ポケバイ少女

その昔、コミックボンボンで連載されていたポケバイ漫画『おれのサーキット』
断片的にしか読んだことがなかったのですが、kindle unlimitedにあったので、全巻読んでみました。

こんなに面白かったんだ！
そして、ヒロインの雷門加奈ちゃんがこんなにも可愛かったんだ！

——というわけで、雷門加奈ちゃんです。

練習走行を終えた加奈ちゃんに、カメラを持ったオジサンが話しかけてきました。
ひとしきり加奈ちゃんのテクニックを褒めた後、オジサンは言います。

「ハングオンって難しいんだろうな……加奈ちゃん、よかったらオジサンに教えてくれないかな？」
「え〜っ、なんで私がそんなことしなきゃならないの」
「頼むよ……オジサンの甥っ子がポケバイに興味があってさ——」

オジサンは、“体の動きをよく見たいから”とかなんとか言いつつ、加奈ちゃんを言葉巧みに丸め込み、エアでハングオンの格好をさせることに成功します。

「こんな……格好だけ見たって何の参考にもならないと思うけど？」
「いやいや、これなら甥っ子にも詳しく説明できるよ」

（ひひひ……加奈ちゃん、何も知らずにロリコン男の前でおまたぱっくり広げちゃって……あぁ、たまらん……小学生のぷっくりとした割れ目が、ブルマ越しにうっすらと……汗で張り付いたシャツには、ほんのりと乳首も浮いてるし……うぅヤバイなぁ……勃起してるの加奈ちゃんにバレなきゃいいけど——）

マーチング娘（1）

市民祭で行われるパレードに参加中の小学生マーチングバンド。

画面は、休憩中の仲良し3人組——メガネのさゆりちゃん、留学生のミアちゃん、ショートカットの桃子ちゃん。

カンの良い桃子ちゃんは、遠くから望遠レンズで写真を撮られていることに気づきます。

配信少女は見てほしい　〜バランスボール《引き》〜

そのとき、カメラのフレーム外では——

配信少女は見てほしい　〜バランスボール《寄り》〜

（世界中のひとに見られちゃうかもしれないんだ……）

そんなふうに思うと、ぞくぞくが止まらないかんなちゃん。
カメラのフレームぎりぎりのところで、危ない配信をしちゃいます。

カメラ青年とモデル少女《後編》　まだ“いたずら”だった、あの頃——

写真のモデルになってくれるという紀子ちゃん。
知らない大人を怪しむ風もない。

「こっちだよ」

紀子ちゃんの手を取って、公園の隅へと誘う。
ちょっと汗ばんだ小さな手のひらが、ひんやりと冷たい。

古タイヤの遊具の前でポーズを取ってもらい、フィルム一本分ほどシャッターを切る。

パシャッ、パシャッ……という小気味よい音が、紀子ちゃんの気分を高めてゆく。
そろそろ頃合いか——

「じゃぁ、そのタイヤの上に座ってみようか」

フィルムをつめ替えながら、紀子ちゃんに指示を出した。