エロゲーの文案について
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?コロナ禍がもたらす被害が一刻でも早く収まることをお祈りします。
最近芥川賞の文章を読んだり、他のサークルさんのゲームを遊んだりしたいました。流石に同人サークルのゲームだと、文章をみるより本番よりになってしまい、まぁまぁ手っ取り早いおかずにはなるのですが、それはそれで作品を浪費してるような感じがします。
エロゲーの文案って、この上なくダブりやすくて笑えます。「イヤアアアア」とか「見ないでぇええええ」は、歴戦の諸君なら何度も何度もみたことあると思います。そのせいでヒロインの性格が、エロゲー主人公という、あまりにも安価な人格と被ってしまうのは、些かつまらないなと思い始めたこの頃です。
やはり、人間様に見せる作品てのは、自分の人生の一部ではないと面白みが少ないんです。より生動な表現を、短い文字の間に詰め込んでいく。密度が高いからこそ、ものがたりは味気を増す。経典が経典と呼べれるのは、それらが以前の作品の優秀な所を集め、糟粕を捨て、晴れて完璧な作品へと少しずつ姿を変え始めるのではないでしょうか。
エロゲーをただの春画と侮るなかれ。数ある良き作品は色香を使いこなしてるんでさ。人の性は、人間の永遠の課題の一つ。それを組み込んでこそ、面白い作品が生まれるのだと思います。
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