ヴァルキリーブラック初陣→敗北END
怒られて掲載できなかった未公開分を公開です。
やっぱりマヴラヴのあのシーンとかマミさんのあれは影響を受けざるを得ないですよね。
深夜の路地裏で人食い異形の群れを目撃してしまった。
必死に逃げるが追い詰められ、目の前が真っ暗になる
その時走馬灯の様に見知らぬ場所、言葉、感情が脳裏をよぎる
無意識に紡いだ言葉が身体の内側を熱くさせていく…
秘められた力を解放しヴァルキリー・ブラックへ変身した
黛（マユズミ）レナ
身体中に漲る力と脳裏に浮かぶ身体を動かすヴィジョンが
怪物の攻撃を避け、さらに反撃する
人食いの怪物達の頭を蹴り潰し、拳が急所を貫いた
次々と怪物たちを動かぬ肉塊にしていくブラック
「いける…！」そう確信した瞬間にガクンと膝から力が抜け
ブラックは跪いてしまう
「え…？っ、くぅ…！？ど、どうして？！」
身体が鉛の様に重くなり立ち上がることすら汗が滲んでいく
ーemptyー
何が切れたというのか
焦るブラックの様子を遠巻きに見ていた生き残りの怪物達は
理解した
あいつはもうこわくない
一匹、二匹とブラックへの距離を詰めていく怪物達
生き残りは数匹程度だが
動けなくなった少女を嬲るには十分だった
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