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FGOプロレス 褐色の悪魔BBVSステゴロ聖女マルタ 悪魔のいけにえ 

カルデアリング。
それはカルデアに特設されたサーヴァントたちがぶつかり合い覇を競う舞台。
格闘スタイルはなんでもあり、ルール無用。
今回はBBとマルタがどちらが強いのかリングで決着をつけることになり・・・

「はぁーい。みなさぁん!お待たせしましたぁ〜みんなのアイドル!みんな大好き!褐色系悪魔後輩の水着BBちゃんの登場です!」

星のあしらわれたカチューシャ、たわわにみのった巨乳を覆う紫色のマイクロビキニ水着、超ローライズホットパンツにニーハイ、ガーターベルト姿の扇情的ないでたちの美少女がボクシンググローブを突き上げて観客に愛想を振りまく。

「せんぱぁーい!見ててくださいね〜。聖女様なんかあっという間に血祭りにあげて、BBちゃんが先輩の一番だって!みんなにわからせてあげますぅ!」

BBは観客席の中にマスターの姿を見つけるとロープから乗り出す勢いで、満面の笑みを浮かべて激しく手を振る。

その姿をマルタは、愛用のガントレットを模したナックルグローブをはめながら冷ややかな目で眺める。

マルタは扇情的なBBとは対照的に愛らしさすら感じるデザインの白に赤のラインの入った水着を身にまとっている。あらわになったお腹は女性らしさの肉付きもありながら腹筋がシックスパックに見事に割れてよく鍛えられているのがよくわかった。

「邪神だか、なんだか知らないけど、そんな舐めた態度でリングに上がると痛い目みるよ?」

マルタは緊張感のないBBに対してため息を吐き、つぶやく。

マルタの存在に気づいたBBは、甘ったるい声を上げて、マルタの感情を逆撫していく。

「きゃあ〜、マルタさん、こわぁーい!BBちゃんのこと、睨まないでくださぁい!」

「ちぃ」

マルタはBBのぶりぶりの態度や言葉に嫌悪感を露わにして、思わず舌打ちをしてさらに睨みつけてしまう。

(神聖なリングにこんなふざけた子が上がるなんて、許せない。すぐに終わらせて、浮ついた気持ちでリングに上がったことを後悔させてあげる)

マルタはぎゅっと握りこぶしを固めた。

ゴングの音が1Rの開始を告げる。

両者間合いを取りステップを踏み相手の動きをまずはうかがう。

ステップを踏みながら相手の出方をうかがうマルタとBB

ステップを踏むたび、マルタとBBのたわわに実った胸が水着の中でふるんふるんと揺れる。

「こないんなら、私からいくわよっ!」

痺れを切らして先に仕掛けたのはステゴロ聖女のマルタ。

拳を顔の前で構えて、ぎゅっと脇を締めるとBBに向かって突進。

「シッ!シッ!」

BBの顔面を狙ってワンツーの拳を放つマルタ。

BBはマルタのスピードについていけず、顔の正面や頬に被弾してしまう。

「きゃう!あぐぅ!?」
目を白黒させ、飛沫を飛び散らせてよろめく。

苦し紛れにBBは腕を大振りに振り回すがマルタに見切られ交わされてしまう。
(まるで素人ね。思い知らせてあげる!)

マルタは脇を締めると鋭いジャブやフックをBBに見舞っていく。

「はぶぅっ!えぶぅっ!うぐぅっ!」
「攻撃も!防御も!素人同然!そんな実力でこのリングに上がったこと後悔しなさい!」

マルタは拳をぎゅっと握り直す。
「いゃあん!やぁっ!やめてぇ」と殴られるたびに悩ましい声を上げるBB

自分が優勢な状況にもかかわらず、格闘経験者の美女が格闘素人の美少女をなぶる一方的な構図にマルタは逆にやりにくさを感じる。

(なによ!まるで私の方が悪役みたいじゃない!)

さっさと終わらせてやると意思を固めるマルタ。

「悔い改めろっての!うおおおおおおおおおお!」

マルタは格下と見なしたBBに少し手加減してラッシュをたたき込む。
手加減されているとはいえ、攻撃を受けるBBはたまらず顔を歪めて必死に拳の痛みに耐えようとして体を固くする。

パンッパンッパンッパンッ!ズドドドドドド!

「きゃん!いやぁん!ああん!?あああああ!」

拳の雨にさらされ、巨乳をバウバウと揺らしながら、悶えるBB。

勝敗は誰の目にも明らかに見えた。

追い詰められるBB。亀のようになりなんとかマルタの打撃を耐え忍ぶ。

そして、とうとうゴングが1ラウンドの終了を告げる。

「はぁ・・・はぁ・・・ぜぃ・・・ぜぇ・・ぜえ・・・」

辛そうに肩で息をするBB

「ふんっ!ゴングに救われたわね」

バテバテのBBに吐き捨てるようにいうとマルタは自分のコーナーへと戻っていく。

(ダウンを奪えなかったか・・・思ったより、しぶといわね。でも、次のラウンドで終わらせてあげる)

マルタはロープに寄りかかりながら、BBを眺めた。



ゴングの音が響き、第2ラウンドの開始を告げる。

「先手必勝っ!」

勢いに乗ったマルタがコーナーから飛び出して、BBを瞬殺せんと接近する。

たっぷりと拳を引き絞り一撃必殺のストレートを見舞おうと予備動作に入る。

いつもなら使わないであろう隙の多いテレフォンパンチ。

しかし、満身創痍のBB相手なら問題ないとマルタは判断する。

(これで終わらせてあげる!)

「これでも!くらええ!!」

渾身の一撃をBBの顔面めがけて放つマルタ。

マルタの拳がビュオッと風を切る。

勝負有りとマルタも観客の誰もが思った。

会場の誰もBBがニヤリと笑ったことに気づかなかった。

次の瞬間、マルタの視界からBBが消えた。
(そんなバカな?いったいどこへ?)

動揺するマルタ。

マルタの動揺を嘲笑うようにM字開脚してしゃがんだBBが上目遣いで動揺したマルタの顔を見ている。

BBは突然しゃがみ、マルタの視界から姿を消したのだ。

「どうしました?ボーとしてちゃダメ、ですよっ!」

ペロリと舌舐めずりしたBBが一気にしゃがんだ状態から立ち上がり拳を振り上げる。
そのあまりの勢いにマルタは反応しきれない。

(ま、まずい!)

マルタがまずいと身構えた時にはもう手遅れでマルタの顎先までBBの拳は迫ってきていた。

「ボルケイノアッパー!!」

バゴーン!

BBの絶叫とともにマルタの顎に拳が直撃!
マルタの体が火山の噴火の如く浮く上がる。マルタは天井を仰ぎ、BBの渾身のアッパーに吹き飛ばされた。

「きゃああああああああ!!!」

絞り出されるマルタの絶叫、顎が砕ける勢いで殴られ、もはや意識は飛ぶ寸前。

マルタは後方に吹き飛び大の字でダウン。
まさか格下と思っていた相手に自分がダウンを奪われてしまうことに動揺を隠せない。

マルタは遠くでカウントしているのが聞こえた。

「1・・・2 ・・・3・・・ 4 ・・・ 」

「はぁ・・・っ・・・はぁ・・・」

(そんな!?私があんな子にダウンさせられるなんて・・・)

マルタは顎をやられてくらくらする頭でよろよろと立ち上がる。

「うぐっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

(落ち着け。私。このままじゃ、終われない)

「5 ・・・6・・・7 ・・・」


マルタはファイティングポーズを取り自分がまだ
闘えることをアピールする。

「わー、よく立てましたぁ!そうこなくっちゃ!このまま終わっちゃったら、つまんないですもんね〜」

BBはグローブでパンパンと拍手をするとにやにやといやらしい笑いを浮かべている。

(くそぉ・・・くそぉ!私としたことが・・・)

相手を侮った結果、手痛い反撃にあった。自分の甘さと憎たらしいBBの態度に怒り覚えるマルタ。

「もう手加減しないんだからねぇ!」

マルタは怒りにまかせ、BBに飛びかかっていく。

「きゃー、こわーい!」

BBはニヤニヤ笑いを浮かべながら向かってくるマルタを迎え撃つ。

「さぁて、反撃開始ですぅ。BBちゃんの本気受け取ってくださぁい!」

パンッパンッとマルタとBBのグローブが互いのグローブを打つ音が響く。

やられてばかりだったBBが一転、マルタに向かってパンチを打ってくる。

「くっ・・・このっ!」

(大丈夫!まだ私の方が優勢なはず!)

パンッパンッという打撃音が響き、マルタの拳がBBのガードをすり抜けて確実にBBの頬やボディを抉っていく。

「ひぐぅっ!?」

苦しげに頬を膨らませ、目を潤ませるBB

しかし、BBは一歩踏み出すと拳を奮い反撃してくる。

「くぅ・・・やりましたねぇ!まだぁ、まだぁ!!」

顔をしかめるもののBBは怯まず、前進しマルタに向かってボクシンググローブを奮ってくる。

「ぐっ!」

(なんてスタミナなの?)

マルタはBBの異常な打たれ強さとスタミナに舌を巻く。

マルタが殴れども殴れども、BBは膝をつかず、前進してくる。

いつしか優勢のはずのマルタの方が、BBの不気味なしぶとさに圧倒され始めてしまう。

そして、試合は大きく動くことになる。

BBはマルタの目の前で唐突にしゃがんで見せる。
無防備なM字開脚を晒すBB
普通ならばマルタの攻撃のチャンスだが

「なっ!?」

マルタは数十秒前にぶっ飛ばされたボルケイノアッパーのトラウマがフラッシュバックして、慌てて後ろに飛び退く。

思わずBBは吹き出し、高笑いを上げる。

「どうしたんですかぁ?慌てちゃって?そんなにBBちゃんのボルケイノアッパーがこわいですかぁ?」

BBはニヤニヤいやらしい笑みを浮かべながら、マルタの慌てた表情を嘲笑いゆっくりと立ち上がる。
挑発的なフェイントに翻弄されるマルタ

(こいつぅ!言わせておけば!)

挑発的なBBにマルタは苛立ちを隠せない。
冷静さを失ってしまったことが仇となるマルタ。

トスッ

(なに?)

マルタは背中に何かが当たるのを感じて初めて自分がロープ際まで追い詰められていることに気づき慌てふためいた。

「なっ?!」

(し、しまった?いつの間にかロープ際に!)

ボルケイノアッパーを警戒するあまり、マルタは自分が攻めているはずがBBにじわじわロープ際まで追い詰められていたのだ。

ロープを背にしてもうこれ以上後退できず、マルタに逃げ場はない

マルタはロープに気を取られ動揺したことで完全に隙ができてしまう。

「それじゃあ、お望みどおり、聖女様に大好きなアッパーをプレゼントしてあげますっ」

BBはペロリと舌舐めずりするとマルタの顎めがけて渾身のアッパーを叩き込む。

ギュオッ!バコンッ!

「かはっ!?ぎゃあっ!?」

(だ、だめぇ!?)

マルタの意識が一瞬真っ白になる。

ボルケイノアッパーまではいかないまでも凄まじい威力の突き上げがマルタの顎に炸裂し、マルタの肢体をかち上げる。

「えっぶぅううううう!!!」

飛沫を飛び散らして、目を白黒させマルタは天井を眺めさせられる。

絶対にもらいたくない一撃、そして絶対にもらってはいけない一撃をもらってしまった。

しかし、後悔してももう遅い。マルタは朦朧とした意識でふらつき、後方のロープにたまらず寄り掛かった。
これはマルタにとって想像を絶する悪夢の始まりとなる。

「私の全力受け止めてくださぁーい!」

ロープに寄りかかるマルタにBBは間髪いれずにサマーソルトキックを一発目は顎に!二発目はボディにとぶちこんでいく。

「きゃうっ!きゃあああああああ!」

ロープに寄りかかりダウンすることができないマルタは顎とボディにモロに連続の蹴りを見舞われて、尾を引いた悲鳴を上げてしまう。

ロープを背にしてダウンできないマルタに対してBBはこれ幸いと言わんばかりにラッシュを仕掛けていく。

「へいへいへーい!お楽しみはこれからですよっ!」

ドシュ!

「うぶぅ!?」

BBのボディブローがマルタの腹に炸裂。マルタは身体をくの字に曲げてえずく。

「かはっ!がはっ!」

マルタの口から粘っこい唾液が垂れ落ちる。

BBの拳が腹から引き抜かれるとマルタはたまらず腹を庇おうとグローブを下げてしまう。

「あはっ!いただきまぁすっ!」

それを見逃さないBBはマルタの顔面を狙ってワンツーのコンビネーションを叩き込んでいく。

「ぎゃあ!あがっ!?」

顔面に拳をもらって怯んでしまうマルタ。BBは面白いように自分のパンチが入るのに気を良くして、さらにパンチの回転率を上げていく。

「オラオラオラオラ!!こんなもんじゃ終わりませんよ!」

パンッパンッ、ズドドドドドドとパンチ音が響く。

「きゃあああああああああ!」

BBはマルタの顔に、胸に、腹に、鳩尾に、次々と拳を叩き込んでいき、マルタから体力を奪っていく。

「いぎゃ!はがっ!?あがぁ!?うぐんっ!」

「あはは、マルタさん、やられてばっかりで、まるでBBちゃん専用のサンドバッグですぅ」

マルタはろくな抵抗もできずBBの言葉通りBB専用のサンドバッグと化してしまう。

「ゲホッ・・・ゲホッゲホッ・・・ぜぇ、ぜぇ、はぁ・・はぁ・・ぜぇ・・ぜぇ・・・」

マルタは苦しげに咳き込み、ぜぇぜぇと苦しげに息をする。

「へいへーい!ブタさんダーンク!」

「えっ!?」

BBはしばらくラッシュでなぶり満身創痍で動けないマルタの頭を両腕で掴むと掲げてリング中央に叩きつけていく。

ドシュ

顔面をリングに擦り付けられ「きゃあっ!?」とマルタは痛々しい悲鳴を上げる。

「ふふっ、リングのお味はどうですかぁ?聖女さまぁ?」

リングにキスさせられる最上級の屈辱、しかしもはやマルタに抵抗する気力は残されていない。

「もっともっと、遊んであげます!カースト・カッティング・クレーター!」

BBはぐったりしたマルタの顔面を両手で鷲掴みにして無理やり立たせていく。

ミシミシ!ミシミシミシミシ!

BBのグローブがマルタの端正な顔を蹂躙する。
恐怖のフェイスクラッシャー。

「あぁ!あがっ!ああっ!あああああ!」

マルタは悶え苦しみ、必死に手脚をばたつかせる。

「あはははは、その姿!もうたまりませーん!自分の弱さを嘆きなさい!」

BBはSっ気全開の満面の笑みで弱ったマルタをさらに追い詰め嬲りものにしていく。

BBは左手はマルタの顔を掴んだまま、右手を握り拳に変える。

「いきますよっ!」

ドシュ!ガシュ!バシュ!

「あがっ!いぎゃあ!うぐぁ!」

BBは固めた握り拳を次々にマルタの無防備になったお腹へと叩き込んでいく。

(痛い!痛い!?わたしがこんな子に!?)

マルタは悲痛な声を上げて殴られるたびに体をびくつかせる。

BBの鉄拳がマルタの鍛え抜かれた腹筋の鎧を破壊して内臓をかき混ぜ蹂躙していく。
打たれるたびにマルタの腹にじゅっぷりとBBのグローブが沈み込む。

「あはははは、自慢の腹筋ももう限界みたいですね?やわらかーい!」

(おっ、お腹がぁ!?くそ!くそぉ!こ、こんなはずじゃ!?)

徐々に痛みと苦しみで心にヒビを入れられ、思考がまとまらなくなっていくマルタ。

(や、やばい!お腹・・・やばい・・息が・・・も、もう、これ以上は・・・だめ・・・)

「ほらほら!もうおしまいですかぁ?楽しい楽しいホラーショーはこれからですよ?」

BBの嬉々とした表情で対戦相手を嬲る姿はまさに悪魔だった。

「きゃあ!やぁ!やあ・・・マスター・・・助けて・・・」

マルタは完全にBBの苛烈な攻めに戦意喪失させられてしまった様子。

「もうやめるんだ!BB!」

とうとう見かねたマスターがリングにタオルを投げ込んだ。

「え〜!何してるんですか!?先輩!」

けたたましくゴングが鳴らされて試合の終了を強○的に告げる。BBは不満たらたらの様子で頬を膨らませる。

「もう!先輩ったら!余計なことを〜、今いいところだったのに〜」

BBは自分の遊びを邪魔されて、おかんむりの様子。

「まったく命拾いしましたね。マルタさん」そういうとBBはマルタをまるでゴミのようにリングにぞんざいに放り投げる。

「うぐっ!?」

リングをバウンドし、大の字でダウンするマルタの身体。
あまりのダメージに舌を突き出して、はひぃはひぃと浅い呼吸を繰り返し、身体を小刻みに痙攣させている。口の端からは唾液が垂れ落ち、目の焦点は定まらない。
凛々しかった聖女は見る影もない負け姿を観客に晒してしまう。

「惨めですねぇー。格下と舐めてかかるから、こういう目にあっちゃうんですよ?」

BBは大の字にダウンしたマルタを見下ろすとぎみゅりと水着に包まれた聖女の巨乳にハイヒールのかかとを突き立てて、踏みつけていく。

「あん!んっ!?」

胸をヒールの先端でぐりぐりと踏みにじられ体をびくつかせるマルタ。

勝ち誇るBBとはあまりに対照的な姿。

「かくして、グレートデビルのBBちゃんは浜辺のみならず、リングの上でも無敵なのでした!!せんぱぁい!応援ありがとうございました〜」

BBは禍々しく口元を三日月のように歪めて笑うと負け肉と化した聖女を踏み台にBBは完全勝利に酔いしれるのだった。

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