得物であるダブルブレードに敵の弱点属性を付与して戦う、美形なエルフの剣士【エルリオン・スターレイズ】を描きました。
今回の記事は、彼に魅了された錬金術師【ルシウス・マグニフィコ】の視点で書かれた手記風の小説と差分をお楽しみ頂けたらと思います。
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エルフ関連の過去記事一覧
https://ci-en.dlsite.com/creator/346/article/tag/エルフ
『ルシウス・マグニフィコ手記』より25歳頃に記録された『魅惑の美少年エルフ』より抜粋
第1章
師の弟子となり錬金術を学び始めてから大凡5年。
物覚えが悪い俺でも、ようやく素材の善し悪しを見極める目を持つ事が出来たように感じていた。
この日、俺は森の奥地で何種類かの素材を採取するように師から頼まれた。
森の奥地は珍しい素材が豊富だが、その分、凶暴な魔物も出現したから、師は俺にBクラスの冒険者一人を雇える程のゴールドを手渡してきた。
冒険者ギルドに足を踏み入れたと同時に、俺の目を引いた一人の冒険者がいた。
その冒険者はエルフで、誰よりも綺麗だった。
女に見紛う容姿を持つそのエルフの名は【エルリオン・スターレイズ】で、古代の武器を駆使するAクラスの魔法戦士であった。
これまで生きてきて、男の趣味など無いと思っていた俺が、エルリオンに対し、女に向けるような感情を抱いていた事は間違いない。要は一目惚れであった。
それは、婚約者であるエリザと出会った時よりも強烈に心を揺さぶる感情であった。
内気な性格の俺だったが、気がついた時には、自分でも信じられない程の熱意をギルドの受付にぶつけ、エルリオンの事を雇っていた。
当然、ワンランク上の冒険者であったから、師から貰ったゴールドでは足りなかったが、その差額は自腹で支払った。
貯蓄や倹約が趣味のような俺であったが、この支払いはとても心地が良いものだった。こんな事は初めてである。
「僕はエルリオン。エルリオン・スターレイズ。
エルフの里のシルバーウィンドと言えば聞いた事があるだろ?
そこの出身だ」
流れるような白銀色の長髪に、吸い込まれるような青い瞳。
そして、長く大きい特徴的な耳を持つ美しいエルリオンは、淡々とした口調でそう自己紹介をした。
薄紅色の唇は水々しく、肌は透き通るように白く、顔立ちは頗る整っている。
誰もが少女だと勘違いする程に美しい顔立ちであったが、声質やプライドの高さが見えるその表情からは、"雄"独特の雰囲気も漂っていた。
「戦技は無論の事。こう見えて、長き月日を生きているから、僕の知識も君の依頼には役立つ筈だ」
エルフは人間と比べて長寿であり、発育も緩やかであるから、エルリオンは少なくとも人間で言う所の"中高年"と呼ばれる年数は生きていた。
俺よりも倍以上は年上であり、孫が居てもおかしくない年頃であるが、見た目はどう見ても10代半ばの少年にしか見えなかった。全く持ってエルフとは不思議な生物だと思った。
「よろしく頼む」
互いに自己紹介を済ませると、エルリオンは律儀に革のグローブを外して手を差し出してきた。
差し出された手を握ると、その手は程よく水々しく張りもあった。しかし、本気で握られたら俺の手など簡単に握りつぶされそうな厚みと硬さも同時に感じた。
俺は握手をしながら、エルリオンに「よろしく」と返したが、その声は上ずってしまった。
どうやら、内心の方は頗る緊張していたようである。
確かに、まるで好きな女性と初めて話せた時のような、青春時代を彷彿とさせる、懐かしい感動と緊張を覚えていた。
【続く】
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