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クモと召喚士 2023/01/30 13:36

ゲーム公開

 elin体験版公開、steam版ruinaの予告とフリゲ好きには嬉しいニュースがあった今日この頃ですが、ギリギリ無事に生きています。

 1年以上放置してしまって申し訳ありませんでした。
 特にその間も支援してくださった方々には感謝しかありません。本当にありがとうございます。

 久々の更新となりますが一つゲームの製作を進めていました。

※結構なバグが想定されます。
 ご報告いただけると大変ありがたいです。
 また、開発版のためゲーム性もゲームバランスも皆無です。ご了承ください。

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クモと召喚士 2021/07/28 17:35

音声発売

新作音声が発売されました!

大変お待たせしてしまって申し訳ありませんでした。

総再生時間は25分程度と短めですが、
最初から最後までキスづくめな内容になっています。

ご興味のある方は購入をご検討いただけると嬉しいです!
よろしくお願いします!



作品クレジット
総再生時間約25分

CV:来夢ふらん様

メインイラスト:らい様

その他・唇イラスト:クモと召喚士

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クモと召喚士 2021/04/29 21:07

音声作品について

ご無沙汰しております。

pixivに小説を二本上げました。
両方キス系になります。読んでくださるとうれしいです。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15128382


ゲームのこと

前回の記事のゲームは難しいことをやろうとしすぎた結果、うまくまとまりませんでした。
前回の記事で期待してくださった方ごめんなさい。

まずは無理せず、短編で簡単な戦闘中エロのようなものを作ろうと考えています。
何度かゲームについて作っているという記事を出しつつ、頓挫してばかりで大変申し訳ありません。
自分たちのできる範囲でステップアップできたらと思っています。

音声作品のこと

キス責めシチュの台本を書きました。まだ台本だけですが、7月に出せる予定です
こちらに関しては依頼も出しているため、確実に出ると思われます。
やや短めになりますが、ほぼキスオンリーという作品なので、キスフェチの方は楽しみにしていただけると嬉しいです。

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クモと召喚士 2021/01/12 04:49

新年のあいさつとゲームについて

 遅れてしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。
 去年はサークルを作ったり、はじめて音声作品を出したり、色仕掛け文庫に参加させてもらったりと色んなことが出来た年でした。
 手伝ってくださった皆さん、支援していただいた皆さん、作品を見ていただいた皆さん、ありがとうございました。

・今年の活動について

 今年はHなゲームをメインに作っていこうと思います。最近はプラグインを書いたり、絵を書いたり、アイデアをしぼっています。
 ci-enですこしずつ公開しながらアップデートを重ねていくかたちに出来たらと思います。

・ゲームの内容

 ローグライクっぽいダンジョンに挑むゲームです。
 煩雑な移動とかはできるだけ省略した、探索拠点を中心にしたゲームになります。
 主人公はゴーレム使いで、探索でゴーレムを強化しつつ敵を倒してお宝を集めていくことになります。
 戦闘システムはATB(アクティブタイムバトル)です。

 基本はゴーレム(自動戦闘)とモンスターが戦い、それを主人公がサポートすることになります。
 しかし、モンスターと一緒に現れる魔女が誘惑して邪魔をしてきます。
 ゴーレムが真面目に戦っている裏で、主人公は魔女に誘惑されていやらしいデバフでいっぱいにされてしまう。戦闘で勝ててもエッチなことには負けてしまう、そういう風なゲームになる予定です。

・画像紹介
※開発中の画像のため大きな変更があるかもしれません


 登場予定の魔女の一人です。


 開発中の道中イベントです。
 道中でも魔女たちに誘惑されることになりますが、恩恵を受けることもあります。


 バトル画面です。
 ゴーレムが敵と戦っている間に、プレイヤーはアイテムやスキルで支援します。魔女は誘惑してそれを邪魔してきます。

 以上になります。

 最後になりましたが、支援、フォロー、コメント、大変感謝しています。
 あまり反応はできていませんがいつも励みになっています。
 いただいた応援を力にして頑張っていきます。

 今年もクモと召喚士を、よろしくお願いします。

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クモと召喚士 2020/10/31 23:21

色仕掛け文庫 第三巻 サンプル

https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ305867.html

色仕掛けまとめブログ様より発売の、色仕掛け文庫 第三巻 に参加させていただきました!
よろしくお願いします!

以下、サンプルになります。




依頼をしてきたのは、金髪のショートヘアをした可愛らしい少女だった。名前はリア。遺跡荒らしを主な稼業としていて、手に入れた宝を売って生計を立てているという。
 普段は一人で遺跡へと潜っているが、今回の目的地は危険が多く、護衛が欲しいとのことだった。
 報酬は宝の半分。彼女が言うには、数年は遊べるほどの価値の宝が眠っているという。そのため山分けしても十分な額になるとのことだった。

 最初、その依頼を断るつもりだった。彼女とは面識がなかったし、何よりも怪しかったからだ。こういう依頼を受けていい目を見たことはほとんどない。だから僕は他を当たってほしいと伝えた。
 しかし、彼女は引き下がらなかった。
 「えー、そんなこと言わないでよぉ、一緒に冒険しよーよぉ」
 柔らかそうな唇に指を二本当てたまま、上目遣いでこちらを覗いてくる。瞳は潤んでいて、懇願するように熱い視線をぶつけてきた。
 「こんな可愛い女の子と歩けるんだよ? それだけでお得なのに、さらに宝の半分までついてくるんだよ♡」
 悩まし気に唇を突き出すと、わざとらしくちゅぱっと鳴らす。思わず視線が唇に集中する。ぷるぷるの質感の唇が、僕に向けられていた。
 「ねえ、いいでしょ?」
 とどめとばかりに、リアはウィンクを送る。
 怪しい。怪しすぎる。絶対に断ったほうがいいと、僕の勘が言っている。だけどリアから目を離せない。誘惑するように突き出される唇から視線を外せない。
 「依頼受けて、ね♡」
 気が付けば、僕は頷きを返していた。リアはありがとうと言って、二コリと微笑んだ。
 
 

 リアに連れられたのは、古代に繁栄したと噂される王家の墓所だった。
 地下は至るところが土埃に覆われ、長い年月の間放置され続けていたことが見てとれる。視界はうす暗くはあるが、松明がいらない程度には明るかった。石壁に取り付けられたロウソク台のおかげだ。道の向こうまでずらりと並べられたロウソクは、オレンジ色の炎をちりちりと揺らしながら道を照らしていた。
 道はずっと先まで一本道に伸びている。先のほうは薄っすらとしか見えず、ここからではどれくらい距離があるかはわからない。だが道に迷う心配はしないでよさそうだ。
 「ここからがあなたのお仕事だよ、私の傭兵さん」
 リアはにこりと笑いながら、道の向こうを指さした。
 「見た感じだと何もなさそうだけど──ここには罠がたくさん仕掛けられているの。アタシは宝箱の開錠は得意、でも罠とかは専門外。だからこれを傭兵さんに何とかしてほしいな」
 何とかしてほしい。その言葉だけで、この仕事が割に合わないものだと察知した。
 僕だって罠の専門家などではない。冒険者としての経験から罠を察知できても、確信まではできない。つまりこれの意味するところは一つだ。
 「先導役、よろしくね♡」
 身体を張って、安全な道を見つけろという命令だった。 

 自分の勘を総動員させて進む。不自然に綺麗な床、少し色が違う壁、隙間が見える天井──何度もダンジョン探索をしてきた知識で何とか安全ルートをつかんでいく。しかし王家の墓というだけあって、如何せん怪しい箇所が多すぎる。
 進み始めてから数分経った頃、僕はついに罠の一つを踏み抜いてしまった。
 右側の壁からガタンと無機質な音が鳴った。同時に僕はほぼ反射的に背中を後ろへと反らす。次の瞬間、胴体の前を何かがすごい速度で横切った。
 「わーお、おみごと」
 伸びてきたのは鉄の槍だった。切っ先は反対側の壁のギリギリにまで到達している。しばらくすると槍はゆっくりと引かれていき、何事もなかったように元の壁の中へと戻っていった。
 どっと冷や汗が流れる。後もう少し身体を反らすのが遅れていたら串刺しになっていた。そうなれば大怪我を負うのは確実、下手をすれば命を落とした可能性もある。
 「さすがは私の傭兵さん。身のこなしもばっちりだね~」
 一方のリアは僕の数歩後ろで楽しそうに見ているだけだった。もし僕が罠にかかっても、被害を受けないよう距離をとっているのだ。僕を心配するような素振りすら見せなかった。
 ひどい頭痛がする。これでは傭兵というよりは生贄だ。危険を引き受けるのはすべて僕のほう。なのにもらえる報酬は宝の半分。残り半分は安全地帯で見ているだけのリアに持っていかれるのだ。得られるものに対して、危険が大きすぎる。そして何よりも扱いが悪すぎる。
 苦々しい気持ちで背後を盗み見る。歩き始めてから数分、まだ入り口は近くに見えていた。今すぐに依頼を断ち切れば安全に帰れる距離だ。
 「あはは、今ので気が引けちゃった? そりゃあそうだよね、あんなの当たったら超痛そうだし」
 リアは軽い口調でケラケラと笑いながら、僕に近づいてきた。目の前で人が死にかけたとは思えないような態度だ。
 「でも、傭兵さんに辞められたら困るんだよね。だから頑張れるように応援するね」
 リアはニタリと目を歪めると、薄く口紅の引かれた唇をツンと尖らせた。そのまま桃色の唇が迫り、僕の頬にぷにっと触れる。柔らかい感触と一緒に、砂糖菓子のような甘い匂いが鼻をかすめる。
 一瞬の後、頬に濡れた感触を残してリアの顔が離れた。そこに浮かんでいたのは、こちらをからかうような意地悪な笑みだった。 
 「お兄さんが私の傭兵さんでいる間、こうして応援したげる。だから私を守り続けてね?」
 リアが口元を吊り上げながらニッと笑う。ぷるぷると潤った唇が目にはいり、さっき唇が触れたところが熱くなる。心臓がバクバクと鼓動を打っている。
 「さあ、このまま進んでいこうか。私にいっぱい応援されたいなら命がけで生き残ってね。私の傭兵さん♡」

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