最近流行のAIについて
AI絵乱立してますね。
FANZAは日によっては新作50作品中30作品がAIのCG集だったとか。
サークルによっては連日新作出してるとこもありましたし。
FANZAもDLsiteもAI作品に対しての対応が早かったと言われてますが、ある日を境にいきなり新規登録作品が膨大に増えたら日常業務がパンクしますから、そりゃ対応も急ぐでしょう。
(例えば新規登録作品が日々100程度だったものがいきなり1000作品とか。モザイクなどのチェックは人力でやってるので追いつかない)
ちなみに現状
DLsiteは
10月8日以降はAIのCG作品は見送り。準備が整い次第発売。
AI作品は今後容易に判別できるようにしていく。
現状では過度な規制はせず、今後の状況を見ながら検討。
とのこと。
FANZAは
【AI生成】の作品キーワードタグ付与の必須化。
使用しているAIサービス名の記載の必須化。
AI生成タグ作品の1日あたりの公開数制限。
制作補助等でAIを利用している作品については従来通り対応(「AI生成タグ」の付与も不要)
とのこと。
FANZAの「1日の公開数制限」は先に述べた日常業務のパンク防止の観点も含まれてそうですね。
「制作補助等でのAI利用は従来通り」は、例えば私が製作してるようなゲーム作品で絵の部分はAI使っても規制の対象にはならないようです。
FANZAは一歩踏み込んだ対応をしていますが、DLsiteも今後おそらく同じように追随していくんだろうなぁと。
今はまだ弱点の多いAI作品ですが(指が微妙、顔が微妙に違ってアンソロジー作品っぽいものがある、差分が作りにくい)、今後もどんどん進化していき、そういった弱点も無くなっていくんでしょうね。
凄過ぎるよ技術の進化…。
ジャンルは違いますが自分のゲーム作品に例えると、魔人都市は毎日9時間120日かけて約1000時間費やして完成させました。
これが10時間でつくれます。そこらじゅうで乱立してますって状態になったら自分の努力が馬鹿らしくなって製作活動はやめるでしょうね。
買い手の立場しか知らなかったら、安くてヌければ何でもいいよ。AIがんばれ!
って思ってたかもしれませんが、幸か不幸か作り手の立場経験中の身としては、同人活動をしている絵師さんを応援する気持ちでいっぱいです。
良くも悪くもAI凄い。
岸田総理のように今後も注視していきます。