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作品紹介
いい年をして、無職になった。
振り返ってみると、自分に出来る事は、何も無かった。
目の前で転んだ女性に声を掛けた時、自分にも良心が残っていたのだとほっとしたものだ。
だけど、家に連れて帰ったのは気の迷いだったと思う。
あの日以来、ある時は駅で拾って、ある時は連絡が来て。
別の誰かみたいなふりをして、体を重ねたりし始めた。
自分はこんな人間だっただろうか?
多分、違う。でも、元々そんなにいいものじゃなかったんだろう。
僕はずっと、心の内に都合のいい偶像を抱えて、それに縋って生きてきた。
そして、きっとこれからも。
都合のいいことを言っているのは分かっている。
でも、どうか──。
「……そばにいてくれないかな。
君が……僕の……」
登場人物紹介
上遠野(かとおの)さん:
駅で声を掛けてくれた、知らない男の人。
どうしようもなくなった時に連絡すると、自宅に招いてくれる。
体に触れ合う時は、優しいお姉さんのように振る舞う。
どことなく理屈っぽい。
主人公:
駅でふらふらになっていたところを、知らない男の人に拾われた。
作家『如月弥生』のファンで、彼の本をおまもりとして持ち歩いている。
物理書籍派。
如月弥生(きさらぎやよい):
自称『変な名前の小説家』。
文芸誌での連載小説をメインに、舞台や映画の脚本も手がけていた。
現在は活動休止中。
トラックリスト
1.おまもり 9:04
2.アジール 9:02
3.おねえさんごっこ(R-18) 35:54
4.如月 17:19
5.他人の匂い(R-18) 25:53
6.矛盾、諦め、君と僕 25:06
7.かみさま 1:12
再生時間……02:03:30
クレジット
キャスト.三橋渡 様
https://mitsuhasivoice.wixsite.com/mitsuhashivoice
イラスト.はんにゃじ 様
http://millb.com
今回の特殊プレイは、性的ロールプレイ(甘やかしおねえさん)です。
書き終えてみて、頼ることと頼られること、人ひとりが抱えきれるもの、などを思った作品でした。
少しでも何か感じていただけましたら嬉しいです。