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グランブルーの記事 (1)

lostunicorn 2019/06/21 16:23

早い者勝ち。

ルリアを失うという大失態に、自身の立場を大いに危ぶんだポンメルン大尉は、船の護衛に必要な兵をも動員し、ルリアとその逃亡を手引きした自らの部下である、カタリナ中尉の捜索命令を発令、自ら指揮した。
船から落下した先は、ザンクティンゼルという辺境の島であり、その面積を考慮してもさほど時間を要さず発見できると思われた。
しかし失態を無かったことにするためには、1分1秒でも早く二人を捕獲する必要があるとの焦りから、捜索にあたらせている騎士達の一部には、捜索任務をより精力的に実行できるよう、軍の規定から逸脱する行為にも関わらず、ある許可を与えていたのだった。



ルリアの力が解放された際、ルリア同様船外に弾き飛ばされたカタリナ中尉は、水の力を発動し何とか島の山中へ着地出来たが、高度があった事から着地時の衝撃を全て流す事が出来ず足を負傷してしまっていた。
今の状態では追手と遭遇してもまともに戦えるとは思えなかったが、同様に落下したルリアを帝国の追手より一刻も早く発見すべく、痛む足を引きずりながら必死に深い山中を捜索していったのだった。



捜索を始めて1時間ほど経過した頃、右前方の小さな崖の向こう側から、騎士のものと思わしき甲冑の音と、その者達の話し声が聞こえてきた。
カタリナは大木の根元にとっさに身を隠し、ほぼ同時に姿を現した4名の帝国騎士を、腕よりも太い根と根の隙間から様子を窺ったが、騎士達の口から『ルリアって餓鬼を見付けたらしい』という言葉が聞こえた途端、反射的に剣を構え騎士達の正面に躍り出てしまった。
『カタリナ中尉である。ルリアをどこで見つけた!』
胸中では、”何て迂闊な・・”と自信を罵ったが、ルリアを心配するあまりの行動であった。突然、見知った凄腕の騎士が目の前に現れ、4名の騎士達は恐怖と驚きで硬直し剣を抜くこともできずにいた。
騎士達の狼狽えた姿を見、足の負傷を悟られず恫喝だけでルリアの居所を聞き出せるかも知れないと考えたカタリナは、部下であればよく知っているカタリナの一撃必中の構えを大げさに見せ、『もう一度聞く。ルリアはどこだ。返答がなければ首を切り落とすぞ。』と畳みかけた。騎士達は更に狼狽え後ずさりしたが、カタリナも足に力が入らず構えから一歩も動けない状態だった為、その場から踏み込めずにいた。



両者動けずに数秒が経過したが、カタリナにとっては意外な展開になっていった。ポンメルン大尉から許可された特権行為の誘惑がカタリナへの恐怖心を負かして、騎士達は剣を抜き始めたのだった。『う、裏切り者の上官など、お、恐れるに足らず・・・』と凄んだが、上ずった声と小刻みに震える剣先は剣を抜いた騎士の胸中を表していた。
しかし、自分の実力を知っていれば反抗してくるなどほぼあり得ないと踏んでいたカタリナは、騎士達の行動に面食らった。”これは、まずいな・・”



先ほどの後ずさりとは逆にジリジリと間合いを詰めて来る騎士達に対して、カタリナは動けずにいた。
完調なカタリナであれば、瞬時に4名全員に致命傷を与える事は容易かったが、足の痛みは酷くなる一方で、一撃必中の構えも持続するのが難しくなっていたからであった。
なので、騎士の一人が狼狽えながらも一歩踏み込んできた時、カタリナは反射的に剣を打ち込もうとしてしまったが、足が全くついて来ずそのまま膝を付いてしまったのだった。
隙ありと見た騎士は、狼狽えながらも腰の入っていない斬撃を振るって来たが、カタリナは膝をついたまま両手構えの剣で受けるのが精一杯だった。
”ガキンッ!”
騎士は無我夢中で闇雲に腰の入っていない斬撃をカタリナの剣に何度も叩き付けて来た。
”ガキンッ! ガキンッ! ガキンッ! ガキンッ!・・・・・”
下半身に力の入らないカタリナは、何度目かの斬撃を受けた際、バランスを崩し次の斬撃を負傷している足へ甲冑の上から受けてしまった。
甲冑のお陰で剣が足へ突き刺さる事態は避けられたが、打ち込まれた斬撃の力は甲冑を通り、負傷箇所へ激痛をもたらすには十分だった。
『ぐッ・・ぐああッ!!!・・・』
カタリナの手から剣が落ち、甲冑の上から足を押さえ顔を歪めて苦しむカタリナの姿を見て取った騎士達は、ようやく軍人らしい動きでカタリナの剣を蹴り飛ばし、自分たちの剣の切っ先を素早くカタリナに向けた。
『中尉。甲冑の上から叩いただけなのに、そんなに痛いんですか・・?』
『あれ?もしかして怪我をなさっているんじゃ?』
自分たちが圧倒的に優位な立場になったとたん、騎士達は嘲るような声色を使いカタリナに問いかけ始めた。
『怪我してるんなら、ちょっと具合を見てあげますよ。中尉。』
そう言って、いつの間にか頭部の甲冑を脱いだ騎士の一人が、肘を付いて横たわっているカタリナの肩を掴んだ。

直ぐに殺されると思っていたカタリナにとって、元部下であるこの騎士の行動は不可解以外の何物でもなかった。同時に生理的に受け付けられないような悪寒が全身に走り、反射的に肩におかれた手を振りほどいた。
『私に触るな!ルリアはどこだ!』
カタリナの大声に騎士達は少したじろいだが、今度は甲冑を被ったままの騎士から、
『はは、、、中尉。あの餓鬼がみつかってたら、俺たちも苦労しませんて。・・・あんたを誘い出すために、わざと大声で話してたんですよ。作り話をね。』
『あの餓鬼と中尉を比べりゃ、中尉の方が簡単に飛び出して来るって考えた訳ですよ。なんつったって、あんたはあの餓鬼を守る女騎士さんだからね・・。』
『んで、俺らも中尉の方が良かったし・・。』
『な、何を言っている・・・?私の方が良いとはどういう意味だ!?』
『へへへ、、分かんねえかなあ中尉・・・・。こういう意味だよッ!!』
と叫んだ騎士がカタリナへ襲い掛かった。
予想だにしない騎士の行動にカタリナはほとんど抵抗出来ず、両肩を押さえられ俯せにさせられてしまった。
『なッ!?何の真似だ!・・離せえッ!!』
他の騎士達もカタリナの四肢を地面に押さえつけ、足と胴の甲冑を外しに掛かり始めたのだった。
騎士達が何をしようとしているのか、カタリナにもようやく理解できた。。。。
『貴様らッ!・・・帝国軍人規範の重大な違反行為だぞ!!・・今すぐやめろッ!!』
カタリナは精一杯強がったが、騎士達は甲冑の留め金を外すのに余念が無かった。
足の甲冑が脱がされると、腰回りに何重にも巻いたベルトも全て外され、小型の剣を使って甲冑の下に着込んだ軍服を腰から裂き剥ぎ取り、肌着一枚となった臀部を晒された。

『くッ!・・これ以上は・・・本当に・・軍法会議で死罪に値する行為だぞ・・』
カタリナの諭すような台詞を聞いていた騎士の一人が、蔑んだ目でカタリナに言い放った。
『ポンメルン大尉から許可が下りてるんですわカタリナ中尉。あんたと餓鬼を本隊よりも先に見つけたら、本隊が追い付くまで好きに嬲って良いってね。まあ、そういう訳なんであきらめて下さい。』
カタリナはその言葉に目を見開いて何か反論しようとしたが、口を開く前に騎士達は臀部を覆っていた肌着をずりおろし、丸みを帯びながら引き締まったカタリナの臀部を夢中で弄り始めた。
『やッ・・やめ・・・やめ・・ろ・・・』
同時にてこずっていた胴体の甲冑も接合部が外され、同じく着込んでいた軍服を切り裂き、カタリナの乳房も臀部同様、騎士達の掌で嬲られていった。
『もっと筋肉でゴリゴリしてんのかと思ってたが、女の部分は町娘と同じで柔らけえんだな。たまらんぜ。。』
『中尉を見るたび、甲冑の下を想像してたもんな・・・へへ・・たまらんぜ。。』
臀部を弄っていた手がカタリナの性器へ伸び、甲冑の隙間から乳房を揉んでいた手が乳首を嬲り、頬に勃起した男根を押し付けられても、カタリナは一貫して中尉然としていたが、それがかえって騎士達の加虐心を煽っていった。
『・・・やめ・・ろ・・こんな・・事・・今すぐ・・・』
カタリナの性器を弄っていた騎士が、勃起した男根を挿入した。当然カタリナにはそれを受け入れる準備が出来ておらず、騎士の唾だけが潤滑油替わりだった。男性経験の無いカタリナの膣内は狭く、騎士は亀頭まで挿入するとそのまま体重を掛け、無理やり奥へ男根を侵入させた。
『ぐッ!?・・ぐああッ!・・・や・やめ・・ろ・・抜け・・』
挿入の際、カタリナの体は仰け反り、陸へ上がった魚のように口をパクパクしていたが、直後に頬に押し付けられていた他の騎士の男根から、白く濁った大量の精液が射精されると、粘ついた汚液は口内へも流れ込み、初めて味わう精液にカタリナはむせ返った。
『げほッ!・・げほッ!・・うぶぇぇ・・げほッ!!』



その後数時間に渡り、山中にて代わる代わる騎士達に犯されたカタリナは、到着した本隊に引き渡され、本国への送還される道程でも何人もの騎士達に慰み者にされた。
そして本国で軍法会議に掛けられる頃には、誰のものとも知れない子供を身籠っていたのだった。

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