アニメエンジン「De-Mation(ディーメーション)」について
「妖怪と暮らしませんか?」のグラフィックシステムも
De-Mation(ディーメーション)を使用します。
さて、今回はその「De-Mation(ディーメーション)」について
ご説明させて頂きますね。
当サークルのコンセプトとしては
バリバリ(死語)に動くアニメーションなのですが
「アフターエフェクト」や「スケルタルアニメーション」とは違い
一人でシコシコとCGを描いて、高速スライドショーを行なうことで
擬似的にテレビアニメのように見せておりました。
例えば、レゲーの杜のアニメーションは
一枚一枚、手書きで描いたCGをスライドさせると
このように動作します。
これだけで8枚使っております。
絶頂アニメーションだけでも24枚です。
死にます。…いえ、死にました。
そこでなんとか作業量を減らして、でもクオリティは下げず
綺麗なアニメーションは作れないものか、、、と葛藤し
辿りついた答えは「3Dモデル」を起用してのアニメーション製作でした。
たしかに作業量は大幅に減るのですが、ポリポリしていて
DENKAらしくないとのご意見も頂きました。
そこで悩んで出した答えが、3Dモデリングを
アニメっぽく見せるシステムを
これです。
髪も目も鼻もついていない3D素体モデルを購入し
2DCGと融合させてしまえばアニメっぽく見えるんでねえべか。
そう思いついた私が開発したエンジンが
ドラクエのパーティみたいに、3D素体モデルに
2DCGが引っ付いて動く、そんなシステムでした。
構成的にはスケルタルアニメーションに近いものがあります。
DENKAの「DE」と、アニメーションの言葉を合体して
【De-Mation(ディーメーション)】と名付けました。
そうして動かしたアニメーションがこちらです。
先日完成した
「プライス200 Vol.01 ~THE 紳士触手~」(番宣)です。
これ実は3Dだったんですねー。
今後、システムの改良を行なえば
まだまだフレーム数を伸ばせそうな気がします。
長々とお付き合い下さり、ありがとうございました。
近日発売予定の新作
「プライス200 Vol.01 ~THE 紳士触手~」(番宣)を
宜しくお願いいたします!!