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2024年 08月の記事 (13)

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白状します。演じない、という事のしんどさ。

今僕は新しいジャンルの音声を世に出そうとしています。

それはR18のボイスドラマの中でも異質といっていいもので、他に取り組んでいるクリエイターさんはいるが、僕みたいなドのつく演者/声優といっていい人は、あまり取り組んでいないもの。

「脳イキ」と呼ばれるもの。

詳しくは略しますが、手で触れずとも直接頭の中へ音声を送り込み、イケる言葉遣い、雰囲気づくりで、あなたの自慰を補助するというもの。
女性向けボイス/配信活動者としては、長い間ボイスドラマづくりを信条としてきた。

そして、ここにきて新しいものに出会うことが叶った。科学的要素と自分の声を合わせることにより、より気持ちよく、シンプルにイクことのできる。そんな体験を自分のボイスを聴いてくれるリスナー様へお届けできる準備をしている。

ただし。一筋縄ではいかない。

これはぼやきも入るし若干の愚痴にもなる。嫌いな人にも大変申し訳ない。

僕は演者としてやってきてある程度の演技力・発声、いずれにしても志してない人よりはだいぶレベルは上である。そんな気持ちは確実にある。プロと自分のことを呼ぶのは好きではないが、それでもプライドはあった。

ただ、今やっている事は。その積み上げてきたもの。やってきた道を否定し、すべてゼロにもどした状態で、取り組まないといけない。

どういうことか。簡単な話。僕の素で、勝負する。そういう意味だ。
簡単なことに聞こえるだろうか?僕もそう思っていた。収録の前までは。
マイク前に立ち、いつもどおり音声を録る。それだけのつもりだった。

収録をはじめて3時間。一向に進まない。できない。
演者としてマイク前では違う自分となる。目の前の、いただいたイラストのキャラになる。画面にアテる。キャラを想像する。それになる。いつもやってきたことをそのまますればいい。

違う。今回は、自分。自分JIMMY(じみぃ)としてあなたと対話する。

・・・・・・・・・・・・・・どうやって。
素の演技?いや、演技ではない。素の自分をだす。そうだろ簡単だ。
配信じゃいつもやってるじゃないか。あのとおりやればいいだろ。それだけだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・できない。
配信で、素の自分と、R指定な絡みをすることがあるか。ピロートーク、ベッドの中のからみを配信で、あなたと自分でやるか?しないって。

素ってなんだ。素の自分を出して、それをマイクにいれるだけの作業。
そんな誰にでもできるような簡単なことが、なぜできない。

考えた。そしてすぐわかった。スイッチだ。
演者としてやり続けこびりついてしまったもの。収録をするときに自動で入ってしまうスイッチが自分を邪魔していた。わかった瞬間、なるほどと思った同時に。なんだろう。頭を後ろからガッッとイカれたような感覚。

今まで積んできたものをやめて、素で、目の前の人とやるって。意識すると。・・・・すごく恥ずかしい。録った音声を聞いた。恥ずかしい。
今からいうことは決して誰かをバカにするとかそういう意図はないと断言する。

・・・・・・・・なんだこの素人臭さ。これを出して。誰が買う。誰が聞く、こんなわけのわからない人間が出したような声を。誰が聞くって。僕は演者だ。演じているときはもっと映える、よく言えば金のとれるような音声となる。こんな素人同然の発声、演技にもなってないような単なるつぶやき((笑))な声。誰が聞く。

ただし別のひとは言う「これでいい。むしろこれがいい」
意味が分からない。本当に。どんなものにも需要があるというのは理解している。ただ・・これが?ほんとにそうか?

考えすぎてドツボ。だが、考えてもここは理解できない。自分は基本的に頭は悪い。ただ、機動力はある。逆に言えばそれだけが自分の武器だ。

やろう。リテイクだ。

どんなものになるか仕上がりなんてわからない、たぶん出来たとしてもこんなのを世に出すとか恥ずかしすぎるレベルのものが出来るだろう。ただ。それは、聴いてくれたひとが判断すること。演者ではなくボイスクリエイターという位置に立つと決めたとき。

たったひとつ、守ると決めたこと。
需要があることをやる。それだけ。それは守らないといけない。
今一度収録をする。手探りしかないし、もしかしたらそんな作業だって必要ないのかも。
自分の素、100のJIMMYであなたを気持ちよくさせる。

それを念頭に取り組む次第です。
今一度いうが、販売されるそれは自分でも耳を覆いたくなるレベルのものが出来ている可能性すらある。だけど、聴いてほしい。それが聴いてくれる人に認められたとき。

僕はまたひとつ、レベルが上がる。
すなわち。上手くなれているという事だから。

さて。やるで。

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