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白井よもぎ 2023/11/10 18:15

過去に戻って作ろう! 女の子だけの町(長編)1~8話

あらすじ

 ある日、俺は林の中で瀕死の未来人と遭遇した。
 そこで彼から、何れ訪れる人類の滅亡を阻止してほしいと頼まれ、未来の技術が全て詰まったロボットを託される。

 何百年も先の技術が詰まったロボットは、現代からすると魔法みたいなもので、何だって実現できる代物だった。
 そんなものを手に入れた俺は、託された使命など、そっち除けで自らの欲望を満たそうと考える。
 幼少期、妹との性体験のせいでロリコンとなっていた俺が考え着いたのは、子〇時代をやり直すこと。


 過去に戻った俺は早速、妹や幼馴染に手を出して処女を奪うが、それだけでは飽き足らず、地下に自分だけの町を作り、まだ性教育を受けていない女の子達を集めて、好き放題に悪戯できる無知娘パラダイスを築いた。

 大人の知識で幼馴染や妹、同級生達を騙して交尾をしていくのだが、繁殖を繰り返すことで、奇しくも人類滅亡の阻止へと向かって行く。




1話 未来人との遭遇

 とある田舎の団地に建てられている一軒家。
 その二階にある自室で、俺はパソコンを弄っていた。

 俺の名は藤村 結樹。
 歳は今年で三十を過ぎるが仕事は一切しておらず、毎日を実家でのんべんだらりと過ごしている。
 要はニートであった。

「おっ、スゲー。ガチロリショタじゃん」

 巡回していた裏ロリサイトで子〇同士がセックスする動画を見つけ、即座にダウンロードを始める。
 そう、俺はロリコンだった。

 世間では異常性癖に分類されるロリコンであるが、そうなった原因は二つ下の妹にある。


――――


 それは、もう二十年近く前のこと。
 時刻は休日の昼下がりだっただろうか。

 当時、小〇五年生だった俺は、自室で妹の実樹と一緒に遊んでいた。
 遊んでいるのは、当時はやっていたビー玉を打ち出す玩具。

 俺達は絨毯の上に座り込み、ビー玉を打ち合う。
 二人で遊んでいるが、俺も妹も特に楽しそうにしている訳ではなく、ただ暇潰しみたいな感じでやっていた。
 学校でよく遊ぶ友達とは住んでいるところが微妙に離れていたので、こうやって妹と遊ぶことが多かったのだ。


 適当に遊んでいると、向かいに座る実樹の股座にふと視線が行く。
 短パンを履いていた実樹だが、サイズが大きかったせいか、大胆に股を開いて座るその隙間からは、白いパンツが丸見えだった。
 まだ小〇三年生であった為、羞恥心はまだなく、隠す意味さえ理解していない。

 小〇生の時は一緒に風呂に入っていたので、パンツどころか裸すら見慣れていた。

「……」

 だが、俺の目は視線と実樹のパンツに釘付けとなっていた。
 いつもの見慣れたパンモロであるけど、その時は何故か見ていると胸が熱くなってきていたのだ。
 今思えば、あれが性の芽生えだったのだろう。

 ムラムラした俺は実樹に向けて口を開く。

「実樹、ちんことちんちんくっつけるからパンツ脱いで」

 それは本能から出た言葉であった。
 性知識など、これっぽっちもなかったが、本能的にそうしたいと思ったのだ。

「えー」

 いきなりそんなことを言われた実樹は少し嫌そうな顔をした。
 その行為の意味は分からずとも、変なことであるとは思ったのだろう。

「いいから早く」

 せっつくと、実樹は渋々短パンとパンツを脱ぎ始めた。
 この頃の妹は生意気で鬱陶しいところもあったが、基本的には従順で、何だかんだ兄である俺の言うことには従っていた。


 下を脱いだ妹は腰を下ろして先程と同じように座る。
 隠すものがなくなり、無毛のぴっちりと閉じたマンコが丸見えとなっていた。

 俺も下を脱ぎ去り、下半身を露出させる。
 露出した股間は妹のと同様に毛は生えておらず、仮性包茎のペニスは年相応の小ぶりながらもビンビンに勃起しており、天を向いていた。

 実樹の前に腰を下ろした俺は、そのM字に座る足の間に自分の足を入れて体を寄せた。
 妹のマンコと俺のペニスが触れそうなほどにまで近づく。

 くっつける前に俺は実樹の閉じていたマンコを指で広げた。
 すると弱粘性の粘着テープを剥すような感じでマンコが開けられ、穴が露出される。
 穴の周りにはトイレットペーパーの滓が付着していた。

 そこの穴が何を意味するかは知らなかったが、風呂などで見ていたので存在は知っていた。
 俺は本能的にそこに入れようと思った。


 早速、俺は妹の方へ腰を寄せて、マンコの穴にペニスをくっつける。
 その瞬間、ペニスの先端からキューっとするような不思議な感覚がした。
 そのまま俺は腰を前に出して挿入していく。

「んっ……」

 実樹は僅かに声を漏らすが、特に抵抗することなくじっとしていた。
 俺のペニスはみるみるうちに妹の中に埋まって行き、腰が密着する。

 〇三の妹のマンコに兄のペニスが根元までがっつりと入っていた。

「……」

 実樹は何も言わず、完全な無表情でそのペニスを受け入れていた。

「ふぅ……ふぅ……」

 俺も無言となり、何とも言えない心地よさと背徳感を堪能する。
 だが出来たのは、そこまでだった。
 本能で挿入までは果たせたが、ピストンをするという発想にまでは至らず、ただ入れているだけで次には進まなかった。

 薄っすらとだが、生まれて初めて感じる快楽に、俺は硬直し、実樹もまた何かを感じてか押し黙っていた。
 互いに何も言わず、兄妹で陰部を結合したまま、時が流れて行く。

 ただただ入れ続け、三十分か一時間くらいして飽きたところで抜いたのだった。


――――


 これが俺の初体験である。
 それからも頻繁に挿入だけを繰り返していたが、射精に至ることは一度もなかった。
 ただ入れていただけである。
 出そうになったこともなくはなかったが、その時は無知故に尿の方だと思って、我慢するか結合を解いてしまっていた。

 そしてそのまま半年ほど経った頃、親に新しく買ってもらったテレビゲームにドハマしたことで、その行為をやることもなくなってしまった。
 感じていた快楽がそこまで強くなかったとはいえ、たかがテレビゲーム如きで止めてしまうなんて、何て勿体ないことをしたのだろうかと今でも思う。

 その後、中〇に上がった辺りで漸く性知識を得て、改めて本当のセックスをしたいと思うようになったが、その時には妹は反抗期を迎えてしまっていて、やることはできなかった。


 しかし、やれなかったからと言って、性欲が無くなる訳ではない。
 手を出せなかった代わりに、妹のパンツを拝借して、そのクロッチに欲望を吐き出していた。
 ただ、今思えば、それがいけなかったのだと思う。

 おかずに使ったのは、妹との性体験や同級生のパンチラの記憶。
 昔は社会的に緩くて、特にここはそこそこな田舎だったので、無頓着な子が多く、高学年になっても同級生のパンチラを見る機会が多かった。
 中〇に上がってからは、皆隠すようになってしまったが、学校の写真などには残っていた為、おかずには困らなかった。

 長年そんな感じの自慰を続けていたから、初めてエロ本を見た時は衝撃だった。
 子〇のつるつるのマンコとは全然違う、大人のグロテスクで毛むくじゃらの汚らしいマンコ。

 親族や銭湯で、大人のマンコは見たことがあったものの、性の対象としては、つるつるマンコが当たり前の感覚になっていた為、完全に汚物にしか見えなかったのだ。

 あんなものでは、とてもじゃないが欲情など出来ない。
 そうして気が付いた時には、俺はロリコンになっていたのである。



 そんなことを考えていると、お腹が鳴る。
 時計を見ると、時刻は二十一時を過ぎたところだった。

 夕食はまだだったので、俺は夕食を食べに一階へと降りる。

「ババア、夕食は?」

 居間に顔を覗かせたところで、そこにいた妹夫婦と目が合う。
 義弟は会釈をするが、妹の実樹は冷めた目で視線を外す。

 妹との関係は、はっきり言って良くない。
 反抗期の頃から険悪となり、それから互いに無視し合う状態が続いていた。
 ニートとなってからは見下すようにもなって、妹には非常に不快な思いをさせられてきていた。

 まぁ、セックスしたこととか、拝借したパンツに精液ぶっかけたりとか、恨まれる心当たりは山ほどあるけど、それで何十年にも渡り、恨みをぶつけられては腹も立つ。
 いっそのことセックスしていたことを暴露してやりたいと思ったことも何度かあったが、自分へのダメージが大きすぎる為、踏み止まっている。


 俺の声で母親が台所から出てくる。

「さっき外食行ってきたからないよ。お金あげるから自分で買ってくるか食べておいで」

 母親は財布からお札を取り出して、俺に渡してくる。

「栞ちゃん、この前結婚したんだって、あんたもそろそろしっかりしなさいよ」

 お札を受け取った俺は母親の言葉を無視して玄関へと向かう。
 すると後ろから妹の声が聴こえてくる。

「お母さん、あんなの甘やかすことないよ」

 面と向かっては何も言わない癖に、出て言った途端、陰口を叩く。
 いつものことであるが、非常に不愉快であった。
 しかし喧嘩しても、どうしようもない。

 俺は苛つく気持ちを抑えて、外へと出て行った。



 外に出た俺は暗い夜道を一人、コンビニに向けて歩く。

 田舎の為、食べ物を手に入れられる場所でここから一番近いところは一キロ先のコンビニだった。
 一応、自動車免許は持っているが、親が車を使わせてくれないので、これは母親からの嫌がらせかと思いつつも歩くしかなかった。

(しっかりしろ、ね……。俺の人生はもう終わっている。今更努力する意味もない)

 俺はもう人生に希望を抱いていなかった。

 ここから努力して人並みになって結婚しても、相手はババア。
 俺のストライクゾーンの相手と添い遂げられることは決してない。
 まかり間違って俺好みの相手と結ばれたとしても、この大人の身体では満足に挿入することもできない。

 もう終わっているのだ。
 理想が叶わないのだから、向上心など持てるはずもない。
 ただ惰性で生きて行くしかなかった。


 そんなことを考えながら歩いていると、隣の竹藪から突然強い光が放たれた。

「何だ!?」

 俺は驚いて、そちらへと目を向ける。
 強い光は一瞬で収まったが、電灯程度の光がそこには残っていった。

 微妙に焦げ臭い匂いが漂ってくる。

 花火でもやっているのかと思ったが、どうも違う感じである。
 普通ならばスルーして通り過ぎるところであるが、何故か違和感と胸騒ぎがした。


 気になった俺は少しだけ覗いてみようと、竹藪へと足を踏み入れる。
 雑草を踏み進み、光へと近づく。
 すると、その正体が見えてくる。

「んん?」

 そこにはバスケットボール大の黒い球体が宙に浮かんでいた。
 その球体は底の部分から手のようにコードを伸ばし、先端を光らせている。

 得体のしれない物体に俺は目を凝らして眺めていると、突然下の方から声がする。

『げ、現地人か?』

 声の主は黒い球体の下に横たわっていた。
 それを見た俺は絶句する。

 彼の身体は左足から脇腹がまるで引き千切られたように欠落しており、生きているのが不思議な状態であった。
 黒い球体から伸びたもう一本のコードが治療するかのように、その患部付近で忙しなく動いている。

『く……この際やむを得ない。君、私の頼みを聞いてくれ』

 男性は俺に向けて何やら喋り始める。
 しかしその言葉は日本語ではなく、全く知らない言語であった。

 男性は懸命に説明するが、その内容を理解することはできるはずもなく、衝撃的な光景にただ呆然としているだけだった。

『……だから、このままでは大変なことになる。その為には……ん? 私の話を聞いてるか?』

 俺が固まっていると、途中でそのことに気付いた男性が眉を顰めるが、すぐに通じていないことに気付いたような顔をする。

『あーくそ、言語が違うのか。……俺も、もう限界だな。ヴァルサ、現地の言葉に翻訳してくれ』
『畏まりました。翻訳、二十一世紀初頭日本語』

 黒い球体からそのような音声が出ると、男性は改めて俺に向けて話し始める。

「よく聞いてくれ。ここから五百年後、人類は滅亡する。君が人類滅亡を阻止するんだ」

 その言葉は男性の口から日本語で放たれたように聞こえた。
 日本語であるので、言葉としては分かったものの、突拍子もないことであった為、内容としては理解はできなかった。
 だが、男性は構わず言葉を続ける。

「詳しくはこの子に聞いてくれ。ヴァルサ、マスター権限を彼に移行。確認は不要だ」
「……マスター権限を移行しました。以後は新マスターからの指示を最優先とします」
「任せたからな……」

 男性はそれだけ言うと、力が抜けたように動きを止めた。
 目を見開いたまま、ぴくりとも動かない。
 完全に絶命していた。


 男性の死を目の当たりにして、呆然としていた俺はハッとして正気を取り戻す。

「け、警察? ……いや、待てよ。これちょっと不味いんじゃないか?」

 人が死んだ為、通報しないといけないと思ったが、すぐに自分が疑われる可能性があると考えて焦る。
 無論、無実であるので、調べてくれれば分かってくれると思うのだが、その調べられるというのが、俺にとって非常に都合の悪いことだった。

 人死にがある為、疑われた場合、俺のパソコンやスマートフォンの中まで調べられるだろう。
 そこには俺が長年裏サイトで収集してきたロリコレクションが山のように詰まっている。
 最近は所持しているだけで逮捕されるので、見つかったらアウトであった。

「……見なかったことにしよう」

 一瞬迷ったが、幸い周りに人はいなかったので、見なかったものとすることにした。
 そう決めた俺は誰か他人が来る前にと、一目散にその場から離れた。



2話 未来のロボット

 食欲なんか吹き飛んでしまった為、道を引き返し、自宅へと戻った。
 帰って来た俺は一直線に二階へと上がり、自室へと入り込む。

 扉を締め切った真っ暗な部屋で、俺は息を整える。
 不審者に見られないよう、冷静を装って帰って来たが、内心は心臓バクバクだった。
 誰にも見られてはいなかったと思うけど、見られていたら、後日警察がうちに訪ねてくるかもしれない。
 そう考えるだけで、動悸が止まらなかった。


 俺は身体を震わせながらも、一先ず部屋の電気をつける。
 明かりに照らされ、部屋全体が見えるようになると、その中央には黒い球体が浮かんでいた。
 それは先程、死んだ男の近くで浮いていた球体そのものだった。

「うわ!?」

 驚いた俺はひっくり返った。
 すると、黒い球体から音声が発せられる。

「マスターとの距離が離れたことで紛失と判断。自動帰還を行いました」

 先程のおかしな言語とは違い、普通の日本語を発した。
 言葉は分かるが、動揺していて内容が頭に入ってこない。


 俺が戸惑ったまま声を出せずにいると、黒い球体もまた、それ以上の音声は発せず、部屋に静寂が流れる。
 何十秒か見つめ合ったところで、俺は恐る恐る、その球体に近づく。

「……何なんだ、こいつは」

 そう呟くと、その言葉に反応したように音声を発する。

「私はARーV Xシリーズ。サポートを目的とした万能型自立稼働式ロボットです」

 一瞬びくりとするが、すぐに自分の言葉に対する返事であると気付き、冷静になる。

「AR……?」
「ARーV Xシリーズです。前マスターからはヴァルサという愛称で呼ばれていました」
「意味が分からん」
「分からないことがありましたら、データベースをご参照くさだい」

 黒い球体の前にモニタが浮かび上がる。
 そこには日本語の目次らしきものが表示されていた。

 適当に項目の一つに触れると、そのページが開かれる。
 何となく使い方を把握したので、手探りで調べ始めた。


――――


 カーテンの隙間から朝日が差し込み、小鳥の囀りが聴こえてくる。

「もう朝か……」

 あれから寝るのも忘れ、夢中でデータベースを漁っていた。


 調べてみた結果、何と、このロボットは未来からやって来た存在だったのだ。
 データベースには未来のあらゆる情報が入っており、現代を生きる俺にとっては、オーパーツに等しいものであった。
 未来から来たロボットなど現実離れしたことではあるが、未来の技術が詳細まで記された、その情報を見ては信じざるを得ない。

「しかし、五百年後に人類が滅びるねぇ」

 データベースから、雑木林で死んだ男性の正体と、その経緯も知った。


 西暦二千五百年、人類は滅亡の危機に瀕していた。
 原因は一概には言えないが、一番大きな理由は遺伝子の欠損であった。

 環境汚染や晩婚化、様々な理由によって遺伝子は劣化していく。
 これから数百年で人々の遺伝子は世代を経ながら少しずつ蝕まれ、取り返しのつかない状態にまで至っていた。
 遺伝子の欠損は早期に判明されるが、社会的倫理や時の権力者達の都合によって長い間放置されることとなる。
 医療技術の発展により、遺伝子欠損から来る症状が、表面上では解消できたことも要因の一つであろう。

 症状が進行し、問題が表面化した時にはもう手遅れで、慌てて欠損治療の研究を始めたものの間に合わず、一人また一人と倒れていった。

 そして最後の一人となった時、その人間は一か八かの賭けで、問題多くて凍結されていた装置を使うことを決める。
 それが過去へと空間転移する装置、所謂タイムマシンであった。


 雑木林で出会った男は人類が絶滅するという歴史を変える為に、この時代へとタイムリープして来た未来人であったのだ。
 ところが、そのタイムリープは成功とは言えなかった。

 時空転移の余波により、身体の大部分を欠損。
 この時代に辿り着くことはできたものの、瀕死の重体に陥ってしまった。
 滅びが差し迫る中、安全を確保する余裕もなく強行した為、起きた事故である。
 怪我の状態は酷く、ヴァルサに備わっていた医療機器だけでは手の施しようがなかった。

 僅かな時の延命しかできず、死を待つしかなかったところ、そこに偶然俺が通りがかった為、使命を託したのである。

「よっぽど切羽詰まっていたのか、マスター権限をそのまま渡してくれちゃって。こんなの手に入れたら、もうやりたい放題できるじゃないか」

 俺はヴァルサを横目で見る。
 ヴァルサは高度な人工知能は持っていたものの、自らの意志というものはなかった。
 何かしらの設定でもしない限り、自発的に行動を起こすことはなく、ただマスターに従うのみ。

 そのロボットの最高権限を渡された為、目的も何も上書きできる状態だった。

「これがあれば何だってできる。世界を支配することさえも」

 ヴァルサの発達した未来の技術があれば、全世界を敵に回したとしても圧倒できる。
 既に俺は世界の全てを手にしたと言っても過言ではない。
 そんなものが手に入ったのなら、好き勝手するしかないだろう。

「身体を子〇に作り替えて、夢の子〇同士セックスをすることもできる。が、俺が本当の本当に望むことは……」

 何でも出来ると分かった時、真っ先に頭に過ったのは、妹に中出しできなかったことであった。

 俺の異性との性体験はあれっきりである。
 陰キャだった俺は異性にモテることなどなかった為、セックスしてくれる相手もいない。
 だから、妹に中出しをできなかったことは、人生最大の後悔だった。
 ロリとの生セックスで中出しできたチャンスは後の時だけである。

 もしもあの時、知っていたら絶対にしていただろう。
 たとえ、それで破滅すると分かっていたとしても。


 別に妹が好きという訳ではないが、あれが俺の原点であり、頂点でもあった。

 いくらやりたい放題したとしても、あの時の後悔を晴らせなければ、真に満たされることはないだろう。
 だが、今の妹は心身共に変わり果てており、今更やることなどできない。

 そこで俺はヴァルサに自分の記憶を読み取らせ、ここから更に過去へ送ることを思いついた。
 未来人は失敗したが、機械であるヴァルサは安全が実証されている。
 子〇時代の自分に、移した記憶を書き込ませれば、子〇の身体にタイムスリップしたも同然となるだろう。
 そうなれば、未練を果たすことも可能である。

 記憶を送るだけであるので、厳密にはタイムスリップではなく、今の俺がやれる訳でもない。
 過去に介入したら、その時点で、そこから先の時間軸はなかったものとなる。
 この今の俺が生きる世界そのものが消滅する為、それは死ぬも同然のことであろう。
 しかし、過去の俺も俺であり、何れ新しい世界で今の俺へと繋がる。
 今の腑抜けた俺からやり直す為にも、一度リセットすべきなのだ。



 過去にヴァルサを送ると決めた俺は、早速その準備にかかった。
 脳をスキャンし、時空跳躍の装置をあり合わせの材料で作成する。
 大掛かりな装置であったが、ヴァルサの高速の作業により、数日で装置が完成した。

 そして今、俺の目の前には、自室の半分を占領する大きな時空跳躍装置が鎮座されている。

「準備は万端。早速始めようか。ヴァルサ、位置についてくれ」

 俺の指示を受け、ヴァルサは時空跳躍装置へと乗る。
 そして俺はモニタを操作して装置の起動を行った。

 すると、鈍い機械音と共に装置の周りに蒼い稲妻が走り始める。

「これで俺の過去、未来を変える。ヴァルサ、頼んだぞ」

 一際強い光が放たれ、部屋を真っ白に染める。
 そして光が終息すると同時に、この時代の世界も消滅した。



3話 過去へとタイムスリップ

 とある田舎の小〇校。
 五年生の教室では、社会の授業で、地元の地域について調査マップを作るということをしていた。

 椅子と机を後ろに下げ、グループごとに分かれて、床に広げた大きな紙にそれぞれ書き込んでいる。

 そんな中、僕はテレビゲームのことを考えながら、適当に作業をしていた。
 別に真面目にやっても、見返りがある訳でもない。
 そんなことよりも、今やっているゲームをどう進めるかの方が大事である。
 ただ、煩い子もいるので、バレないよう気を付けないといけない。


 適当に手を抜きながらやっていると、ふと目の前の子に目が行く。
 向かいでは、同じグループだった幼馴染の女子である栞が、床に座って作業をしていた。
 脚は閉じていたが、膝を立てて床に座っていたせいで、スカートの間からは僅かに白いパンツが見えていた。

 僕はそれをまじまじと見る。
 幼馴染のパンツなんて、そこまで珍しいものではなかったけど、何故か目が離せない。


 気になりつつも、チラチラとパンツを見ていると、その時は突然やってきた。

 何の予兆もなく、頭の中に膨大な記憶が流れ込んで来る。
 体験したこともない未来の記憶が走馬灯のように駆け巡った。



 衝撃で目を見開いたまま、どれぐらい経っただろうか。

「結樹ちゃんどうたの? そんな変な顔して」

 固まっていると、向かいの栞が声を掛けて来た。

「え? ……あ、いや。何でもない。ちょっと考え事してただけ」
「ふーん?」
「……」

 俺は周りや自分の身体をさり気なく確かめる。

(よし! 書き込みは成功したようだな)

 こんな授業真っ最中にされるとは思わなかったが、記憶の書き込みは無事成功した。


 上に視線を向けると、天井近くに黒い球体、ヴァルサが浮いていた。
 ステルスモードになっている為、他の子達には見えていないが、記憶を書き込む際に注入していたナノマシンのおかげで、俺だけは認識することができていた。

(しかし、これが書き込みされた状態か。本当にタイムスリップした感じと変わらないな)

 今の自分は記憶を書き込まれただけで、身体は正真正銘ただの子〇のはずであったが、感覚的には未来の俺から意識が地続きになっているような感じだった。
 強いて違いを言うなら、昔の記憶が多少鮮明になったくらいであろうか。

 記憶を追加したのだから、普通に歳を取るのと同じだったのだろう。
 とりあえずヤれるだけの知識がつけばいいと思っていたが、これは好都合だ。

 大人の自分のまま、子〇になれたも同然なのだから。


 周りの様子を改めて眺めると、懐かしさが込み上げてくる。

(懐かしいな……)

 いつもの光景であるという気持ちもあるが、酷く懐かしくも感じる不思議な感覚だった。

 懐かしさを感じながら一通り眺め、再び向かいの栞に視線を戻す。
 栞は先程から引き続き、パンチラをさせながら、授業の地域調査マップを作成していた。

(この頃は栞の隣の席だったか)

 彼女の名前は中山 栞。
 家が隣同士で幼少からの付き合いがあった、所謂幼馴染である。
 控え目な性格で、いつも一歩下がって誰かのフォローをするような子だった。

 俺は内弁慶なところがあって、半分身内扱いだった栞には、結構我が儘なことを言っていた記憶があるが、いつも怒らずに言うことを聞いてくれていた。
 異性だった為、遊ぶのは偶にでしかなかったが、陰キャの俺が真面に喋れる数少ない異性の一人である。
 とはいえ、成長するにつれ男女の隔たりが厚くなり、中〇に上がってからは遊ぶこともなくなって、高〇辺りには完全に疎遠になってしまった。

(そういえば、結婚したとか言っていたな)

 誰が相手なのかや、今の生活、元の時間軸での生活はもう全く知らない。
 聞いた時には何とも思わなかったけど、こうして子〇時代に戻ってみると、若干寝取られた感がある。


 そんなことを考えていると、栞が話しかけてくる。

「結樹ちゃん、全然進んでないよ? 早く書かないと」
「あ、うん。そうだね」
「どうかしたの?」
「いや……実は何書けばいいか忘れちゃって」

 書き込まれた記憶の量が膨大で、こんな細かな記憶は飛んでしまっていた。

「えっ!? 私、分からないよ? 紗弥ちゃん、ここ分かる?」

 栞は慌てて、同じ班で作業していた女子に尋ねる。

「ここですか? えっとですね……」

 訊かれた子は、こっちに身を乗り出して説明を始めてくれた。

(あぁ、こんな子も居たな)

 この子の名前は高木 紗弥。
 奥ゆかしく、子〇ながらに顔が整っている美人さんだったが、親の影響なのか誰にでも敬語で話すので、周りとは壁がある感じだった。
 しかし、それが高嶺の花っぽく見え、男子からは結構な人気を集めていた。

 ただ、パンチラを一度も見たことがないくらいにガードが堅い子だったので、俺はどちらかというと、この子と、いつも一緒に居た女の子の方が、スカートでパンモロしまくってて好みだったが。



 しかし改めて眺めてみると、パンチラしてる子が結構いて非常に良い。
 休み時間などに、床に座り込んでいる女の子はスカートを履いていれば、大体はパンツが見えていた。

 五年生になったばかりでまだ緩い子が多いということもあるが、やはり時代という側面が強いだろう。
 この時代では既にテレビメディアによって、ロリコンの悪評は流布されていたが、インターネットは殆ど普及していなかったので、変に賢しい子や警戒心の強い子が少なかった。
 特にここは田舎なので、その傾向が強い。

(そもそも、未来ではスカートの下に生パンなんて、ありえないからな)

 親の警戒心も薄かったので、無警戒の子〇に平気でパンツが見える服装を着させていた。

 俺にとっては天国のような場所だろう。
 これも俺が過去に記憶を送ることを決めた理由の一つだった。

 見聞ではあるが、あの時代では摩れた子ばかりで、純粋で警戒心のない子なんて、小〇生でも低学年以下の幼子くらいしかいなかった。
 あそこで好き放題やっても、俺が満足することは出来なかっただろう。
 やはり摩れた子よりも、純粋な子の方が俺は好きだ。


 ここでは性教育の授業もまだのはずだから、上手く唆せばヴァルサを使わずとも、クラスメイトとヤれるかもしれない。
 考えるだけで夢が広がる。

 だが、それは後回しだ。
 まずは一番の目的を果たさなければならない。



4話 妹に中出し

 それから俺は大人しく授業を受け、学校での一日の日程を終える。
 帰りの会が終わると、ダッシュで家へと帰宅した。

 玄関から家に入った俺はラ〇ドセルを降ろして居間へと入る。
 するとそこでは、一足先に帰宅していた妹の実樹が一人、テレビでアニメを観ていた。

「お兄ちゃん、お帰りー」

 俺に気付いた実樹はお帰りの挨拶をしてくれる。
 未来では考えられない態度だ。
 姿も幼く、まだ真面だった頃の実樹である。


 初めて手を出したのが、確か五年になってすぐの頃で、今は六月の頭だから、もう二ヶ月くらい経った頃か。
 先日もヤった記憶が薄っすらとあるから、簡単にできるだろう。

「実樹、ちんことちんちんのくっつけっこするから脱いで」

 俺は早速、セックスの誘いをする。

 当時はセックスなどという言葉は全く知らなかったので、くっつけっこと呼んでいた。
 ペニスやマンコも、そういう呼び方は大人が隠していたのか子〇達の間では広まっておらず、男性器も女性器も一緒くたに、ちんちんやちんこと呼んでいた。
 呼び方が曖昧であったが、俺の周りではペニスがちんこやおちんちん、マンコがちんちんと呼ぶことが多かったと思う。

「えー」

 実樹は不満の声を漏らしながらも、座ったままひっくり返って短パンとパンツを一緒に脱ぐ。
 子〇感覚で二ヶ月は結構長いので、もう慣れてるはずだが、それでもまだ気の進まないことのようだ。
 この頃はまだ、家庭内の権力は俺の方が上だったので、嫌なことでも渋々ながら従ってくれていた。


 パンツを脱ぎ去って身体を起こした実樹は、M字に股を広げて、テレビに視線を戻す。
 後は勝手に入れろということだろう。

 なら、好きにヤらせてもらうことにしよう。
 俺は下を脱ぎ、下半身を露出させる。

 子〇に戻った俺のペニスは、思い出そのままの無毛の仮性包茎であった。
 少し手で剥いてみると、チンカスがこびり付いているのが見えた。
 この頃は、ちゃんと剥いて洗ったりはしていなかったようだ。

 少々汚いが、今更洗いに行くことなどしたくなかったので、俺は気にせずヤることにして、実樹の前に腰を下ろした。


 目の前には、ぴっちりと閉じた妹のマンコがある。
 毛の一本も生えていない美しい子〇マンコ。

 そのマンコを指で広げ、膣口を露わにさせる。
 すると、実樹の方にもマンカスらしき汚れや、トイレットペーパーの滓が付着していた。

 子〇だから、陰部がちゃんと洗えていないのは仕方ない。
 寧ろ、多少汚れていた方が興奮する。



 俺は興奮を抑えながら、自分のペニスを妹の膣穴に宛がう。
 すると、くっつけた部分から全身を締め付けるような感覚に陥る。

(あぁ、この感じだ)

 快楽と背徳感の入り混じった懐かしい感覚を受けながら、俺はペニスを押し込める。

「んっ……」

 妹は僅かに反応を示すが、何も言わず、入って行くペニスを受け入れる。
 そのまま、みるみるうちに奥へと埋まって行き、あっという間に腰が密着した。

「はぁ……はぁ……」

 三年生の妹マンコに、兄のペニスががっつりと挿入されている。
 これだけでも最高に興奮できるビジュアルだった。

 妹はというと、視線はテレビの方に向けてはいるが、表情は虚無で、番組には集中していないようだった。
 その様子は、まるでこの行為から目を逸らしているような感じにも見える。
 本能的に忌避感のようなものを感じているが、性知識がないので、拒絶するところまではいけないのかもしれない。

(それにしても何だ? 滅茶苦茶気持ちいい)

 昔の記憶では心地いいくらいしか快楽はなかったのだが、何故か酷く強い快楽を感じていた。
 まだピストンもしていないのに入れただけで、この快楽。
 あの時とは違い、やっていることを完全に理解していた為、そこから得る凄まじい興奮が、快楽に直結しているのかもしれない。

(ヤバい……。もう出そう)

 あまりの快楽に、俺はもう限界だった。

 実樹は相変わらず虚無の表情で、視線を逸らしている。
 これから俺が何をしようとしているのか知らずに。

(はぁはぁ、出してやる……。実の妹の中に兄の精液を……)

 小〇三年生の実の妹に中出し。
 そう考えるだけで、もう耐えられなかった。


 俺は思いっきりペニスを押し込んで、これでもかと腰を密着させる。
 そしてその状態で解放した。

「う!」

 びゅぐ! びゅぐびゅぐびゅぐびゅぐびゅぐ……。

 ペニスが激しく脈を打ち、精液を吐き出し始めた。

「うっうっうっうっうっ……」

 自分でも驚くくらい途轍もない勢いで放出されていく。
 こんな射精は初めてだった。


 実樹はペニスの異変を感じてか、視線を俺に向ける。

「お兄ちゃん、何?」
「な、何でもない。気にしないで」

 そう返すと、再び視線をテレビの方へと戻した。
 俺が態とペニスを動かして、実樹を呼んだとでも思ったのかもしれない。
 感じ取ったのは脈打つ動きだけで、出されていることまでは分からなかったようだ。


 バレなかったのをいいことに、俺は妹の中で存分に射精する。

 この身体では初めての射精だったので、これが精通だった。
 つまり俺は今、妹の中で精通したのだ。

 近親相○で精通。
 そう思うと、益々興奮してくる。
 さっきから射精の勢いは全然収まらない。
 妹の中にどんどん精液を吐き出していく。



 身体を震わせながら射精を続け、どれくらい経っただろうか。
 やがて脈打ちが収まり、射精が終了する。

「ふぅ、ふぅ……」

 長い射精を終え、俺は息を整える。

(無茶苦茶出た……)

 出した精液は全て妹の中に納まっているので、目には見えていないが、大量に出した実感はあった。
 こんなに出したのは、前の時間軸を含めても初めてである。

 俺のペニスをがっつりと咥えた妹のマンコ。
 無毛の幼い無垢なマンコだが、子宮の中には今、俺の精液が鱈腹詰まっている。

 凄まじい達成感があった。
 妹と完全なセックスができ、遂に後悔を晴らしたのだ。

 やはりヴァルサを過去に送ったのは間違いではなかった。



 達成感に浸りたいところだが、俺のペニスは一向に萎えていなかった。
 あれだけ大量に出しても萎えないとは、自分でも驚きだ。
 これが若さというものか……。

 射精の気怠さは若干感じていたものの、三十歳の時の自分の体調と比べたら、頗る元気である。
 身体が若いおかげで、まだまだやれそうだ。

 思う存分やってやろうと、俺は手を伸ばして妹の腰を持つ。
 しっかりと鷲掴みして、その状態で小刻みに揺らし始めた。

「……お兄ちゃん、テレビ観辛い」

 ピストンを始めて少しすると、実樹が文句を言ってきた。
 あまりテレビを観ている感じはしなかったが、一応観てはいるようだ。
 それか観てはいないが、揺らされるのが嫌なのかもしれない。

「はぁ、はぁ、我慢して」
「えー」

 妹は不満そうな顔をしていたが、それ以上の文句は言わなかった。

 俺の方が上だから、よっぽどのことでない限り、俺の我が儘の方が通る。
 こんなことばかりやってたから、反抗期で険悪になったのかもしれないが。


 実樹を我慢させ、俺はピストンを続ける。
 膣の壁がぴっちりとペニスに張り付いているので、中に出した精液が漏れ出してくる気配はない。

(滅茶苦茶いけないことしてる感じ……)

 強い背徳感が快楽を刺激する。

 小〇生の子〇、それも実の妹と生でセックス。
 これ以上の禁忌はない。

 それに俺の経験人数は妹一人だけだったので、こうやってピストンをする本格的なセックスは初めてである。
 入れただけでも気持ちよかったが、ピストンによる刺激は更なる快楽を引き出してくれる。
 そして何より、妹と本当のセックスをしているという事実が興奮を最高潮に掻き立てた。

(はぁはぁ……も、もうダメだっ)

 限界を感じた俺は、再び思いっきり妹の腰を寄せて密着させた。
 そこで二度目を射精を始める。

「う!」

 びゅくっ、びゅくびゅくびゅく……
 妹の中に、追加の精液を送り込む。

「……」

 激しくペニスを跳ねらせているが、実樹は何も反応せずにテレビへと視線を向け続けている。
 さっきした動きだったので、気にしないことにしたのだろう。

 妹は何も知らず、無防備に兄の精液を受け入れていた。

「うっうっうっ……」

 がっちりと陰部が繋がった状態で、妹の中へと精液を送り込んで行く。
 二度目なのに、驚くほど早く射精に至ってしまった。

 身体が若いせいか、敏感になっているようで、早漏になってしまったのかもしれない。
 だが、代わりに連発できるようになったので、気にしないことにした。
 寧ろ、沢山中出しできた方が興奮する。


 腰を密着させたまま、訳も分からず中出しを受け入れている妹の中に射精を続け、最後の一滴まで精液を出し切る。

「ふぅ、ふぅ、ふぅ……」

 息を整え、またすぐに腰を動かし始めた。




 それを二、三度繰り返すと、流石に精力が尽きたようで、ペニスが萎んできた。

「はぁ……」

 萎んだペニスを妹の中に収めたまま、息をつく。
 連続の射精によって体力はごっそりと奪われ、魂まで持っていかれた気分だった。
 しかし、嫌な気持ちは一切ない。

 俺の心は達成感と感動に満ちていた。


 存分に堪能した俺は押し込んでいた腰を離す。
 すると、押し出されるように妹のマンコからペニスが出た。

 妹はやっと終わったという感じで、パンツを履こうとしたが、その直後、慌てて自分の股を手で押さえる。

「あっ、何か出てきそうっ」

 出されたことを知らなかった実樹は、膣口を指で塞いで慌てる。

 俺は近くにあったティッシュ箱からティッシュを二、三枚取り出して、実樹に渡す。

「これ下に敷いて」

 ティッシュを受け取った実樹は、言われた通りにティッシュをマンコの前に敷くと、その指を離した。
 すると、膣口から溢れるように精液が流れ出てくる。

「……何これ」
「えっと……それは……し、白いおしっこ。さっき、ちんこ入れてた時に、中で出したんだ」

 どう答えようか迷ったが、ここはシンプルに白いおしっこという表現を使った。
 エロ漫画などで、性知識のない子〇が精液を呼ぶ言葉としては定番である。
 これからも関係を続けるつもりなので、下手に性知識は与えたくない。

「お兄ちゃん、私のちんちんにおしっこ出したの?」

 実樹の顔が歪む。
 泣きそうだと察した俺は慌てて言う。

「普通のおしっこじゃないから。ちんちんの中で出す専用のおしっこだから汚くないよ」
「やだ、汚い」

 実樹の目が涙で潤み始める。
 汚くないと言ってもペニスから出したものなので、それは通用しなかった。

「汚くても我慢して。我慢してくれるなら、僕の分のおやつあげるから」

 俺は咄嗟にお菓子を餌に何とか落ち着かせようとする。
 この頃は母親が毎日それぞれにおやつを用意してくれていたので、今日の分もあるはずだ。

 そして同時に咄嗟に出た”僕”という一人称に自分で少し驚く。
 この頃は自分のことを僕と言っていた。
 頭の中では俺と使っていたが、身体の方は僕に慣れていたので、自然とそっちが出たようだ。
 周りの男子も小〇生の時はみんな僕と言っていたので、俺も僕で通すことにしよう。


 お菓子如きで黙らせるのは無理があるだろうかと様子を窺っていると、妹は鼻を啜りつつも落ち着きを取り戻し始めた。

 どうやらお菓子で我慢してくれるようだ。
 分かっていないとはいえ、お菓子一つで中出しを許してくれるとは何とも安上がりである。


 無事、落ち着かせることができたので、妹のマンコから大量に流れ出す精液の後処理をして、俺達は脱いだ衣服を戻した。




 事を終え、約束のお菓子を受け渡すと、実樹は喜んで食べ始めた。
 セックスで精魂尽きた俺は、ソファーにもたれ掛かって、その様子を眺める。

(こうして見ると、ほんと子〇だな。あれでもう非処女だと思うと興奮する)

 お菓子を喜んで食べる姿は年相応の無邪気な子〇だった。
 だが、その身体は既に男を知っており、今体内には兄の精が入っている。
 そのギャップが俺の心を掻き立てていた。

 頭では興奮するが、先程ヤりすぎたせいで股間は反応しない。
 完全に出し切ったので、流石に今日のところは打ち止めだろう。

 どの道、もうすぐ親が帰ってくる時間なので、これ以上ヤることはできない。

(これからどうするか。ヴァルサがいれば何だって出来る。けど、やれる幅が広すぎて、逆に何をすればいいか分からないな)

 一番の目的は達成したが、そこから先は特には考えていなかった。
 何でも出来るが故、決めるのが難しい。

(どうせやるなら、でっかいことをやりたいが……)

 考えていると、テレビの画面が視界に入る。
 アニメはニュース番組に切り替わっており、地方で都市開発が行われるというニュースが流れていた。

 それを見た瞬間、閃く。

(そうだ。町を作ろう。女の子だけの町を……!)

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