レッツENGLISH!
最近新たな試みを始めております。
それは作品の英語化。
ほかの同人サークルさんでも言語選択をよく見かけるようになりましたし、実際ウチのような弱小サークルでも英語で感想をいただく事もあるので以前から気になってはいました。
実際英語化を進めるにあたってどんなやり方をするのか?
どの程度の作業量なのか?
どういった手順で進めるといいのか?
時間はどのくらいかかるのか?
DL数に変化はあるのか?
など気になる部分は多々あるので練習、実験をかねて変更作業してます。
DLsiteでは有料で英語(日本語1文字あたり10円)や中国語(日本語1文字あたり12円)への翻訳サービスを行っています。
また、ココナラなどでも日本語1文字あたり1~10円と色々な方が幅広い料金を提示していました。
https://www.dlsite.com/home/circle/translation
「セーブ尼さん:
これまでの情報を記録してあげましょう。」24文字
↓
「nun(save):
Let's record the information so far.」
DLsiteならこの一言で240円
ちなみに魔人都市のエロシーンの文字数えてみると(事後事前の会話含めず)4000前後。
魔人都市は36シーンえろがあるので全部やったら144万円。
ほかの文章も全て翻訳を依頼したら1000万円は軽く超えそうです。
中国語ならさらに2割り増し。
あれ?計算間違ってる?高すぎじゃない?
仕事が絶えずもらえるなら翻訳の仕事って超大金持ちになれるのでは?
と思ったのが率直な感想です。
というわけで当然自力でチャレンジ。
魔人都市のテキスト量だとえげつないので、その少し前のアクションメインでテキスト量の少ない作品(NTRくノ一あやめ)で英語化を試してみることに。
オプションで「言語」を組み込むことができましたが、当然決まりきったシステム周り(セーブ、ステータス、戦闘コマンド等)以外は自力で英語を打ち込んでいく必要があります。
ちなみに制作者の英語力はTOEIC380点程度。
中学3年で英検4級に落ちた。
高校の頃は中間、期末テストでいつも赤点ラインを上下にウロウロ。
っていう実力の持ち主です。
翻訳は当然、機械任せ。
以前チャットGPTで遊んだとき、砕けた日本語でもなかなかスマートな英訳をしてくれた覚えがあるのでそれをメインで使用することに。
グーグル先生も優秀ですが、表現がなんか固いのでサブで使います。
手順としては
①ゲームの文章をチャットGPTで英訳
②チャットGPTで①を和訳
③グーグルで①を和訳
④どちらも意味が通っていれば①の英文を採用。違っていたらゲームの日本語文章を英訳しやすいようスマートなものに修正して①から再スタート
で進めております。
多分、時々見かけるカタコトの日本語レビュー並みの文章でしょうが、アクションがメインなのできっと大丈夫なハズ。
ステータス画面のキャラクター紹介ですが、日本語の紹介文章を半分程度削りました。
基本的に日本語から英語にすると文字量が多くなり、設定された文章の枠をオーバーすることが多々発生します。
そのあたりの修正作業も地味にメンドイです。
コンパクトにまとまってニュアンスも細かい日本語ってホント優秀。
開始してまだ10数時間程度ですが、そこまでのテキスト量じゃないはずなのに予想以上に時間がかかっています。
作業が単調で飽きてきたというのと自分が英語嫌いということもあり、すんごい疲れますね。
英語だけでもヒーヒーなのに、中国語と英語をセットで出してるサークルさんは自力翻訳でも外注でも、どっちにしても凄いなーと感心してしまいます。