20P超えてて草。全体的にブラッシュアップ。台詞を削ってムリに台詞で説明しない、余計なことはしゃべらせない、という方向で調整しました。ぶっかけながら過去回想を行わせるというウルトラC。
作品タイトルを「現界転生した最淫サキュバスの娘が○学生なのに淫猥すぎる件」にしました。異世界から現在に転生したサキュバスの娘の話ですね。
明日もなんか更新します!
以下解説。スゲー長くてごめんな?(#^ω^)
◆パブリックな設定を生かす
異常な性欲を持つ女の子がいたときに、なぜ異常な性欲を持つのか、というのを「生まれつき」で片付けるのは簡単なんですが、それだと今度は「弱い」んですよね。そこで「なぜ」に理由をつけるという行為に走るワケなんですよ。それがインボーンポルノとかいう造語だったりするわけです。なんですが、ソレだと複雑だし説明が必要になる。
そこで「みんなが知ってる、知ってそうな知識」を流用するわけです。
◆異世界転生もので必ずといってイイほど出てくる言葉
異世界というと1990年代とかは「この世界には精霊や神様がいて、そのチカラを借りて魔法が…魔王が…」とか複雑な世界観があったんですよ。でも今どきそんなに複雑な設定は見かけないわけです。異世界モノでそこら辺をどう解決しているかというと、第1話でほぼ必ず「ゲームみたいだ」「ゲームと同じだな」という台詞を出すんですね。マンガを読むような人はほぼゲームをやってますし、やってなくてゲームというものの大体のイメージはあるでしょう。「ゲームと同じ」という台詞を出すだけで、読者に対して「アナタの知っているコレと同じですよ」と言えば、マンガの中で説明する必要がないんですね。
コーラって、コーラって言えば伝わるじゃないですか。マンガの中でコーラの説明をする必要があるのかと言えばないですよね。というのを上手くやっていくと…
「異常な性欲を持つ女の子はなんなの?」
「実はサキュバス」
で済むんですよ。
もちろん、人間の女の子が先天的な疾患でインボーンポルノというのになってソレを治療するまでのラブストーリーという線は作れなくなりますが、どのスジでどういった作品を展開していくのか、ということを考えると、読み切りならサキュバスでイイじゃん、に帰結するってワケです。
◆現界転生
とはいえただのサキュバスだとヒネリがなさそうなので、異世界転生とは逆の「現界転生(今のところ見かけないけど)」という形にしました。
・異世界のサキュバスが転生魔術を使ったら現代の人間として生まれちゃいました
・記憶と力を失っちゃったけど性質は残っていたので、性的なことメチャメチャしてました
・同級生食いまくってたら、最近記憶が戻ってきました
・元の世界に帰るためには大量の精気が必要でやらしいアイドル活動をしつつスタッフをパクパクします
という設定にしてみようかなと。この流れで特におかしそうな部分とか引っかかるところは今のところないので、これで一回形にしていいのでは?
って感じですね。
◆本人じゃない方がイイ
と思ったんだけど、転生したサキュバス本人より娘の方が自由度が高そうなんですよね。サキュバスとしてとんでもない素質を持っているけど、今はまだ母親に及ばない、みたいな。
転生サキュバス本人にすると、裏アイドルをどうやって始めたのか、学校とかにばれないのか、とか色々疑問が出ちゃうですよね。別に本編に絡まないから裏設定でどうにでもできるわけですが。
母親が最強サキュバスなら、社会の偉いヒトに崇拝者がいたりして、娘を裏アイドルとして活動させたり、学校で同級生を食べさせたりしていることをもみ消している、という感じで便利な説明ユニットになってくれるんですよ。
おそらく母親は愛海を自分を超えるサキュバスにしたいんだろうけど、愛海自体はうぅ~ん?みたいな感じ、とかね。こう言う方向で話をつなげていった方が作りやすくて面白くできそうだな、なんて思ってます。
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