真面目に「処女クリア」談義
先日、プログラマーさんと真面目に
「処女クリア」について意見を交わしました。
◆「Hをしない場合」を想定して設計すべきか
リソースのあるエロゲにおいて「処女クリア」というのは、
実は厄介な問題だったりします。
ゲームとは“駆け引き”です。対価があるからこそ熱中できます。
当然、エロRPGのHシーンにおいてもそれは変わりません。
そのゆうでは“H経験値”を貯めることでレベルアップボーナスとして
ゲームを優位に進められる報酬が存在する為、
「Hをしない場合」というのはボトルネックになりかねません。
ともあれ、「処女クリア」が一つのプレイスタイルとして確立されているのは
知り得ていたことなのでゲームデザイン当初からそれは配慮する想定でいました。
◆「処女クリア」を目指した場合の難易度
ゲームは先へ進むほど難易度が上がります。
最初は10の力で10の敵と戦っていたのに、
後半になると80~120の力で100の敵と戦うことになります。
その原因はプレイアビリティを除けば
「どれだけリソースを獲得できたか」に尽きる訳です。
要するにレベル上げを充当に熟す、お金を貯めて高価な装備を買うという
ことを製作の意図通りに熟して貰えたか、ということです。
そこに来て「処女クリア」というのをどのように想定するべきかは中々の難問です。
◆プレイスタイルをどこまで配慮すべきか
ことエロRPGにおいて「1つのゲームを全てを遊び尽くす」方
というのは少数だと考えます。
大抵は「Hシーンを少し見てRPG部に熱中」する方か、
「Hシーンのみ堪能」する方に二分されるでしょう。
しかし、全てを遊び尽して貰えるように
制作することを目指さなければならないのは至極当然のことです。
そこでH経験値を獲得できるアイテムとレベルアップボーナスを
最大限活用する算段を立てました。
「H状態」が上位へ推移するほど「H経験値」の入手量は増えます。
ですが、それは“妊娠し易くなる為”であって
直接的な因果関係を設定してはいません。
ですので、「H経験値」だけを獲得し
レベルアップボーナスを得る手段を用意できます。
「Hシーンを少し見てRPG部に熱中」する方にとっては
報酬だけ獲得できるシステムがあることで、
“気付けば勝手にHになってたい”ということが起こりません。
またそれはカジノの景品として適度に入手難易度の低いものです。
また「Hシーンのみ堪能」する方にとっては、
“Hシーンばっかり見ていたら、なんだか強くなってた”という
結果を齎します。これによってRPG部分にも興味を
持って貰えたら…という狙い叶えることができます。
文字ばかりになってしまいましたが、
時間と体力の許す限り、エロRPGの一段階上の世界を
皆さんに見せるべく完成まで奮闘する構えです。頑張ります。
ちなみに、そのゆうのHシーンは複雑怪奇です。
髪型、コス、安全日、危険日、外出し交渉(成功、失敗、大失敗)、
H状態(4段階)、妊娠判定、イベントの段階発展、連動イベント…etc、
兎に角もう状況分岐が複雑です。
なんでここまでやってしまったんだろうと、ちょっと後悔しています。