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ニニアンの記事 (1)

千代田マサキ 2024/06/16 23:44

永遠の分断

永遠の分断



「へへへっ、まさかこの田舎にこんな上玉がいるなんてなぁ。娘はいい体してるし、ガキも男色の男貴族か、女貴族に高く売れるだろ。へへへっ!」
「いいや、そんなのもったいねぇぞ。こいつら、なんとかっていう暗殺者だかなんだかが探してるガキと特徴が同じだからな。そいつらに引き渡せば普通に売るよりずっと金になるはずだ」
「おっ、その噂は俺も聞いたぜ。貴族に金雇われたりする連中だろ?血眼になって探す相手ってこたぁ、相当デカイ金が動いてやがる。へへっ、おこぼれなんて規模じゃねぇ報酬が手に入るかもな」
 山賊たちは自分たちが手に入れた“戦利品”を前にそんなことを言って大いに盛り上がっていた。
 男たちの視線の先には、身を隠していた村が運悪く山賊に襲われ、そのまま捕らえられてしまったニニアン、ニルスの姉弟が縄で縛られた状態で、恐怖に怯え、身を寄せ合って絶望に耐えていた。
「大丈夫、ニニアン。あいつらあんなに喜んでるし、今夜は酒盛りでもして過ごすはずだよ。みんな寝ちゃった後に上手く逃げ出せば……」
「でもニルス、上手くいくかしら……?私は逃げる時に足を挫いてしまって、速く走れないし、この縄もこんなにきつく縛られてるし……」
「大丈夫。僕がちゃんと上手くやるから。ね?」
「ニルス…………」
 ニルスは必死にニニアンを慰める。実際、上手く逃げ出す自信は彼にもなかったが、姉を勇気づけようと必死だった。
「しっかし、変わった娘だな。いい体してるが、それ以上に神秘的って言うのか?」
「なんつーか、汚しちゃいけねぇ奇麗さって言うかな。へへへっ、降り積もったばっかりの雪みたいな娘だぜ」
「おい、お前は踊り子なんだろ?ちょっと得意の踊りを披露して楽しませてくれよ」
 男たちはニニアンの魅力に心惹かれ、下劣な欲望を彼女に向ける。
 踊りを見たいというのも、芸術を鑑賞したいのではなく、彼女の体目当てなのは明らかだった。
「そ、そんなの、できません……。それに、足を挫いてしまったので、この状態ではとても……」
「あぁ?なんだよ、つまんねぇな。おい、男のガキの方、こっち連れてこいよ」
「おいおい、あんまり痛めつけるなよ?まだガキなんだ、加減を間違えたらぶっ殺しちまうぜ」
「へへへっ……」
「うっ、ぐぅっ……!?な、何するの!?」
 男の一人はニルスをひっ捕まえてくると、山賊たちは彼を取り囲んだ。そして……。
「オラッ!オラァッ!」
「あぐううっ!?いっ、いづっ、んぐぁっ……!!」
「ほぉら、ほらほらほら!女みたいにほせぇガキだなぁ!」
「あぎぃいいいっ……!!」
「ニ、ニルス……!?」
 容赦なく、彼を足蹴にし、顔を踏みつける。
「おごぉっ……!」
 ニルスは血反吐を吐き、涙をだらだらと流して、情けなく男に踏み潰されてしまっていた。
「い、いやっ、いやぁっ……!弟に乱暴するのはやめてください……!」
「へへへっ、弟を痛め付けられたくなきゃあ、わかってるよな?えぇ?」
「う、うううっ……!」
「う、ぐっ、ダメ、だ、ニニアン……!こんな、やつらなんかに……ぐぼぉっ!?」
「てめぇは黙ってろ!このまま、口ん中に足突っ込んで、くびり殺すぞ!?」
「んっ、んぐぎっ、ぐごぉおおっ!!」
 ニルスは男に思い切り蹴り上げられ、地面に転がされる。このままでは、本当に彼が殺されてしまう。
 ニニアンは涙ながらに、頭を下げた。
「踊り、ます……ですからどうか、弟を助けてください……」
「ニニ、アン…………」
「そうそう、初めからそうしてりゃ、俺らもガキをいたぶるなんて大人げない真似しなくて済んだんだよ」
 男たちは笑いながら、ニニアンの縄を解いていく。
 が、人質としてニルスは地面に転がしたままであり、彼女が逃げる素振りでも見せれば、容赦なく暴力を振るうつもりなのだろう。
「…………踊り、ます」
 ニニアンは涙ながらに、痛む足を引きずりながらも、神秘的な踊りを舞い始めた。
「おぉぉ…………」
 まるで雪が舞い散るように。あるいは川の水が流れるように。
 しなやかで美しい、神秘的な舞いだったが、男たちの視線は当然のように、体を弾ませる度に揺れる豊満な胸や、くびれた腰。そして、その体のラインを強調するかのような、薄手の体に密着した衣装に夢中であり、踊りの内容などどうでもよかった。
「うっ、つっ、くぅうっ……!」
 ニニアンは痛みに脂汗を浮かべながらも必死に踊っているのに「もっと跳ねろ」「体を揺すれ」と、下品なストリップショーを見ているかのように、身勝手な要望を口にし始めるほどだ。
「はっ、はっ、はぁ、はぁっ……!」
 そして、なんとか普段の芸としても見せている踊りを一曲分、ニルスの伴奏なしだったが踊り切ると、ニニアンはそのまま痛みに地面に崩れ落ちてしまった。
「ニニアン……!」
「へへへっ、いやぁ、やっぱり我慢できねぇよなぁ、こんな上玉!」
「なぁに、生きてさえいりゃあ、傷物にしたって構わねぇだろ?ヤッちまおうぜ」
「そうだそうだ。こんな極上の女、楽しまないなんて男じゃねぇぜ」
 ニニアンの神に捧ぐ舞いは、皮肉にも男たちの卑俗な欲望を爆発させてしまい、男たちは肉棒をパンパンに勃起させた状態で彼女ににじり寄っていく。
「そぉら!まずはその乳、見せてくれよ!」
「ひぐうううっ!?」
 そして、男の一人は正面から押し倒すと、胸元の衣装を掴み、ビリビリと一気に破いた。
「あっ、あぁぁっ……」
 すると、ぶるるんっ!と、その豊乳が大きさを主張するように震えながら、男たちの衆目に晒される。
 雪のように白い肌は、透き通るほどであり、乳房のボリュームは服の上から想像する以上。乳首も薄いピンク色で美しく、一目見るだけで誰の手にも汚されていない、正に処女雪のような肢体だと男たちにはわかるほどだった。
「へ、へへへっ、こいつぁすげぇっ……!」
「や、やめてっ!ニニアンに乱暴しないでっ……!ニニアンは体も弱いんだ。だから、お願いっ……!!」
 ニルスは姉の危機に、声を張り上げて懇願する。だが、男たちの耳には入っていないようだった。
「なぁに、いくらなんでも死んじまうほどは犯さねぇよ。それに、ほぉら!」
「あぐううっ……!?」
 ニルスを人質にしていた男は、彼を羽交い締めにして、ぐっ、と顔をニニアンの方へ向けさせる。
「お前はここで大人しく、大切な姉ちゃんが犯される様を目にたっぷりと焼き付けてろよ。はははっ!」

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