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2023年 07月の記事 (6)

四月亭 2023/07/31 19:11

dlsiteに作ったエロゲーを投稿する瞬間が人生で一番苦しいという話





半年くらい引きこもってずーっと一人でエロゲーを作って
やりたいゲームとかも我慢してずーっとエロゲーだけを作り続けて
それでつい先日やっと新作が完成したので、dlsiteに登録してきた。
たぶんあと1週間くらい経ったら販売開始すると思う。

そんで今回、その完成品の登録作業をしてて
「やっぱこの瞬間が人生で一番苦痛だなぁ」と感じたので
その事についてでも書いておく。





世の中には「産みの苦しみ」みたいな言葉がある。
「創作物を作るのは苦しくて大変」みたいな意味である。
自分も確かにそういう気持ちはあるにはあるのだが、でもそれはそこまで感じない。
何故なら自分にとって創作とはそもそも最大の趣味であり、それ自体が現実逃避の手段みたいなものだからである。

しかしそれとは別に、自分には「産み終えの苦しみ」みたいなものがある。
創作物を作り終える時に感じる苦しみみたいなものである。
これがとにかく、毎回辛い。


まず、自分は一人でゲームを作ってるので
作り終えた後はデバック作業というものをしないといけなくなる。
このデバック作業ではひたすら自分が作った物を冷静に見返す必要がある。

まるで粗さがしでもするかのように、自分が作ったものを一人で黙々と見返し続けていたら
作っていた時はどれだけ思い入れを感じたものでも
段々と「うわこれおもんないなぁ…」みたいな気持ちになってくる。

なのでデバック作業をやっていると
自分の中にある熱みたいなものをひたすら冷やされて
なんかそういう○問にかけられているような気持ちになる。


そして、そんなデバック作業で自分の中の熱を散々冷やされた後で
満を持してやらされるのがdlsiteへの作品登録作業である。

自分は毎回、エロゲーを作ってる時は「売れたらいいなぁ」と思ってる。
何時も結構心からそう思ってる。
もしかしたらこれが一杯売れて、毎日夕食にハンバーグを食べられるような生活になるのではないかと、そんな夢を抱いてる。
しかし、デバック作業によって冷や水を滝のように浴びせられた後では、もうそんな事は思えない。
「冷静に考えて売れないだろうなぁ」という気持ちの方がずっと大きくなってしまっている。

そんな状態でdlsiteさんに向かって
「ウチの子の名前はこんな感じで、こういう事がしたい子で、これがその実際のその子なんですよ~」みたいな事を一個一個紹介していくのは
なんだか、絶対落ちる面接を自分の子供と一緒に受けているような気持ちになる。


そして、その作業は販売をする為の作業なので
当然その後直ぐに、結果も出てしまう。

ありがたい事に、自分のサークルは毎回お気に入り登録とかをしてくれる人がいて
真面目にゲームを作ったらそれを買ってくれる妖精のような人達が何故か存在はしているのだが
それでも、夢で見ていたよりは売れない。
そのお金だけで生きていけるくらいには売れない。
なので、「売れないと思ったものがやっぱりそこまで売れなかった」という現実が何時もやってくる。


あんなんでも、エロゲーを作るのには大変な労力がかかってる
具体的に言えば1000円越えのものだったら半年くらいかかってる。
(片手間に作って半年とかじゃなく、ずっとそれを作ることしかしてない生活をしていて半年である)
エロゲーを作ってる時間全部コンビニでバイトしてたら、自分は現状より遥かに大金持ちになっているだろう。

そんなんだから、自分が作ったゲームには毎回愛情がある。
思い入れがあり、積み立て続けた自分の人生の一部のようなものが籠っている。

しかし、結局お金欲しさに作っているものなので
作ったものが売れなかったらそれがぐちゃぐちゃにされたような気持ちになる。
自分そのものが世界から拒絶されたような、本当に凄く悲しい気持ちになる。


もういっそ、作ったエロゲーが1つも売れなかったしたら
こんなに悲しい事はもうやめようとなるのかもしれないが
何の因果なのか、自分の作るエロゲーは本当に全く売れていない事もない。
好きだと言ってくれる人もいて
それで生きていけるくらいに売れるという夢は叶わないのに
謎の妖精さん達のおかげで、何の成果もなかったと言えばそれはそれで嘘になってしまうという程度には売れてしまう。

そして、ただ売れない事が悲しいだけで
創作をする事自体はやはり楽しい。
次はどんなものを作ろう、次はどんな部分を改善しよう、そんな事を考えているのは現実を忘れられてしまうには十分なくらいには楽しい。

だから、結局またエロゲー製作を続けてしまう。
パチンコで100万円負けた後に10万円勝って喜んでる人みたいに、悲しい事だけ都合よく忘れて夢を追いかけ続けてしまう。
そしてまた、作品を産み終えた後で地獄の苦しみを感じる事になる。



作品を完成させて、創作という行為から解放される瞬間。
それは自分にとって、何かをやり遂げた瞬間ではあるが
それ以上に夢から現実に帰らされる時間でもある。

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    お疲れ様です。とりあえず次の夕食にハンバーグを加えましょう!

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四月亭 2023/07/28 20:05

予告掲載用のパッケージ画像を修正した話

メンヘラでも更新しやすいブログになったのでさっそく更新。
3日くらい前に予告掲載した『ウエディングバトルファック』ってゲームのパッケージ画像を修正したので、その事について変更の意図とかを軽く書いとく。


まず、これが変更前の元画像(元から仮置き用で作ってたものだから、製品版にする前に変更する気はあった。)

そんで、こっちが今の段階での変更後の画像


 ・タイトルロゴの作成
タイトルロゴなんてパッケージ画像くらいにしか使わないし
パッケージ画像は赤文字でバーンみたいにやってた方が目立つだろうから、そもそもロゴなんて別にいらなくね?
…みたいな気の迷いを起こし始めていたのだが
やっぱ真面目に作ってる感を出す為には必要だと思って作っておいた。

ロゴなんて普段作る機会が皆無なので
いざ作ろうとしてみたら毎回ノウハウがなさ過ぎて何をしていいのかすら分からず苦労する。
とりあえずそれっぽい雰囲気のフォントをダウンロードしてきて
結婚式のロゴみたいなのをイメージして文字の両隣に花みたいなのを置いといたらしい。


 ・顔の表示
雰囲気を出すために顔を隠した構図にしようと思っていたのだが
冷静に考えたらエロゲーのパッケージで顔を映さないのはやっぱありえないのではないかと思い
これも「真面目に作ってますよ」みたいな信頼を少しでも得ようと思って、やっぱり変な事はせず顔は見せておく事にした。


 ・腹ボテ部分の絵の修正
実際の妊婦のお腹って前に膨らんでる感じになってて
だから正面から見たらなんかこじんまりと膨らんでる感じにしかならない。
この絵は特に、胸が大きい女を書いてるので普通の腹ボテを書いても上手く雰囲気が出ない。
なので全然リアルじゃない横にめっちゃ広い腹ボテ絵を書いていたのだが
肥満にしか見えなくて流石にもう少し絵的に正しい風にした方がいいと思ったので
やっぱり横幅を狭めてもう少し前に突き出てる感じにしておいた。


・母乳の削除
これも絵的なインパクトを出す為にやっていたのだけれど
冷静に見返したらやっぱ流石に下品過ぎてアレだと思ったので消しといた


・エモーション表現の削除
孕んでる女が楽しそうにしてる感じを出したかったので
エモーション記号みたいなものを付けていたが
これも冷静に見返したら意味が分からない気がしたので消しておいた


・文字の縮小
内容を解説している部分の文字は読める大きさだったらそれでよくて
よく考えたら別にあんなに大きい必要はなかったので小さくしておいた。



全体的に少しだけ良い意味で普通な感じに出来て
下品過ぎて引かれる感じみたいなのを消せたのではないかと思う。
たぶん。







 ここからは没案

ロゴとかを付けたまま顔を隠す構図だけ継続したバージョン。やっぱ顔見せたくなったので没


youtubeのサムネが文字だらけなのはそれが需要のある事を書いているからで
「排卵中のサキュバスと闘技場でバトルファック」なんて書いてもそれが引きにはならず
ならやっぱ文字より絵を見せる構図にした方がいいのでは
…と思って作った文字削減バージョン
作品一覧みたいな場所で縮小されて表示される時は、こっちの方が見栄えが良いと思うんだけど
やっぱりそれでも、内容を伝える事はなるべくしといた方がいいんじゃないかなと思って没


 


予告のお気に入り数は今の所110くらい。
毎回不思議に思うのだが、本当に何を作っても何時もこれくらいの数値になる。
しかし「もしかして内容なんて何でもいいんじゃ…?」と思ってマゾゲーじゃない物とかを作ったりすると
その時だけはきちんと予約数がもっと壊滅的な事になる。
謎。

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四月亭 2023/07/27 05:33

メンヘラなのでブログへのコメントを有料会員限定にさせて貰いますという話


結論から先に伝えると、このブログはこれからコメント欄を有料会員限定にさせて貰います。
これは嫌なコメントがあったとかそういうのが理由ではないです。(なのでそこは心配しないで下さい)
長くなるけれど理由が気になる人はいるだろうから、以下は理由を書いときます。







普通の場合は、創作をしている人は感想や評価を貰えると嬉しいのだと思う。
youtuberはみんな高評価よろしくね的な事を言ってるし
それは検索で上に出るようになるからどうこうみたいな実利だけの話だけじゃなくて、単純に高評価が増えたら嬉しいっていうのがあるのだと思う。

しかし自分は人から感想や反応を貰う事をあまり喜べない。
それには別に理由なんてない。
ただ自分の作品を見ている人がいると感じると、自分の内面が覗かれているようで意味もなく何処か気持ち悪く感じてしまう。

自分は創作をするのが好きだと思う。
こういうのを作りたいって思ってそれが作れたら楽しい。
どれだけ頑張っても改善点が無限に湧いてくるからやり込みがいとかもある。

しかし、自分は空想を形にするのが好きなだけで
自分を他人に表現する事はどちらかと言えばむしろ苦手ですらあるのだと思う。

自分は昔から他人が苦手だった
それは、怖いとか傷つきたくないとかそういうのもあるんだろうけれど
それ以上に「根本的に他人と接していても楽しいと感じられない」というのが原因だった。
例えば虫が苦手な人がいるとして、その人は別に虫に対して何か不満があるから苦手な訳ではないだろう。
ただ何となく造形とか動きとかそういうのを生理的に気持ち悪いと感じるから苦手なのだ。
自分にとって他人とはそういうものだった。


しかし、それはそれとしてお金は欲しい。
本当に欲しい。今は特に生活が苦しかったりするのでどうしても欲しい。
そして自分は創作でお金を稼ぎたいという思いを抱いている。
そんな状況の中でお客様になってくれるかもしれない人に対して「自分は感想を貰っても嬉しくない」なんて怖くて言えない。

個人的にも、自分がこんな人間である事にどうしてもコンプレックスがある。
なので「ワシは人からの評価なんていらん」みたいな、そんな頑固職人みたいな風に振舞いたくない。
なのでジレンマみたいになってて、結果的にブログの更新とかも出来なかった。


だけどこの状態は、やっぱり誰にとっても良くないと思う。
例えば相手が意味もなく攻撃的な人だったりして、「こいつを傷つけてやるぜ」的な気持ちで罵倒のようなコメントをしていてそれで自分が傷ついているのだとしたら
それはまだ相手側に利があるので、こちらには意味はなくても相手側にとっては意味があるだろう。
しかし普通に自分の作品とかを好いてくれてる人が「応援してます」って気持ちを100%善意で形にしていて
それで勝手にこっちが「なんかコメント来てるよ、何言われるんだろ読むの嫌だなぁ…」って神経をすり減らしてたら誰の特にもなってない。

なので、「作品を買って貰う立場でコメント欄を封鎖するなんて偉そうな事をしていいのか」的な尻込みがずっとあったのだけれど
それでもコメントを出来なくさせて貰おうと思う。
(でもやっぱ金は欲しいので、有料会員の人だけはコメント出来るようにはしておこうと思う)


先日、ブログへのコメントで
「金が欲しいならブログの更新とかを頑張って有料支援の会員を増やしたらいいですよ」的な事を言って貰えたのだが
こんな感じのアレなので、出来ない。(ごめんなさい)
作品を作る作業は何時までも没頭出来るくらい好きなんだけど
それを宣伝する作業はただ人に自分を見て貰う為だけの作業だから、どうしても苦痛が大きくなってしまう。
でも有料会員だけコメント出来るようにしたら、結果的に有料の意味が出来る形になって一石二鳥でもあると思う。

「私人が嫌いで~」的な事を偉そうにほざいているが
普通に出合い頭に罵倒されるかもしれないというただのメンヘラ的な被害妄想もやっぱその苦手意識の中には入ってるので
有料会員の人なら自分を好いてくれるのが分かってるのでコメントを貰ってもダメージはそんなに無いと思う。
そして金を払ってくれる人ってのは自分にとって神様なので、心証的にも凄くありがたくてそういう意味でも苦手意識は薄れると思う。
(そんな事を言うなら有料会員でなくても、コメントをしてくれるのは自分のゲームを買ってくれてる人達ばかりだと思うけど、気持ちの問題として)
なので「作者はメンヘラなので有料会員の人も出来ればコメントはしないで下さい!」的な事は言わないし、思ってもないという事は伝えておきます。

自分を誰かに見られていると感じるのが苦手とは言っても
高評価をして貰えるだけでそこまでダメージを受ける程のメンヘラでも流石にないので
応援している気持ちを伝えたい方はブログのいいねボタン的なやつだけを押しておいて貰えるとありがたいです。



あと、ブログのコメント欄を閉鎖したら
アドバイス的なものが貰えなくなるのもよくないのだろうなぁとは思う。

結構前に、ブログへのコメントで
「負けたら死ぬ要素いらなくね」的な事を言ってる人がいて
自分はそれを見て、もんむすクエストのラストで世界救った後に意味もなくメ○ガキの性奴○にされるENDが当時ファンの間で賛否両論を起こしてたのをふと思い出して
自分はそれに対して「いや、マゾ向けのエロゲだって分かってんのかこいつら…」っていう側のスタンスだったので
そのコメントを見た時も最初は「いやこれはそういうゲームなんすけど…」的な感想しか浮かばなかった。
しかし、それからしばらく日を置いて考えてみたら
そのコメントは実は凄い深い事を言ってるように思えてきた。

よく言われるアレとして
マゾというのは(人によっては)究極の自己中でもあって
相手に傷つけられたいからではなく、被害者面をしながら都合よく相手に奉仕をされたいから虐められたいという側面がある。

そしてその上で、自分のサークルの作品は何処か良くも悪くもキャラが幼いというか
本当に良くも悪くもほんわかした雰囲気みたいなのが意図しようとしまいと流れてしまってると思う。
そういう空気の中で、「確かにこれはマゾゲーなんだけど、それはそれとしていきなり絞り殺されたりするのはなんか違うんだよなぁ…」的な感想を抱いてくれた人は
自分の作品を誰よりも分かってくれてた可能性すらある。

そしてはっきり言えば、自分がもう直ぐ販売する
『ウエディングバトルファック』って作品はそのコメントに色々考えさせられた影響をかなり受けてる。
マゾ向けのゲームで負けたら凄い屈辱を受けて、悲しい事になって人生も歪まされてしまうんだけど、自分の意図すらしてなかった幸せの形を与えられてしまう
的なエンドが何個もあるのは、そのコメントを見たおかげなのかもしれない。

コメント欄を閉鎖すると、そういうはっとさせられるアドバイスも貰えなくなる。
これは確実によくない事なのだが…。
まあ、人間には出来る事と出来ない事があるという訳で
ごめんなさいとしか言いようがない。
今までコメントをして下さった方、ありがとうございました。

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四月亭 2023/07/27 04:51

体験版公開中

リンク

新作の体験版をここで公開中です。
この記事はただの告知なのでその内消すかもしれません。
あとこの前書いた金がないうんぬんの記事も後でやっぱり消すかもしれません。



体験版は3試合目が始まる直前までがプレイ可能となってます。
(誤字修正作業を介さない普通のデバックをまだ通しでした事がないので)どのくらいのプレイ時間があるか分かりませんが、結構長い範囲を遊べると思います。
というかこのゲーム、やりたいシュチュエーションが特殊過ぎて舞台作りが大変だったので
自分が今まで作ったゲームの中で本編に突入するまでがたぶん一番長いです。
Hシーンが終わった後はセーブ出来るようにしていたり、途中で自由に動かせる部分を何度か入れてたりの工夫は一応入れてます。


動作確認を済ませた後くらいのバージョンをそのまま体験版にしてるので
タイトルが「パパにされる戦い」じゃなくて「パパになる戦い」になってたり
誤字があったりキャラの名前欄に表示される名前が間違ってたりなどが残ってます。


今製作中のバージョンではバックログシステムが実装されていたり
本編の「カシワの部屋」という場所で世界観の補足をしてくれる本が置いてあったりするのですが
この体験版ではまだ未実装になっています。


また「会話中にclrtボタンを押せばスキップ出来て右クリックでウィンドウ消したりもできますよ。これはredmeとかにも書いてますよ」
的なテキストが本来なら最初に表示されるのですが
これも今の体験版だと表示されないです。
でも会話スキップ機能とかは付いてるので、文章を飛ばしたくなったりした人はclrtボタンを押したりしておいて下さい。


それと、そこまで重大なバグではないので直さなかったのですが
体験版終了時「体験版はここまでです」と表示させる為のイベントがグラフィックが用意されていなくて視認出来なくなってます。
やれば分かると思いますが2試合目が始まる前日のベットの上を調べれば、「体験版はこれ以上日付を進められませんよ」的な表記が出ます。


あと、この予告では販売は7月下旬となっていますが
実際はやっぱりもうちょっと後にずれ込んで8月上旬になると思います。
もうゲーム自体はほぼ完成していて、あとやる事はデバックでの誤字修正とバランス調整の作業だけの段階なのでそんなに時間はかからないとは思います。
2作前を作った時、突然「やっぱ売りたくねぇ~」ってヘラって2週間くらい意味もなく販売時期を伸ばした事があったけど、あれはやってる事がありえないので今後はあんな事はやらない予定です。
あの時はごめんなさい…。

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四月亭 2023/07/24 22:20

次回作についてとか

前の記事に書いた通り自分には金がない。
それにも関わらず、前作の短編は全然売れなかった。
売上よりもぱっと作る事を意識してみたとかそういうのはあったんだけど、それを加味しても売れなかった。
そして「良いゲームを作ったけど結果的に売れなかった」みたいな感じだったらまだ良かったんだけど
自分としては前作は良いゲームを作れたとすら言えなかった(好きな人がいたらごめんなさい)

それが凄いショックで
なんか改めて自分は凄いダメな人間なんじゃないかみたいな気持ちになって
半年くらいブログとかを更新する気が一切起きなかった。

だけどゲーム制作だけはずっと続けてて
そしてなんとか、それを販売出来そうな所まで漕ぎつけられた。

本来ならもっと初期の段階で「次はこんなゲーム作ろうと思ってますよ」程度の告知くらいはしとくべきだったんだろうけど
鬱だったのもあってそういうのが出来なかった。
だからせめて今「こういうゲームを作ってました」的な事を書いとこうと思う。



まず、次回作の初期案がこれ

前作の最大の反省点として
パッケージ画像をどんな風にするのかイメージが漠然とし過ぎてたせいで
ゲームが完成しても全然いいパッケージ画像が作れなかったというのがあったので
まずはキービジュアルのイメージみたいなものを最初に決めて、そこから作っていく事にした。

あと前作の二番目の反省点として
絵に時間をかけなさ過ぎたというのがあったので
絵は自分なりに改めて気合を入れて書いた。
1枚1枚自分なりに丁寧に書いて、枚数も差分もいっぱい書いて
自分は服を書くのが凄い苦手なのでエロゲを作っても基本的には全員裸にして誤魔化してたんだけど
そういうもの今回だけは下手なりに死ぬ気で頑張って書いた。
その結果できたのが↓こんな感じ

まずパッケージ絵は、youtubeのサムネとかを参考にして作った。
大きくキャラが写っててそれがなんか感情を見せていて
そこそこの文字量があってそれで基本的な事は大体全部文字で説明されていて
文字の色は赤と黄色と黒で構成されてる
みたいな感じ。

youtubeのサムネはエロ釣りとかが出来ないから赤文字バアアアンみたいなのが受けるだけで
エロゲのサムネだったら逆にもっとおしとやかで高級な感じにした方がいい説もあるが
画力がなくて綺麗な絵だけで惹き付けるみたいな事が出来ないので、それもあってせめて目は引きたくてこういう形式になってる。

そんで内容は↓こんな感じ


作ってみた後で思ったのだけれど
エロゲは性癖が普通な程売れるという傾向が(当然なのだが)あって
「戦闘で負けたら敵が孕みます!」とか言われても「????」としかならず
全然売れない可能性があると思う。

しかし、これは一応ちゃんと自分が感じるエロさみたいなものを突き詰めて作ったやつではあって
ゲーム内容とかストーリーとかもいい感じに作れたので
今はあと少しで完成しそうだから脳内補正がかかってしまってるのかもしれないが
自分が今まで作ってきた10個くらいのエロゲの中では一番良く出来てるのではないかと思う。

あと絵は今までよりもマシになったけど
なんか根本的に綺麗じゃないというか、個性がアレな感じの絵なので
時間があったらもっと普通に綺麗な感じの絵を書けるようになりたい。
ただでさえ変な性癖のゲームなのに、この絵のせいで二重にうってなっちゃうのはやっぱりどうしてもあると思う。


そんなこんなで
次回作は個人的にかなり頑張って作ったし
でも結局あんまり売れなくて、もう今までみたいに創作活動とかが出来なくなるかもしれない。
もう直ぐ体験版が公開されて、それと同時に紹介PVとかも公開されると思うので
興味を持った人がいたら買って貰えると本当にありがたいです。

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