ナースさんと体だけの関係になりたい 08
ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ……
「くぅうっ……!!」
電流のような快感が背中を駆け上がり、脳を灼いた。
「ア゛ァ゛、ア゛……ア゛ッ……!」
彼女もオーガズムに達したのか。
声にならない声を上げ、ビクビクと痙攣していた。
今まで抱いた、どの女よりも快感だった。
この世にあらざるバケモノとの交尾は。
気が触れそうな興奮と背徳感を、俺にもたらしていた。
「はぁ……はぁ……」
しばし気だるい感覚に浸った後。
ようやく理性を取り戻した頭で、俺は呟く。
「最高の体だよ、お前は」
”ナース”の反応はない。
「お前は立派な”女”だ」
自然に言葉が出た。
男にとって、射精とは最高の快楽だ。
精子を出すまでは、男は飢えたケダモノとなる。
そんな時、女に与えられた役目は一つ。
俺にとって、女の価値はその一点に尽きる。
”ナース”はその役目を果たした。
性欲に飢えた男を、こうして満足させてくれた。
オスを悦ばせられるメスは極上のメス。
俺の持論だ。
彼女はバケモノだが、同時に極上のメスだった。