【キャラ作り】『歩く』という音
ニゴハチ258です。
はい、雑談ですね。
たまにはCi-enでこういった、制作に関係あるような無いようなお話をしてみようかなと思いまして…。
今日はなんとなく、私が普段キャラクターの設定を考える上でどんなことを考えているか、ということをご紹介してみようかなと、このテーマにしてみました。
突然ですが、皆さんは『歩く音』と聞いてどんな表現を思いつくでしょうか?
・テクテク
・とぼとぼ
・ノシノシ
・ドシドシ
・スタスタ
・パタパタ
・ズンズン
・しゃなりしゃなり
まあ今私がパッと思いつくだけでもこのくらい。
実際はもっとたくさんあることでしょう。
この、『歩く』というアクション一つにも様々なことがイメージされます。
歩いている人物の状況
・仕事で急いでいる
・旅行中で目的なく歩いている
・人を待たせている
歩いている人物の性格
・のんびり
・せっかち
歩いている人物の体格
・ふくよか
・ほっそり
これら以外にも、様々な状況が予想されたりもしますが、とりあえずこのくらいで。
仮に今製作中のキャラクターで考えてみると、例えばシオンなんかは普段はお嬢様らしく『しゃなりしゃなり』と優雅に歩いてみせますが、主人公が近くにいると『パタパタ』『ズンズン』歩いて近寄ってくるんじゃないかなぁなんて考えたりしています。かわいい。
これはキャラクターイメージをより鮮明にして、セリフに反映させようという目論見です。
実はこれ、私が高校生の頃に参加した演劇ワークショップにて、身体表現の授業として聞いたことをそのまま流用しています。
実際に効果音に合わせて歩いてみると、参加者の中には歩き方のみならず、表情まで影響が現れたりしていました。
『テクテク』は楽しそうな顔で。
『ノシノシ』はちょっと強気な顔で、みたいな感じ。
演劇をやっていた頃はこういったことから役作りのヒントを得たりしていて、創作にも十分使えるテクだろうということで、簡単にご紹介させていただきました。
今後も気が向いたらつらつらと、ふとした時に書いていこうかと思います。
本日はこれにて。