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CG集の記事 (1)

みぎた(五時半) 2023/05/06 13:40

それやってる作品は売れない! DL同人で失敗する理由を解説

釣りっぽいタイトルで申し訳ないですが、まあ、あまり大したことは言えません。最初に断言します。
ってこともあって、暇つぶしがてら、期待しないで読んでもらえると助かります。

とはいえ、一応、自分もこれまでDL同人の作品を16タイトル販売しているので、多少の知見というか、失敗談なども含め、語れる部分はあるのかなと。
前置きはいいですね。では、早速解説していきます。解説ってほどのものでもないけど。


売れない要素(経験談)

  • ボリュームが少ない
  • 販売価格が低い
  • ギャップをつくれていない
  • 本番行為なし
  • パッケージイラスト、サンプルが手抜き

・ボリュームが少ない
僕の記事を読んでくださったことがある方は、またそれかよと思われるかもしれません。
ボリューム不足。この記事を書いてる時点(23年5月6日)では、やっぱりここが一番の分かれ道になるような気がしてならない。

読者さんが作品のヒロインやシチュエーションを気に入ってくださった場合、やっぱり濡れ場は多いほうが絶対いいんですよ。強烈にそこを求められてる。
逆に、ヒロインもシチュもいいのに濡れ場が少ないと満足度につがなりにくくなってしまう。
読者さんもそこを体験的によくわかってるから、どうしてもボリュームの多い作品に魅力を感じられるのではないかと推察される。

ここはまあ、DL同人のトレンドでもありますしね。大ボリュームってところは。
コスパのよさも感じられ、手に取りやすくなるんだと思う。

ただ、DL同人初心者には、注意も必要な部分となります。
そこんところは、また別の機会に追求していきたいと思います。


・販売価格が低い
先述のボリューム問題とつながるんですが、ページ数が少ないと、当然販売価格もあげにくくなる。ってことは、卸値(利益率)も低くなるので売上が伸ばしにくい。という負の連鎖が発生することになります。

価格問題は、マーケティング用語で「プライシング」っていうのかな。たしか。
まあ、ぶっちゃけめちゃくちゃ難しいところです。値段を決めるのって。一応、経験談というか失敗談ベースでいうと、具体的に説明するのは難しいのではしょるけど、とりあえず迷ったら気持ち高めに設定するのがいいかもしれない。

300円か400円で迷ったら、400円。
400円か500円で迷ったら、500円。
500円か600円で迷ったら、500円。
600円か700円で迷ったら、700円。
700円か800円で迷ったら、700円。

といった具合でしょうか。上の例だと、500円か600円と、700円か800円の価格帯では、あえて低めに設定しています。ここは卸値というか、利益率の罠というか。まあ、数字に強い人はすぐにわかるかもしれませんが。
このへんの話は丁寧にしないといけない気がするので、詳しくは別の機会に譲りたいと思います。すみません。
とりあえず、600円とか800円にするなら、それなりの考えがある場合は別だけど、基本やめといたほうがいい気がするって具合でしょうか。


・ギャップをつくれていない
この場合のギャップっていうのは、そんなに難しい話じゃありません。
まあ、一言であれすると、ヒロインが最初っから終わりまで、ずっと裸とか下着姿のままはやめといたほうがいいってことかな。

積極的に服を着させたほうがいいですね。服を着させた状態から、脱がさずに挿入みたいなパターンがいいですね。最初から脱いでると、なんかありがたみを感じないんでしょうね。脱がせるのは、最後のほうでいいと思う。
ただ、僕が読者の場合、そこんところ気にしないんだけどなあって感じなんですが。でも、けっこう気にする人多いっぽいです。実際、自分の作品でそれやったら、見事に売れなかったし。


・本番行為なし
あったほうがいいですね。圧倒的に。
当たり前だろって思われるかもしれないですけど、ただ、本番なしでも売れてる作品はけっこうあります。
だから問題の本質はそこじゃないんだろうけど、それでもあったほうがいいと思う。

なので無難な選択をとるなら、本番行為はちゃんと描きましょうってことになります。
さらにいうなら、くどいくらい枚数多めに描いたほうがいいと思う。1回戦、2回戦と分けて描くと、さらに作品の訴求力を高められるかもしれない。


・パッケージイラスト、サンプルが手抜き
まあ、これは耳が痛いですね。自戒を込めて言わせてもらうと、ここんところもちゃんと労力を割きましょう。

ここはほんと、勘所のひとつですね。多分、読者さんってここしか見てないかもしれない。
いや、下手すりゃここ(さすがに表紙は見るだろうから主にサンプル)すら見てないよって読者さんも中にはいるでしょうけど、そういった層は間違いなく少数派なので、例外として積極的に無視します。考えなくてもいいことを考えるのは、時間の無駄なので。

手っ取り早いのは、売れてる作品の表紙やサンプルのやり口を真似することですね。
まあ、真似するにしても怒られない程度にね。

自分の場合は、前の記事でも書いたけど、サンプルづくりにかんしては、そこだけ見ても話の概要や展開、ヒロインの人物像みたいなものが、おおむね把握できるように心がけています。


売れない要素(推測)

  • 基本CG枚数が少ない
  • イラスト・CG集自体が商品として弱い
  • フェラなし

・基本CG枚数が少ない
さっきまでは、自分の経験談に基づいて話を進めさせてもらってたんですけど、ここからは単なる推測です。なんとなく、そうなのかなってレベルの。もう、雰囲気ですね。ただの。雰囲気で話していきます。

これもね、基本CG枚数が少なくても、売れてる作品は売れてるんですね。
ただ、なんで少なくても売れてるのかってところが、大手だからなのか、作品の訴求力が高いからなのか、どっちかよくわかんないです。
まあ正直なところ、大手の場合は、固定ファンが多く存在することもあって、よぽどの下手をうたないかぎり、ある程度以上の売上は見込めますからね。

ここはまあ、基本CG枚数が少ないより多いほうが売れやすいよ、多分って話ですね。


・イラスト・CG集自体が商品として弱い
これもまあ、ちゃんとデータをとってるわけじゃないんで、あくまで推測なんですが。
でも全体の販売本数とかみてると、上位は基本マンガですね。音声、ゲームを除いた場合ですけど。マンガとCG集の比較なら販売の上位にくるのは、ほとんどマンガです。

だから描くことに抵抗がない人は、マンガを描くほうがいいと思います。
僕はマンガを描くのは難しすぎて断念しました。また描きたいですけどね。まあ、向き不向きもありますし。どっちでもいいやって人は、圧倒的にマンガを推します。

自分の場合は、DL同人制作を通じて、カラーイラストを描く技術も同時にあげたいと考えてるので、CG集メインで活動してるってところもあります。


・フェラなし
これもどこまで影響を与えるかわかんないんですよね。
自分の作品でもフェラシーンなしの作品がいくつかあるんですけど、あるやつと比べて著しく売上が低いとかなかったって印象です。もちろん、あったほうがいいってことには違いないでしょうけど。

ただ、僕の作品のなかでけっこう売れたなってタイトルは、フェラのランキングにわりと長い期間入ってて、それでジワ売れしたみたいなことがありました。
ってこともあって、自分はよほどのことがないかぎり、フェラシーンを入れようって考えてます。個人的にも、ない作品は抜きづらいですし。

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