第4671回 MS IGLOO完走の話
MS IGLOO大満足でございました…。
はい、というわけでyoutubeのガンダムチャンネルで毎週配信されていた『機動戦士ガンダム MS IGLOO』を見終わったんですけど、最後まで悲壮感漂うシナリオで非常に良かったですね。
先に話の流れをGジェネで見てたので感覚としては”改めてそれを追う”っていう感じではありましたけど、実際の映像とゲームじゃまた全然別物なので、映像ならではのテンポとかBGM、キャラクターの表情なんかも込みでようやくこのIGLOOっていう作品をフルで楽しめたかなと思います。
Gジェネでもお気に入りのシリーズではありましたけど、やっぱりこの”外伝”らしい感じは凄く好きだなと思いましたね。他にも外伝作品はいっぱいあるんですけど、このIGLOOは特に”1年戦争と並行して起きた話”がずっと描かれるので、余計その”裏っぽさ”みたいのが見られて良いんですよね。
ちなみに劇中でもそういうのがシーンとして描かれていて、そこも個人的には好きでオススメなポイントだったりします。ソーラ・レイとかギレンの演説といった、本筋でも出てきた要素が時間軸に合わせて盛り込まれてるので、流れもわかるし「この時なのか!」っていう感じでピタッとハマる瞬間が味わえるんですよね。
まぁその辺が出てくるのは主に後半(黙示録0079の5~6話)なので、それまではマニアックな機体や癖のあるパイロットたちにテンション上がる感じにはなるんですけど、元々1話30分と見やすい構成になってるので、実際に見るとあっという間に1年戦争を駆け抜けてる気分でした。
このテンポの良さもIGLOOのいいところのひとつかなと思いますけど、ホントガンダムの良さをぎゅっと凝縮したような話が詰まってるので、ガンダムちょっとかじって他のも見てみたいなっていう人にはぜひ見てほしい作品ですね。普段あんまりこういうことは書かないですけど、割りと冗談抜きでこれを知らないままにしておくのはもったいない…と思う。