マイナー戦略……?
音声作って早一年
こんにちは、谷奥の蛙代表の奥谷ロムです。
地道に音声作品を作り始めて早くも1年が経過しました。
同人音声業界は、ずいぶんと変わってしまったように感じます。
企業が参入したり、KU100など高級バイノーラルマイクが主流になったり、それに伴って音声作品自体の値段が高騰したり。
我々も、その市場で戦うべく、KU100ではありませんが、ようやくバイノーラル作品の制作をはじめました。
が、結果として、完全に失敗となってしまいました。
敗北のバイノーラル
初のバイノーラル作品、
ダウナー妹に甘々なデバフをかけられてダメになる音声
は、まあそこそこ売れたような気がしますが、これでもノルマギリギリです。
バイノーラル作品は、通常のモノラル録音の倍以上予算がかかるのです。
次に出した、彼女の妹に迫られて~先輩のこと寝取っちゃっていいですか?~
は大ゴケ。サークルに極大赤字を作る結果になりました。
人気ジャンルでバイノーラル……売れる要素しかないと思ったのですが、だめでした。
実はもう一作、7月か8月くらいにバイノーラル作品が出るんですけど、それがサキュバスものでして。
ただ、もう不安しかないのです。
最新作、夢幻搾精~ダウナーサキュバスにさらわれて~は、過去最低売上の作品となっています。CG集よりも売れていない……。これも人気ジャンルのはずなのにどうして……。
じゃあサキュバスでバイノーラルの新作は、高確率でコケるんじゃないかと、ハラハラしています。これが売れれば、最高に嬉しいです。
台本は初の外注ですし、声優さんは人気の乙倉ゅいさん。売れない要素がないはずなんです。これでだめなら、もう、メジャージャンルは書きません。いいえ、怖くて書けないです。
今後の方針
ああ、これからどうすればいいんだと、日々悩んでおります。
筆は遅々として進まず、売上を考えるとキーを打つ指作は重くなるばかり。
現実逃避のAPEXでは、そろそろプラチナ帯(上位30%)に突入できそうな勢い。
音声で上位30%に入れればどれだけ嬉しいか……。
いえ、愚痴はさておき。
今後の方針ですが、どうやら我々谷奥の蛙の作るメジャージャンル作品は、あまり売れないようだということが分かって来ました。
その一方で「こんなマイナーなの売れるかな……」と不安だった作品が、案外売れています。
ロリメイドの足コキシリーズしかり、ふたなりシリーズしかり。
メカクレちゃんもそうですね(これはお気に入りもすごく伸びてる)。
これらを受けて「もしかして我々、マーナージャンルの方が売れるのでは? いやむしろ、それしか売れないのでは?」と考え始めた次第。
特にふたなりシリーズはよく売れています。しかも、感想をくださる方も多い印象です。
個人的にですが、書いていて一番楽しいし興奮するジャンルでもあります。
なのでしばらくは、ふたなりシリーズの展開をメインに動いていこうと考えています。
先日発売したふたカフェも、シリーズ化してほしいという変態紳士からの要望をいただきましたし。
ふたカフェシリーズを作ると同時に、他の色んなふたなりを書いていきたいです。
しかし、ふたなりばかりというわけではなく、メカクレちゃんのような、何かマイナーでありながらもノーマルな作品も作っていきたい……。
個人的に、足コキがいけたのなら脇コキとかもありなのかなぁ……なんて考えているのですが、これはあまりにもマイナーすぎる気もします。
模索していきます。