょうど今Amazonで液晶モニターもセール価格となっており、私が一年ほど前に購入したDELL製のモニターもお買い得になっていました。
セール品の全てを網羅することは出来ませんので、一部だけながらDELL製モニターの使用感などレビューを少しまとめておこうと思います。

当記事では、『モニター』と『ディスプレイ』を同じ意味として扱っています。
素人主観につき参考になるかは分かりませんが、少しでもお役に立てれば幸いです。


セール中の機種 (一例)

Dell S2721QS


・メーカー:DELL
・機種名:S2721QS
・サイズ:27インチ
・解像度:4K
・スタンドの色:シルバー
Amazon商品リンク

Dell S2722QC (より新しい)


・メーカー: DELL
・機種名:S2722QC
・サイズ:27インチ
・解像度:4K
・スタンドの色:シルバー
Amazon商品リンク

Dell U2720QM (深月愛用中)


・メーカー:DELL
・機種名:U2720QM
・サイズ:27インチ
・解像度:4K
・スタンドの色:グレー
Amazon商品リンク上位互換はこちら

何が違うの?

上記の機種は、同じメーカー・同じサイズ・同じ解像度でありながら、価格が異なります。
単純に機種が新しいだけか、ただのスタンドの色違いか?
同じ4Kでも色の違いはあるの?
内臓スピーカーは付いてる?etc…
これらの性能差を、もう少し詳しく比較してみましょう。

3機種の詳細な性能差


※記載ミスがあればご指摘ください

違い① コントラスト比

まず、コントラスト比 という値が1000:1のものと1300:1のものがあります。
数値が大きいと明るい色はより明るく、暗い色はより暗く表現できます。
数値が大きいほど色の表現が正確で、小さいほど価格が安くなります。

違い② DisplayHDR規格

DisplayHDR規格とは米VESAが策定したオープンなHDR規格です。
画面の明るさや、明暗部のコントラスト、黒から白への輝度応答時間などを規定していることが特徴です。
この数値が高いほど、スゴい性能を発揮するモニターと言えます。
しかしながら「HDR400程度じゃ無意味」との意見もあるので、今回はあんまり気にしなくて良さそうです。

違い③ 応答速度

次に、応答速度が4ms〜のものと、5ms〜のものがあります。
この数値が小さいほど反応が速く、残像が少ないと言われています。
主にシビアな操作を要求されるゲームプレイで重視すべき性能です。

違い④ 色域

色域は、簡単に言えば色彩表現力です。
一定の規格において、100%に近い方がより豊かな色彩表現が可能です。
3つ全ての機種で、sRGB:99%という条件をクリアしています。
それ以上の厳しい規格であるDCI-P3の色域をカバーしているものが、より高性能だと言えるでしょう。

違い⑤ FreeSync

FreeSyncとは、ビデオカード(グラフィックボード/グラボ)とディスプレイの同期技術の一つです。
有効にするとティアリングやカクつきのない、滑らかで安定した画面描画を実現すると言われています。
主にゲームプレイで重視すべき同期技術です。

違い⑥ 映像入力端子

映像入力端子の違いは、外部から目に見える最大の違いです。
HDMIポートをいくつ搭載しているか。
USB-Cポートやその他は搭載しているか。
もし複数のゲーム機を接続する予定であれば、複数のHDMIポートがあった方が良いです。
またMacBookと接続するのであれば、USB-C端子が必要になるでしょう。

違い⑦ USBハブ

USBハブは、モニター自体をハブとして使えるかの違いです。
基本的にUSB-C端子が付いている機種が対象です。

違い⑧ スピーカー

内蔵スピーカーを搭載しているか否か、これも大きな違いです。
これが無い機種は、外部スピーカーを別途用意する必要があります。
総じて内蔵スピーカーは音が悪いため、付いていても無視して外部スピーカーを使う人も多いです。

違い⑨ 発売年月

各機種の新しいか古いかを判断します。
古い機種から販売終了になったり、後継機が発売したりします。
たまに型落ちを安く入手できると嬉しい。


まとめ

詳細を比較すると、どの機種がどのような需要に対応しているかが見えてきます。
・Dell S2721QSはコスパ重視・ゲーム機との相性も良し
・Dell S2722QCはバランス型・3つの中では最も新しい機種
・Dell U2720QMは画質重視・若干古いため後継機を待つのも有

私なりに一言でまとめると、このようになりました。


DELL製4Kモニターを使った感想

実際に一年ほどDell U2720QMを使ってみて、最初こそ「EIZO製ディスプレイやiPad ProのRetinaディスプレイよりも色が浅いな?」と感じましたが、特にチラつきも無く不具合も起きていませんし、長時間の使用でも目にも優しい方だと思っています。
本当は上位互換のこれが欲しかったけど何しろ当時は高かった。
それにDell U2720QMは初めて買った4Kモニターなので、初めて4K対応の映像を見た時は何物にも代え難い感動がありました。


PCモニターの画質を追い求めたら際限なく価格が跳ね上がってしまうので、どこかで折り合いを付けたいもの。
今回はAmazonのセールをきっかけに、私が実際に使っているモニターそして同社の近い機種の性能を比較することで、今後モニター購入を考えている方へ判断材料として頭の隅に置いていただけたらと願って、記事を書かせていただきました。


今回は長くなりましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました。

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深月ちこ 2023/01/16 21:26

【無料記事】iPadで使える左手デバイス例

iPad版クリスタで使える左手デバイス紹介

深月のお絵描き環境ご紹介・第二回目です。
今回は、現在iPad版CLIP STUDIOにて実際に使っている『片手デバイス』(利き手が右手の場合『左手デバイス』とも)を紹介させていただきます。
私自身が使い始めてから間もないながら、想像よりも優先度が高そうなので記事の投稿予定を変更しました。

iClever テンキー (Bluetooth接続タイプ)


iClever テンキー Bluetooth type-c 多機種対応 Tabキー付き 超薄型 ブルートゥーステンキー 充電式 数字キーボード ナンバーパッド Android/Win/iOS 対応 持ち運び便利
Amazonリンク

2023年1月15日現在。色はホワイトを購入。
薄くて持ち運びしやすいワイヤレステンキーです。
お値段は3,000円未満。
色はブラック、ホワイト、パープル、ピンク、ミントグリーンの5色。
普段からキーボード等を取り扱っているメーカーにつき、選択肢が限定的になりながらも軽くてスタイリッシュなデザインです。

テンキーの設定

①説明書を見ながら、iPadとテンキーをBluetooth接続する。
②クリスタを立ち上げる。


③画面左上のマーク>『ショートカットキー設定

④設定したい項目を選択して、実際に割り当てたいテンキーのボタンをポチポチ押していく。
⑤割り当てたキーに、分かりやすいようメモを貼る。
百均で売っているシールを貼っても良い。売ってなくても自作で充分です。

キーの割り当ては自分の使いやすいように設定すれば大丈夫です。
配置換えは何度でも出来ます。
私も配置の模索中です。

サイズ感の見本


実際に使っている物を撮影してみました。
テンキーの上に置いてあるのがApple Pencilです。
丸くて可愛いキーと、手のひらより小さいコンパクトなサイズ感が魅力。

片手デバイスは、使い慣れれば大幅な時短が期待できます。
何より誤タップによる操作ミスを防げるのが良いですね。
使っているiPadが小さいほど、左手デバイスの重要度が増すのかもしれません。


ここまでご覧いただきありがとうございました。

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深月ちこ 2022/12/12 12:10

【無料記事】iPadでお絵描きする

iPadでの作業環境

自分用の備忘録も兼ねて、私のお絵描き環境をご紹介します。
第一回はiPadの機種とソフトのお話です。

使用機種

iPad Pro 12.9インチ (第3世代)
Apple Pencil (第2世代)


公式サイトリンク

2022年12月12日現在。色はシルバー。
ペンシル第2世代に対応した最初の機種につき古いです。
そろそろ動作が鈍くなりつつあるので買い替えたいです。
出来れば次は液タブを……。

使用ソフト

CLIP STUDIO PAINT EX (iPad版)
公式サイトリンク

イラストだけでなくマンガも描く前提のソフトです。
同人誌を作りたい人はこちら。
ページ分割やプレビュー機能等が充実しています。
一枚絵を描くだけならPro版で大丈夫かと。
たまーにPhotoshopも使ったりします。

画面レイアウト

画面レイアウトは『ワークスペース』という形で無料素材が提供されています。
自分の使いやすいワークスペースをダウンロードしましょう。
深月が使ってるのはこちら

よく使うブラシ


実際に作業する画面です。
ブラシは、ほぼデフォルトのまま使っています。
ざらつきペン:主線用
ミリペン:細かい塗りや書き文字用
ベタ塗りペン:縁にエイリアス処理がないベタ塗り用
マジックペン:ミリペンとベタ塗りペンの中間用途
にじみ縁水彩:彩色用
エアブラシ:(柔らかい)彩色用

上記以外では「濃い鉛筆」や「水彩毛筆」も使います。
私の絵は水彩画の塗り方に似てますが、本音は厚塗りに憧れています……。


次回は一旦ハード面に戻り『スタンド』や『椅子』を紹介する予定です。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

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