小悪魔メイドに弱味を握られて scene4
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イナ 2021/08/16 08:55
魔の森――。
希少薬草の生息地であり、魔物の巣窟でもあるこの森は普通の冒険者が向かっては誰も帰ってこない恐るべき魔窟であり、多くの冒険者が帰らずの森となっていた。
そんな森の奥では毎日の様に狂った背徳行為が行われていた。
蔦が血管の様に広がる薄暗らい森の中で、一人の男性が土下座していた。
生きてはいるがまるで脱け殻の様な死んだ魚の目をしたアシュレイは身じろぎもせずにただ這いつくばっていた。
そんなアシュレイへペタペタと足音を鳴らして無警戒に近づく少女がいた。
「『便器』餌の時間よ」
息でも吐くように、挨拶でもするように流れるように告げられた言葉とともに、一人の少女が尻を突きだして笑った。
「………………!」
途端に、死んだ魚の目をしたアシュレイの目に光が点ると、は当たり前のように跪きその少女の尻へと顔を押し付ける。
まるで薬物でも吸うかのように尻の谷間に顔を埋め、自分の顔が歪むのも構わずに尻の穴に口をつけていた。
「ほら、こぼすんじゃないわよ!」
「………………」
なにが?
などと思う者はいない。
アシュレイにとって、主から与えられる恵み。
ご馳走。
御褒美。
なので、アシュレイはむしろ口を大きく開き、それを受け入れようとしていた。
「くく、何が出てくるのかわかってるのにそんながっついて惨めな男ね。そんな欲しいならお前の舌で穴をほぐしてみたら? いつもより多く出るかもよ?」
「!」
主の言葉にアシュレイは天啓でも得たかのような表情で舌を出した。
ヌチャリ。
粘土のような粘りと泥のようなヌメリが舌先から伝わり、アシュレイは甘美な感覚にブルリ、と身体を震わせた。
すでに鼻先にはおぞましい臭気が漂い、何が起きるかは誰の目にも明らかだ。
常人なら嘔吐する感触も臭いも体内から作り替えられているアシュレイには最高の香りと舌触りでしかない。
クチュ、クチヤ、ヌチュ、ヌル。
湿っぽい音とともにアルラウネは愛しげにお腹をさすり、下腹部に力をいれた。
かき回され、解されたせいか堰を切ったように便意が高まってしまったのだ。
「あ、あ、あ、いいわよ。フフ、そんながっついちゃって……ほら、食べなさい」
感じてしまったアルラウネは切なそうな吐息を漏らし、一気にそれを捻りだした。
ブリュ! ブボッ! ブゥゥゥゥ!
美少女の容姿からは想像できない下品な音とともにアシュレイの口に大量のウ●チが捩じ込まれた。
「うごぉもぐぅんご!」
一瞬でも飲み込むのを躊躇えば、鼻から噴き出さんばかりの勢いのそれを啜るように飲み込むアシュレイ。
毎日の調教により、詰まることなくアシュレイはアルラウネのウ●チを食べることが、いや、飲み込むことができるようになっていた。
そこに人間としての尊厳など欠片もなく、ただただ道具として存在するものに成り下がっていたのだった。
◆
「クスクス、お前を奴○にしてずいぶん経つけどまともな御褒美をあげていなかったわね」
朝の日課を終えたアルラウネはいつもの様にアシュレイの後頭部を踏みつけながら呟いた。
いついかなる時でもアシュレイが自分の立場を忘れないように扱うアルラウネの慈悲だった。
後頭部にのしかかる感触を楽しみながら、アシュレイは喜びに震えた。
こうして毎日踏みつけていただき、餌まで与えられているだけで幸せなのに御褒美まで下さるなんて!!
その言葉にすでに下半身のぺ●スからは我慢汁が溢れて、そそり立ってしまう。
「………………」
だが、それを口にしようにも言葉がでない。
「あぁ、そう言えばもうお前って話す知能もないのよね? 確か、前は私にこうしてほしかったのよね?」
ぱちん、とアルラウネが指を鳴らすと、左右の壁から蛇のように蔦が伸び、アシュレイの手足に絡み付けると大の字にして宙吊りにし、顔まで覆ってしまった。
「フフフ、いただきま~す🖤」
視界を奪われ鋭敏になった耳にアルラウネの悪戯っぽい声が響き、同時にぺ●スを生暖かいものに包まれてしまった。
ンチュ。
キスのような音とぺ●スを包む感触はまさか――。
ジュポ、ジュル、ヌチュ。
ぺ●スの回りを蠢く生暖かく柔らかいそれは舌だ。
時折漏れる吐息と執拗にぺ●スを責める感覚にアシュレイは涙を流していた。
(あああああああ! アルラウネ様がフェラをして下さっているぅ!!)
神にも等しい主からの御褒美にアシュレイは文字通り天にも昇りそうになってしまっていた。
が――。
(クスクス……まさか私がフェラしてくれてると思ってるのね。なんておめでたいのかしら? 前にも騙されたのに脳みそも虫けら並みに小さいのかしらね?)
ビクンビクンと身体を震わせるアシュレイを眺めながら、アルラウネは呆れていた。
アシュレイのぺ●スを咥えているのは勿論、アルラウネではない。
天井から伸びた毒々しい濃緑の蔦の先端ががアシュレイの股間に食らいついていたのだ。
人間の口そっくりのそれをアシュレイはアルラウネの口と誤解していたのだった。
「フフ、もういきそうなのね。じゃ、とどめ……さしてあげる🖤」
アルラウネの言葉にアシュレイは身体を震わせていた。
待ち望んだ瞬間。
この溜まった熱と快感を炸裂させれる瞬間。
アシュレイはアルラウネからのとどめを待っていたが――。
びりぃぃ!
「!?」
待っていたのは全身を刺すような痛みだった。
何事なのか混乱するアシュレイの耳に悪魔の言葉が囁かれる。
「クスクス……。そんな簡単いかすと思ったの? お前には大事な仕事を与えてあげるわ。それが終わったら、本当の御褒美をあげる🖤」
限界までじらされたアシュレイはピクピクとぺ●スを震わせ、絶望の言葉に項垂れた。
「フフ、お前の大事なお仕事はね………………」
アルラウネからの命令にアシュレイは顔を青くするのだった。
◆
魔の森から少し離れた村。
牧歌的と言うか特に大きな変化もない村。
毎日日の出に起き、日暮とともに眠る平民たち。
だが、最近は少し不穏な空気もあった。
「よいしょっ!」
いつもの様にミリーは大きな壺をもって、水を汲みに来ていた。
薄暗い森を抜けるといつもの小川だ。
腰には自衛用に鉈をはいている。
「魔物は……いないわね」
途中で角ウサギを見かけたが、あれは獲物として私でも倒せるので問題ない。
「みんなどこいったのかしら」
ミリーは不安げに森を歩いていたのだ……。
そう。
最近村の女性が減っていた。
買い出しに町へ行った少女。
ミリーの様に水汲みに来た少女。
畑に出かけた少女。
はじめは一人のだったから、警戒して何人かで行動していたのに、それも無駄だった。
だから、村長も大人たちも諦めたのか、今は退屈な村から都会にでも行ってしまったのだろう、なんて話をしていた。
まぁ、行方不明で事件に巻き込まれた、って言うよりは平和だけど。
「でも……信じれないわ」
水汲みだって正直行きたくなかった。
でも、これをする人はいないから仕方がない。
まだ小さい妹のネムには重労働だし、父には畑仕事もある。
「よいしょ……と」
坪に水を汲みきったミリーは戻ろうと立ち上がろうとし――。
ふわっ。
「?」
漂うのは甘ったるい香り。
花の蜜を凝縮した濃密な香りを嗅いだミリーは急な頭痛を感じた。
瞬間。
視界が揺れ、
ガラン。
壺が転がり、水が溢れる。
草むらに糸が切れたようにミリーは倒れた。
ざっざっざ。
茂みを掻き分けて姿を見せるのは一人の男。
浮浪者の様な薄汚れた男性――アシュレイ。
そのまま意識を失ったミリーを抱き抱えると魔の森の方角へと歩いていくのだった。