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2024年 06月の記事 (2)

ほわいとばーど 2024/06/04 00:00

【小説】JKリフレ♪”クール系塩対応女子”即おち♪わからせ!脱童貞!から結婚しちゃうお話(7)

「手に、クリーム、つけて...」

美咲ちゃんは、掌にクリームを擦りつけ、耳を優しくマッサージしてくれた。

その手は小さくて柔らかい…。

「ん、ふう、ああん、ふう」

…なんだか、ただマッサージしてくれているだけのはずなのに。

「んしょ、ああん、ふう」

何でこんなに色っぽい声を出しているんだろう?

「お客さん、気持ちいい?」

「うん…すごくいい」

彼女の吐息とマッサージでメロメロになっていた俺は上の空で答える。

美咲ちゃんの顔が近い。

息がかかるほど密着している。

女の子ってこんなに柔らかいんだ……肌もきめ細かいし……

「とっても、セクシーで、ドキドキするよ」

「...え?セクシー?

いやいや、そんなわけないし」

彼女は少し狼狽えた顔をする。

「えっちっぽいわけないし

真面目にやってるだけ」

「いや、俺はかなりいい感じだけど」

「……そか?まあいいけど

お客さんもえっちだね……

お客さん、エロいこと考えない、いい人だと思ってたのに

やっぱ男の人は、みんなエロばっかだね」

美咲ちゃんは、ちょっとがっかりしたように言った。

「まあ、俺もエロいかもしれないけど……」

「うちのどこに、そんなエロがあるんだか...」

美咲ちゃんは笑った。

俺はドキドキしていた。なんか違うぞ。

さっきと彼女の笑い方が……色っぽいというか……

これは演技なのか?

もうわからない。

俺の頭もだいぶボーッとしてきたようだ。

「……あ、まじで

お客さん、感じてるの?

だって、顔、赤いし」

美咲ちゃんが耳元で囁く。吐息がかかる。

「い、いや……気持ちいいからだよ」

「ふうん、そう……まあ、マニュアルには、耳にはいっぱい、ツボがあって、感じやすいって書いてあるけど...」

美咲ちゃんは、またマニュアルをチラ見する。

「そんなに顔赤くして……へえ……」

彼女は意地悪な目で俺を見る。さっきとは笑い方が違うような気がする……

何というか、人が変わったような?

「うちのマッサージで、感じてくれたのは、お客さんが初めて、だよ」

「え、あ、そ、そうなの?」

彼女の言葉にドキッとする。

「ふふ、店長には怒られてばっかだったし

初めてやりがいを感じてるよ」

彼女は嬉しそうに言う。

可愛い笑顔だった。

「俺、美咲ちゃんを指名できてよかったよ」

俺も本音で答える。

正直言うと、かなり最初はがっかりしていたから……それは黙っておくことにした。

「...え?

…その、あの...

…ありがと。褒めてくれて」

美咲ちゃんは照れていた。

…なんだか彼女のことがもっと愛おしく感じるようになった。

「……ちぇ、らしくないな

ちょっと嬉しいって思ったし

なんだろ、変な感じ

お客さん、お世辞、うまいんじゃないの?

ま、いっか」

美咲ちゃんは、そう言って耳のマッサージを続ける。

俺はもっと彼女に近づきたい気分になるが……

今は彼女の耳マッサージに身をゆだねよう。

本当に気持ちよいと思えた。

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ほわいとばーど 2024/06/02 22:35

【小説】JKリフレ♪”クール系塩対応女子”即おち♪わからせ!脱童貞!から結婚しちゃうお話(6)

「ふーーーー」

耳に息を吹きかけてきた。

身体もくっついている。

この柔らかい感触は…?

美咲ちゃんの体温を感じることができるし、彼女の太ももの肉付きもわかるし……

最高だった。

制服のスカートの裾がちらりと見える瞬間もあり、刺激的だ。

「どう、かな?

気持ちいい?

もう少し優しくする?」

美咲ちゃんは、俺の耳に息を吹きかけながら聞いてくる。

「うん、すごくいい」

「……ありがと」

彼女は呟いたが……聞こえないくらい小さな声。

なんかドキドキしてきた。

今まで感じたことのない感覚だ。

顔が近いのもいいし……

どんどん惹かれていく感じがする。

俺がこういうお店が初めてだから?

それとも彼女が可愛いから?

わからないが、俺は彼女の魅力にハマり始めていた。

「ふーふーふー」

美咲ちゃんが耳元に吐息をかけてくれる。

「……ん、好き?こーゆーの」

「え?」

「お客さん、こんなことされて、気持ちいいのかなって」

「うん……すごく好き」

俺は頷く。

すると……美咲ちゃんは、初めて微笑んでくれた。

「ふふ、確かに顔は、けっこう、緩んでる

いいじゃん、お客さんとうち、相性いいのかも」

「そうかな」

「うん、多分」

彼女は頷いて……それからまた耳元に囁きかけてきた。

「それじゃ、もうちょっと...

ふー、ふーふー」

美咲ちゃんの息かけは続く。

俺との距離がだんだん縮まっているのを感じる。

吐息で耳がしっとりしているのがわかるし、彼女の身体の体温が伝わって、心が癒されていく。

そして耳元では、微かな息づかいと共に吐息がかかり……すごくゾクゾクする。

女の子に優しくしてもらうのが、こんなに気持ちいいとは…

JK恐るべし。

「ふうん、こんなんでいいんだ

楽でいいな」

美咲ちゃんは独り言のようにつぶやく。

俺の反応に満足しているようだ。

彼女なりに試行錯誤してくれているのが、ちょっとかわいい。

「ふう、こんなもんかな

気持ちよかった?」

「よかったよ、美咲ちゃん」

「…そう、何か、安心した」

彼女も緊張していたのだろう。さすがに連続クレームは嫌だったに違いない。

「それじゃ、添い寝したまま、お耳のマッサージ、するよ、いいね」

「あ、おねがいします」

ベッドは少し狭いが……密着度は上がり、美咲ちゃんの匂いもわかる。

甘い女の子の香りだ。ドキドキするが幸せな気分だった。

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