お嬢さまにおむつは必要ですか? 1話
さんぷるはpixivに!
表紙は午後さん(https://twitter.com/gogo7gogo7gogo7)です!
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小林ゆーり Bar zilber 2022/09/25 19:56
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小林ゆーり Bar zilber 2022/09/14 20:25
おむつ物の新作です!
夜尿症持ち系お嬢様がちょっとしたことをきっかけにおむつ自体が好きになっちゃう系のお話です!
これは0話で5話の後くらいのお話なんですけどこれだけでも良い感じに読んでもらえると思います!
表紙は午後さんです(https://twitter.com/gogo7gogo7gogo7)
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(ああ……また私、こんなことを……)
御殿山 渚(ごてんやま なぎさ)の頬がほんのり紅く染まった。午後の授業が始まったばかりの静かな教室で――
渚は中学二年生。小中高大とお嬢さま御用達一貫校に通っている。
清楚に、お淑やかに、と大事に育てられたことが一目でわかる、ツヤのある長い黒髪。ふんわり誰にでも優しい笑顔を向ける親しみやすさもある雰囲気。身体つきこそまだ少し幼いが、しゃんとした立ち振る舞いでクラスメイトだけでなく、教員たちからも信頼は厚い。
だが彼女には誰にも言えない秘密を抱えていた。
今日はとてもよく冷えていた十二月中旬の朝。
「おはようございます、白雲さん」
教室に入った渚は、まず隣の生徒に声をかけた。
「おはようございます、御殿山さま」
白雲 雪(しらくも ゆき)は同級生である渚に対しさま付けをし、また深々と頭を下げた。
雪は渚以上のお嬢さまオーラを纏っており、渚は彼女に憧れを抱いていた。
二人は中等部に上がる前から一番の親友として交流を深め、夏休みなどでは家族ぐるみの付き合いになるほどだった。
渚は母親からもよく『白雲さんのようになりなさい』と言われ、頷いてきた。
「それで冬休みのことなんですけど――」
御殿山家ではクリスマス後から年末にかけて両親が多忙であることから、三日ほど雪の家もとい別荘で白雲家と過ごすことがいつの間にか恒例行事になっていた。
「ええ。お母さまから伺っておりますわ。今年も楽しみですね」
上品に微笑む雪に渚は苦笑いを返した。
「それで毎年のことですが、また光さんも……」
「ふふ。大丈夫ですよ。それもお母さまから」
禁野 光(きんや ひかり)は渚専属の家政婦である。
禁野家は代々御殿山に仕える家系であり、光は渚が幼い頃から良き遊び相手、良き姉のような存在として渚を支えていた。
高校を卒業と同時に御殿山家の正式な家政婦となり、中学へ上がったばかりの渚の専属となった。
「ごめんなさい、ありがとう」
〜〜次の日の朝〜〜
「渚さま、おはようございます」
光が部屋のカーテンを開けていると、渚が目を覚ました。
「おはよう、光さん」
目を覚ましたが、渚はまだ大きなベッドの上で寝転がっていた。
「失礼します」
光は慣れた様子で掛け布団を捲る。
薄いピンクのパジャマを着ていた渚のお尻は大きく膨らんでいた。
「いつもごめんなさい」
渚は申し訳なさそう、というよりはどこか嬉しいような表情をしていた。
「大丈夫ですよ、渚さま。光はいつだって渚さまの味方ですのでご安心を」
渚の表情の意図を理解している光はベッドの端に座り、渚を抱っこした。
「んふふ〜……禁野さぁん」
元々幼めな顔つきの渚がさらに幼くなって光の胸に頬擦りをする。その姿はまるで赤子のようであった。
「またこうして光に甘えてくださることが嬉しいです、渚さま」
「へへぇ……だってぇ……」
中等部に入り、着替えや身の回りのことは自分でやると渚は申し出ていた。そのことを少し寂しがりながらも渚の成長と捉えて喜ばしいことだと考えていた光だったが、今年のあることをきっかけに渚はまた光に甘えるようになっていた。――それも前以上に。
「ささ、とりあえずキレイにしちゃいますね。そのままでは渚さまのお肌が」
「もうちょっとくっついていたかったなぁ……」
むくれる渚を大きなバスタオルを敷いたベッドに再び寝かすと、手際よくパジャマの下を脱がせた。
もう中学二年生だというのに、渚の下半身はショーツではなく紙おむつが当てられていた。それもテープタイプでかなりお尻辺りがもこもこと膨らんでいる。
渚は夜尿症を患っていた。生まれてこの方夜は必ずおむつをつけないといけないほどに。
これは御殿山家と家政婦にしか知られていないことだった。雪ももちろん知らない。
そのため、雪の別荘へ行く際は光が同行しているのであった。
「はい、ちょっと失礼しますね」
光はテープを剥がし、おむつを開けた。
夜尿特有のかなり濃いめのおしっこの色でおむつは染まり、膨らんでいた。朝方に溜め込んでいたおしっこを漏らしてしまうようで、量も多い。
何度か明け方に一度起こしてトイレへと光は向かわせることもあったが、決まってその日は体調を悪くしてしまっていた。そのためか、自然に治ることを待つ以外の選択肢取らざるを得ない状況になっている。
(こうやっておねしょの後処理やってると、渚さまもまだまだ子どもって感じでもっとかわいいんだよね)
渚の夜のおむつはずっと光が当てて、外してをしてきており、光にとってもルーティンとなっていた。一度たりとも苦にならないどころか、一番お世話をしているという実感が湧くことでもあった。
「よし、と。次は拭きますね」
おむつを外して丸めると、おねしょで蒸れた渚の無垢な下半身が露わになった。
もちろんまだ毛は生えていない、つるつるとした割れ目である。お尻も剥きたてのゆで卵のようで、しっとりと湿って輝いて見えるくらいだった。
そんなキズも汚れも全くない渚の割れ目やお尻を、ほんのり温かい蒸らしたタオルで優しく拭いていく。
「んっ」
まだ性に目覚めていない渚でも、微量の快感が身体を巡った。
「はぁぁ……」
その快感に表情も声も緩み、どこか艶っぽい。
光はそれがどういうことかわかっていながらも、あえてスルーしていた。しっかりはしているがまだ全体的に幼い渚には早いと、時が来たらこっそりと教えるくらいでいいだろうと判断していた。
「――はい。キレイになりました。こちらに下着と制服がありますので」 純白のキャミソールとショーツ。どちらもジュニア用ではあり、常に新品のように白さをしている。
制服も同様にまるで新品のようにシワ一つのないワンピース型のセーラー服。制服のかわいさも渚はとても気に入っている。
「……光さん」
パジャマを脱いで裸になっていた渚がころんとベッドに転がりながら光を呼んだ。
学校での渚とは全く、想像もつかないほどの無防備さだった。
乳房もまだほとんど子どものままで、微かな膨らみが微笑ましい。
「はい、渚さま。すぐに」
光もいつものことと、何も言わずに寝転がっている渚にショーツ、キャミソールと着せると、ベッドから抱えながら下ろして立たせ、制服も着させた。
その姿はとても中学生には見えず、まるで小学校に上がりたての子に見えるほど幼さが出ていた。
光は本当に愛おしそうに制服を着た渚を抱き寄せ頭を撫でた。自分に甘えてくる渚を本当に大切にするように。
「ん〜……」
撫でられてご満悦の渚だったが、
「さあ、渚さま。朝食の時間ですよ」
と現実に引き戻された。
朝食後、渚は一人こっそりと自室に戻っていた。
学校指定のカバンの中に一枚、二枚と紙のようなモノを入れてまた自室を出た。
〜〜学校にて〜〜
学校に着くと真っ先に渚はトイレへと向かった。
キョロキョロとしながら、誰もいないかを確認しながら。
(やめないといけません。ですがやめられません……っ)
まだ穿いたばかりのショーツを脱いで、丁寧に畳みカバンの中へ。そして紙のようなモノを一枚取り出した。
それはパンツタイプのおむつだった。
渚にとっておむつは必要なモノではあるがそれは夜に限った話で、昼のおむつは必要ではない。
しかし、渚はある意味手放せなくなってしまっていた。
(ああ……この安心感……)
それは、今年最初の夏服に身を包んだ六月のこと。
珍しくおねしょをしなかった渚は衣替えもあってかとても清々しい気分だった。
その時は光にお世話をされていなかったという時期であり、少し浮かれ具合のままうっかり、おむつを穿いたまま制服を着て、そのまま学校へと向かってしまった。
その日は運の悪いことに全校集会があり、おむつに気がつき保健室でショーツを借りようと渚は思っていたが間に合わず、落ち着かないまま集会へ行くことになる。
そこで渚はふと好奇心を抱き、ここでおしっこをしてもバレないから、どんな気持ちなのだろうと。 そこから渚は少し変わってしまった。
ある意味、おむつの手放せない少女へと。
そして渚は今日も授業中にこっそりとおむつを汚しているのである。 誰にも言えないシュミで、一人で静かに楽しんでいた。
(もうおしっこが……)
午前中に一度わざと汚したおむつを昼休みに替えて、さらさらのおむつを穿いた渚だったが、午後の授業が始まった途端、強い尿意を感じていた。
授業中にこっそりとおむつにおしっこをする感覚は完全に二つの意味でクセになっている。
一つはその快感に。もう一つはある程度の尿意を感じると自然に漏らしてしまいそうになることの二つである。
(ダメダメ。おしっこは一回までって決めたではありませんか……)
一枚目はおしっこをして、膨らみとスリルを楽しむが、二枚目は基本的には汚すことはしない。ただ、おむつを穿いている特殊な中学生として楽しむだけのモノとなる。
おむつを汚さないように、できるだけガマンも楽しむ。
渚には、おしっこをガマンするだけでも、充分刺激的であった。
(もっともっとガマンしないと。ちゃんとトイレでおしっこ……です)
と、渚の中で一芝居を打っていた。もちろん、そんな気はないワケだが。
(あと十分もありますね……)
しん、と静まった教室。四方八方上品なお嬢さまで満たされているこの教室では、皆が背筋をしゃんと伸ばして授業をしっかりと聞いていた。
そんな中、渚は一人尿意に耐えていた。――『もういいや』とならないように。
(おむつにおしっこしちゃダメです……っ)
知らず知らずのうちに、渚は膝を擦り合わせていた。
いっそ、出るところを押さえてしまいたい気持ちもあった。しかしそれは、いくらなんでもはしたない。渚の中のお嬢さまが、それはいけないとストップをかけていた。
誰もいないところなら、恥じらいもない幼児のように両手で押さえながら『おしっこ』と声に出してじたばた、もじもじ、そわそわと身体一杯に使っておしっこガマンを楽しいんでいただろう。
(もうちょっと、もうちょっとガマンを……)
渚の中では、もう少し授業の終盤におしっこをすることに決めていた。
まだじっとりとした濡れたおむつの感覚を味わいながら、もう一時間残っている授業を受けるか、それともおむつを処理して普通の下着にしてしまうか。
(あのウワサも気になりますし、そろそろ何か考えないといけませんね……)
学校中で誰かおむつを穿いて学校に来ている、とウワサがある。
ほぼ毎日、同じトイレにぷっくりとしたおむつが捨てられていたら、やはりいくらお嬢さまたちでもウワサになってしまう。
しかし誰もが言えぬ悩みのある子なのだろうと、詮索は一切しない。渚はバレないという安心感と、バレるかもというスリルを感じていた。非常に危うい感情のシーソー。いつか痛い目を見るかもしれないとわかっていながらも、やめられないでいた。
(あと五分だけガマンしてゆっくり、ゆっくりと……)
おもらしの状況が整いつつあった。
ガマンの限界、というワケではない。
実際まだ『おもらし』という段階にいくにはまだ余裕があった。しかし、その段階への目盛りを渚自身が大きく下げていた。
限界を十とするならば、おおよそ六割くらいで決壊を迎えてしまうくらいに。
それには一応理由はあった。
渚は何度か限界までガマンしてから漏らし、今穿いているパンツタイプのおむつでは吸収しきれないことが多々あった。
そして六割程度、ガマンして落ち着きがなくなり、わかる人には尿意を催しているとわかるくらいになる、というところなら全て吸収してくれるとわかっていたのであった。
(まだ……ですね。あと少しです)
時計を見る渚の膀胱には五割と少しのおしっこが溜まっていた。もう落ち着いて授業ということが難しくなってくる。
特に渚はおしっこのガマンとおむつにおもらしを繰り返し過ぎて、八割くらいのガマンで漏らしてしまうほど、緩くなりつつあった。
(ああ……授業中の教室でおもらしなんて……。私は本当にもう変態さんになってしまったのでしょうか……っ)
そんな自分が特殊な方向へ行ったしまったことを後悔というより、人と違う性癖を持った自分に陶酔しているようだった。
だが渚自身の性の目覚めはまだで、これは性癖には違いはないが、自覚はない。ただ変な遊びを覚えてしまった子どもに近いモノがあった。単なる好奇心という面が強い。
(本当なら禁野さんにお世話されたいですけど)
その好奇心と光への甘えたいという欲求。この二つがいり混ざった思春期特有のアンバランスさを、今の渚は抱えていた。
(ああ、そろそろ……)
自分で作ってしまった『限界』へと一歩、また一歩と進む。
「……っ」
ちろ、ちろり。
渚は少し力を抜いて、おしっこでほんの少しおむつを濡らした。
すぐに吸収されて、さらさらとするおむつは、渚におちびりの感触を残しただけでもういつも通りになっていた。
(あ、ああ、あ……)
ほんの少し漏らしたおしっこは、渚のスイッチを入れた。
じんじん、じゅんじゅんと渚のおしっこの出るところがひくひく反応する。その出そうになる直前の感覚は、渚にとって甘い甘いご褒美の時間の前菜。これから始まる甘美な刻の序章に過ぎない。
(……出ちゃい……ますぅ……)
誰に告げるのでもなく、自分自身にそう言葉を投げかける。今から授業中におもらしをする自分に。
(あ、あぅ……っ)
おしっこは、しゅうしゅうと清流のせせらぎのように穏やかに溢れ出て行く。
「……っ」
渚は背徳感と羞恥心に悦楽感を得ながら、声を漏らしてしまわないように紅く染まった頬も一緒に隠すように口元を押さえた。
(出ちゃってます……! おもらししてます……っ!)
授業中のおもらし。最後に渚が目撃したのは初等部の低学年の頃だっただろうか。あまり濃い記憶として残っていないモノだった。
中等部になれば、そんな事件を見ることはそんな簡単ではないだろう。
(白雲さん……私、今おもらしをしてますよ……っ!)
渚は心の中で、自身の痴態を見せつける。もちろん、できるだけ音を出さないようにしているため、雪は全く気がつくことなく、授業に集中していた。
(おむつがもこもこになって……ああ……っ)
膨らむおむつ。あまりガマンもしていない、作られたばかりの透明で臭いの少ないおしっこはほどよい膨らみとなって、渚の下腹部を温めていく。
(気持ちいい……おむつにおしっこ気持ちいいですぅ……)
と蕩けてしまいそうになる渚だが、軽く咳き込むフリをして誤魔化す。
しゅい、ちょろろ。と最後の一滴まで絞りきり、渚のおもらしは終わった。
二回のおねしょに耐えうるおむつは、膨らみはしたが全て吸いきった。
(はぁ……やっぱりやめられませんね、これは……)
うっとり、情欲を催しそうな感情。しかし、まだ性的な発想のない渚にはまだ発散することを知らないが、ただただ気持ちのいいおもらしをした、ということだけで充分な刺激、快感だった。
授業が終わり、立ち上がるとぷるん、と膨らんだおむつが揺れた。
(思ったより出ていたみたいですね)
今すぐにでもぽむぽむと膨らみを触り堪能したい気分をぐっと押さえながら、こっそりとトイレへと向かった。
「ぷにぷに……ぽよぽよ……」
普段なら絶対口にしないような言葉を呟きながら、渚は一人、重くなったおむつの感触に酔いしれていた。
この時間も渚にはとても重要だった。
(もっと、もっと触っていたいですが……)
時間があるワケではない。ちょっとした間の休憩時間なだけである。
(名残惜しいですが……)
おむつのサイドを破ると、どさっと落ちそうになるおむつを受け止めて、手慣れた速さでおむつを丸めて、こっそりと持ってきていたポーチからウェットティッシュと替えの下着を取り出すと、手早く後処理をした。
(これでいつもの私、ですっ)
と、元々緩めの表情を締め直して、渚はトイレを出た。
彼女の秘密の遊びは、これからもっと加速していく。
小林ゆーり Bar zilber 2022/09/13 21:41
↑はさんぷるです
イラストはまとめ版のみになっております
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